歯止めが効かなかったアスパラガス・ナナス(ナヌス)

こんにちは。

今回は、葉の色合いが悪くなり、即座に置き場所を変える対応をしたのですが、状態の悪化に歯止めが効かなかったアスパラガス属の観葉植物「アスパラガス・ナナス」の様子をご紹介します。

アスパラガス・ナナスは春にUCHIへ迎え1年目になりますが、これまで全く状態を悪くしたことがなく、非常に丈夫な観葉植物としてUCHIではご紹介をしていました。

しかし2月の下旬頃から葉の色合いが悪くなり、置き場所を変えるなどの対応では、アスパラガス・ナナスの悪化する状況に歯止めが効きませんでした。

ただ、その悪化しだした頃に気づいた、小さかったわき芽が今は大きく生長しているので、枯れた葉をカットして取り除き、以前のような姿に戻すため、生育環境を整えたいと思います。

今回の目次

  • UCHIのアスパラガス・ナナス
  • 状態が悪くなり始めた頃のアスパラガス・ナナス
  • アスパラガス・ナナスの枯れた葉や茎を取り除く
  • 枯れた葉や茎を取り除いたアスパラガス・ナナス

 

UCHIのアスパラガス・ナナス

UCHIのアスパラガス・ナナスは2019年12月2日に、水を与える以外の手間が全くかかっていないのにも関わらず、元気な状態をご紹介しました。

 

このご紹介以降も青々とした葉の状態を保ち、このまま無難に冬越しできると考えていたのですが、そう甘くはありませんでした。

葉の色や茎の色が悪化していることに気が付き、すぐにこれまで置いていた窓際から、より内側へ置き場所を変える対応はしましたが、それ以外のことはできず、悪化する状態に歯止めが効きませんでした。

 

それではまず、前回のご紹介から3ヶ月以上経過した、現在のアスパラガス・ナナスの様子をご紹介します。

 

 

こちらが、悪化する状況に歯止めが効かなかった、UCHIのアスパラガス・ナナスの様子です。

以前の青々とした姿の面影はありません。

 

 

葉が完全に枯れて、茶色く変色してしまいました。

 

 

わずかに緑系の色合いをした葉もありますが、これは時間の問題でこの後完全に枯れてしまいます。

 

 

しかし枯れた茎に混じり、この状況でも以前とほとんど色合いの変わらない茎があります。

 

 

そしてこの写真のように、新しい茎が伸びて、今は葉は開いていませんが、きれいな葉がついている様子がうかがえます。

 

この様子からお分かりいただけると思いますが、アスパラガス・ナナスは完全に枯れていません。

そこで一旦寂し気な姿になると思いますが、枯れた葉はカットして取り除き、この新芽のため生育環境を整えたいと思います。

 

その前に、状態が悪くなり始めた2月下旬(2月21日)にその様子をご紹介しようかと、撮影していますので、その時の様子をご紹介します。

 

 

状態が悪くなり始めた頃のアスパラガス・ナナス

こちらが状態が悪くなり始めた2月下旬(2月21日)のアスパラガス・ナナスの様子です。

この時点で、まだ若干緑色系の色をしていますが、葉の色合いが悪くなっていることがお分かりいただけると思います。

 

 

茎が上から中央付近まで変色しています。

このような状態へ悪化し始めていることに、もう少し前に気が付いていましたが、どうすることもできませんので、寒さを凌ぐため窓際からより内側へ置き場所を変え、このまま様子を見ることにしていました。

 

 

この後どうなるかわかりませんでしたが、諦めずに落ち着いてアスパラガス・ナナスの様子を見守ることができたのは、ピンクの円で囲ったわき芽の存在があったからです。

 

このわき芽がグングンと伸び、先ほどご紹介した大きさにまで生長しましたので、このわき芽の今後の生長の為に枯れた葉や茎を取り除きたいと思います。

 

 

アスパラガス・ナナスの枯れた葉や茎を取り除く

まず確認のため一応枯れた茎を一本だけカットしてみました。

葉はパラパラと散り、間違いなく枯れていますので、枯れた茎や葉を遠慮なくカットして取り除きます。

 

 

残す意味もありませんので、すべてカットして取り除きました。

 

 

また今後わき芽が出てくる可能性もあるので、今はわき芽がなくても色合いのよい茎は残します。

 

それでは寂しい姿になりましたが、枯れた葉や茎を取り除いたアスパラガス・ナナスをご紹介します。

 

 

枯れた葉や茎を取り除いたアスパラガス・ナナス

とても寂しい姿になってしまいましたが、この新しく伸びてきた茎が元気に生長するには仕方がないと、今は割り切ります。

 

 

多少なりと作業前よりは生育環境は整ったと思いますので、この淡い色合いの初々しい茎が、また以前のようにたくさんの葉を付けてくれると期待しています。

 

 

何故アスパラガス・ナナスは、このような状態になったのか原因がわかりません。

水を与え過ぎたといったことはなく、完全に土が乾いてから時折水を与えるようにしていました。

 

またアスパラガス・ナナスは比較的寒さにも強いので、確実なことはいえませんが、やはり原因は水の与え方ではないかと考えています。

しかし断定はできませんので、またより詳しい情報を得ることができましたら、ご紹介したいと思います。

 

原因を掴めていないので、今後も不安は残りますが、とにかくこの茎や茎に付いている葉を枯らさないよう、水の与え方をより慎重にして管理したいと思います。

またアスパラガス・ナナスに変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

91日後の様子をご紹介します。