こんにちは。
今回は、長い流木を絶妙なバランスで立てたい「流木スタンドライト」 をDIYで制作しましたのでご紹介します。
久しぶりのDIYのご紹介となりますが、たまたま立ち寄ったイケアで購入した電球が確認不足から明るさが足りず使用用途に困っていたのですが、アウトレット品で半額近い安価だったということもあり、なんとか使えないかと考え、いい感じの長めの流木があったので、その流木を使ってスタンドライトを製作してみました。
しかしその流木は長さが結構あるので真っすぐ立てるにはそれ相応の土台となる流木が必要なので、何本かの流木を使って絶妙なバランスで立てることにしました。
また転倒しないように安全性の確保も必要で、だからといって流木ををあまりにも多用し過ぎてもイマイチだと思い、なるべく少なく、そして安全性も確保して、それなりに個性的なスタンドライトを制作しましたので、そのスタンドライトをご紹介します。
※スタンドライトとご紹介していますが、フロアライトやフロアスタンドライト、そしてスタンドランプなど様々な呼び方があり、正確な名称がわかりませんのでスタンドライトとしてご紹介させていただきます。
今回の目次
- 流木スタンドライトを製作すに準備したモノ
- 流木スタンドライトの製作開始
- 完成した流木スタンドライト
流木スタンドライトを製作すに準備したモノ
まずこちらがIKEAのアウトレットで購入した電球です。
※動作確認のため開封しています。
この電球はアウトレット品だったのでとても安価で購入することができました。
しかしこの電球はもうお気づきかもしれませんが、20lm(1.8W)と結構暗めで、ペンダントライト的に使いたかったのですが明るさが足りません。
確認不足でしたが、安価で返品も不可ということもあり、どうせなら活用するため何か作ろうと思いついたのが高さのあるスタンドライトです。
そこでさらに用意したモノがこちらです。
まずこちらの黒の1.8mのコード付きソケットです。
そして次に、こちらが土台として使う流木です。
この3本を組み合わせて、一番長い流木を立てたいと考えています。
その一番長い流木ですが、1.67m程あります。
さすがにこれを立てるとなると土台となるものにはそれ相応の重さや大きさが必要になりますが、そんな流木はなかなか手に入りません。
そしてこれは遊び心なので基本的には必要ありませんが、amazon echoなどで使えるスマートプラグも用意しました。
ペンダントライトやフロアライトなどの点灯、消灯の操作にはとても便利なアイテムで、外出先などから遠隔操作ができるので工夫次第で防犯にも役立てることができます。
この他にも底部に張るクッション材(フェルト)なども使いました。
それでは早速流木スタンドライトを制作します。
流木スタンドライトの製作開始
まず立てる流木ですが、先端がこのように曲がっています。
この部分に電球(コード付きソケット)を吊り下げるようにしたいと考えています。
先に電球とソケットをパッケージから出して準備します。
因みにこのソケットはソケット部に回すタイプのスイッチが付いています。
そしてこのようにソケットに電球をねじ込み準備しました。
そして本題の流木をどのように立てるかですが、色々角度を調節しながら、この写真の感じで立てることにしました。
このように立てるにはちょうど互いに支えあえる絶妙なバランスになる位置を探す必要があり、2本の流木を立てて互いに支えあいつつ、下の曲がった短い流木がさらに互いを手前に倒れないよう固定する効果を持たせ、床への接地面積をより多くなるような立て方をようやく見つけ、ロープで固定しました。
ただこれではやはりまだグラグラして、安全とはいえません。
そこでなるべくなら天然のままの姿にしたかったのですが、安全性はおろそかにできませんので、最も重量が集中する1番長い底部分の接地面積を広げることにしました。
このように10cm程カットして下をなるべく平らにして接地面積を広げました。
そして状態確認のため、先ほど準備した電球を吊り下げてみました。
まだロープで固定しているだけですが、これでも十分支えることができました。
またこの時点で重量配分を見てみると、立てている流木の短い方への比重は少なく、どちらかというとバランスを整えているだけのような感じでしたのでこの自然の姿のままにします。
そしてロープを外してはビスを打ち込み、よりしっかりと流木を固定しました。
これでしっかりと直立しました。
グラグラ感もほぼありません。
そしてまた電球を吊り下げました。
問題なさげです。
しかし電球を吊り下げていますので、揺らすとややグラつきがあるのが気になります。
ペットが居るわけではありませんが、自宅にいない場合の万が一のことも考え、より安全性を確保したいと思いますが今の見た目(シンプルさ)はなるべく失いたくありません。
そこでどうするか悩みましたが、やはり一番負担がかかる部分の補強をしたいと思います。
色合いが変わってしまいますが、以前エアープランツを接着剤で固定して販売されていたこの流木があることに気が付きました。
少し美観が損なわれてしまいますが、このように取り付けるとより前後左右の揺れにも対処できると思いますので、なるべく目立たないよう補強の意味も込めて取り付けました。
これで震度3程度には耐えられる(たぶん)までの安全性に向上したのではないかと思います。
それでは完成した流木スタンドライトをご紹介します。
完成した流木スタンドライト
こちらが完成した流木スタンドライトで接地面積を広げるためにカットしましたが、最終的な高さは約1.57mを確保できました。
配線をどう流木に巻き付け、どの程度の垂れ下げる長さにするか難しいですが、それなりにいい感じに仕上がりました。
そしてこちらが安全性を向上させるために足元に足した流木の様子です。
これは思いのほか安定性が向上し、その分安全性も随分と向上したといえそうです。
また接地面の各所にクッション材(フェルト)を貼り付け、フローリングに傷が付かないようにしました。
まだはみ出ている部分があるので、この辺りはカットしてなるべく目立たないようにしたいと思います。
ただ想定の甘さがまたもあります。
それは配線の長さです。
当然といえば当然ですが、1.8mでは1.57mに電球を垂らすように吊り下げると、全くといっていいほど長さが足りませんでした。
そこで急遽今朝延長コードを買いに行き、白しかなかったので色の統一感がありませんが、撮影のため長さを伸ばしました。
また本来はコンセントの根元部に使うものだと思いますが、写真で表現するため、あえてここでスマートプラグを中間に挟みました。
あとは、アレクサに「スタンドライトを点けて」と言えば、スタンドライトが点灯します。
※(スマートプラグのペアリングや名前の設定が必要です)
そしてこちらが電球を点灯させた流木スタンドライトです。
なかなか電球の光色がいい感じで、雰囲気があります。
ただコードが白なのが残念ですが、これはいづれ黒に交換するつもりです。
MAZDAのスポーツカーのような計算された前後重量配分とまではできませんでしたが、まずまずな配分で倒れるようなことはなく、なかなか絶妙なバランスで流木を立て、流木スタンドライトをこのように完成することができました。
なんとなくキリンのように見えなくもないですが、なかなかの高さが確保できたので迫力があります。
けれども高さ(大きさ)があるがゆえに新たな問題に直面しています。
それはどこに置くかという問題で、それは個人的な問題なのでそのうち解決したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。