セメントと流木で作る流木スタンド (前編)

こんにちは。

今回は、セメントと流木で「流木スタンド」を制作した様子をご紹介します。

エアプランツなどの撮影用に使おうと考えていたものの使わずに眠っている流木が一本あり、ウスネオイデスを枯らしてしまったことからおそらく今後も使い道がなさそうなので処分しようかと考えていたところ、たまたま以前オリジナルの鉢の別素材のものとしてセメント鉢を作ろうかと考え購入していたインスタントセメントを使わずにしまっていたことを思い出しました。

また偶然いい感じの木製コースターが手元にあり、そこで思いつきですが、思いついたらやらずにいれませんので、セメントと流木、そしてその木製コースターを使って、流木スタンドを作ってみようと思いますので、その作業の様子など前編と後編の2部構成でご紹介したいと思います。

今回の目次

  • 流木スタンドを作るのに使う材料
  • 流木スタンドの制作
  • 木製コースターとセメントの土台

 

流木スタンドを作るのに使う材料

まずこちらがウスネオイデスなどのご紹介に使おうととっていた流木です。

 

 

次にこちらが手元にあった木製コースターで、たまにYoutubeで使っていたものですが、色合いがそこそこ似ているので閃いてしまいました。

 

 

そして次にこちらが以前オリジナルの鉢のプラスチックとは別シリーズとしてセメント鉢の試作を作ろと思い購入していた、インスタントセメントの日曜セメントです。

 

 

 

 

メイン材料はこちらの3点ですが、もう少し材料が必要です。

 

 

そのひとつがこのようなクリアファイルで、これも使い古しです。

またセロテープやビス、割り箸や紙やすり(サンドペーパー)、そして必要がないかもしれませんが、シリコンスプレーも使いました。

 

それではどのような使い方かはその時々でご紹介しますので、早速、流木スタンドの制作の作業に取り掛かりたいと思います。

 

 

流木スタンドの制作

まず下準備で先ほどのクリアファイルをこのように2分割にします。

これは土台を作るために必要となります。

 

 

ではどのように使うのかというと、このように先ほどの木製コースターに巻き付けセロテープで固定します。

 

 

イメージとしてはこのように中心部辺りに流木を立たせ、木製コースター、そしてセメントとなるようにと考えています。

何故木製コースターが必要かというと、セメントだと置き場所の設置面に傷が付いてしまうことと、土台部分を流木と同じ木製素材でツートンにしたかったからです。

 

 

そして次にシリコンスプレーを使うのですが、これは木製コースターに巻き付けたクリアファイルの内側に塗りたいからで、それはセメントを流し込んだクリアファイルにセメントがついて取れなくなるのを防ぐためで、ティッシュペーパーに吹き付け、巻き付けたクリアファイルの内側をふくように塗り付けました。

 

 

次に流木にビスを打ち込みます。

これはセメントだけでは流木を立たせることは難しいと思います。

 

 

そこでこのように流木の左右にビスを打ち込み、セメントと並行になるように一工夫加えました。

わかりにくいと思いますので、次の写真を見ていただければイメージがつかめると思います。

 

 

ここで割り箸を使いたかったのですが、これだけのために新品の割り箸はどうかと思いましたので、たまたま使い古しで捨てる予定の子供用の箸があったのでそれを利用しました。

そしてこちらが流木を立てるイメージで、このクリアファイルの円柱にインスタントセメントを流し込みます。

すると予定では木製コースターの上にセメントとなり、いい感じになるのではないかと考えました。

 

そして早速セメントを流し込む準備をしたのですが、初めてセメントと水を混ぜたので分量がわからず、水をどぼっと入れ過ぎたためシャバシャバで半分程この用途では使えなくなってしまいました。

ちゃんとパッケージに分量が書いてあるので確認すべきでした。

 

ただ半分は残していたので、何回にも分け水を足して適度な割合にし、流し込むことに成功しました。

 

ただ流し込むことには成功しましたが、せっかちな事から新たな問題が生まれました。

 

 

木製コースターとセメントの土台

こちらがセメントを流し込んで一日置いた、木製コースターとセメントの土台の部分です。

想像以上にクリアファイルにくっつかずに取り外しができ、きれいな丸型にできたのですが、上部はボロボロで、ヒビも入っています。

これはセメントが少し足りなかったので、上部に先に作った水分がかなり多めのセメントを足したことと、固まり具合を確かめる為、流木を上下左右にゆらしてしまったことが原因だと思います。

 

 

また反対側はよりひどく、ヒビが入っていた部分を取り除いたりするとビスが見えるまでボロボロとセメントが取れてしまいました。

 

 

そして想定外なこともあり、それはこのように木製のコースターにもセメントが吸着しておらず取れてしまうことです。

 

 

流木はセメントに一応ギリギリのところでついて立っていますが、このままでは見た目も機能もグダグダで、完成とはいえません。

しかしそこはDIYですので、ここからさらに手を施してクオリティーを高め、完成を目指したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

後編

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