ベンジャミンの子株を親株のような三つ編みへと仕込むための準備

こんにちは。

今回は、フィカス属の観葉植物「ベンジャミン」の子株をを親株のような三つ編みへと仕込むために準備した様子をご紹介します。

ベンジャミンは室内で環境(日当たりと空調設備など)が整っていれば生育期だけでなく冬でもゆっくりと生長してくれますが、そうなるとやはり見た目が崩れるので剪定などして整えたりしますが、その際カットした茎などは時季によっては水挿しで簡単に発根させることができます。

しかし発根まではともかくとしてそれから土へ植え替え根付いて生長してくれるかというとなかなかうまくいかないこともあり、UCHIでも2度目の挑戦として水挿しで発根させ、そして土に植え替えた子株をカットしてから1年以上育てることができましたので、次の挑戦としてかなりの長期戦になる可能性がありますが、その子株を小型でも園芸店などやUCHIのベンジャミンのように幹をねじったような三つ編みに仕立てていきたいと思います。

そこで今すぐにそういった仕込みはできませんが、まずはその準備として今より大きな鉢へ植え替えようと思いますので、植え替え前の子株などの様子やその作業の様子をご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのベンジャミンの子株
  • ベンジャミンの子株のを三つ編みへ仕込むための準備
  • 三つ編みへ仕込むために準備したベンジャミンの子株

 

UCHIのベンジャミンの子株

UCHIのベンジャミンは2021年11月25日に、1年間ほぼ剪定しないで育てたその時の様子と併せ、2度目の挑戦も始めていることをご紹介しました。

 

剪定については何度のご紹介しているのでともかくとして、2度目の挑戦とは冒頭でお伝えしているカットした茎を水挿しで発根させそして土に植え替え育てるといったことで、以前も同じ作業をしていますがうまく根付かなかったのか枯らしてしまい、その経験などを活かして新たに剪定した茎を水挿しで発根させ、土と鉢の大きさを変えて2株で再挑戦していました。

 

すると今回はしっかりと根付いている様子ながらもひと株を夏に枯らしてしまいましたが、もうひと株は葉も増え今も元気に過ごしていて、これなら次の段階へ移れるのではないかといった様子へ生長しています。

そこで今季を逃すとまた来年となってしまいますので、その子株を次は小型ながらも親株のような幹をねじったような三つ編みへ仕込みたいと思いますので、今後そういった作業ができるような鉢へ植え替えたいと思います。

 

それではまずはその植え替え前の前回のご紹介から10ヶ月が経った頃の、ベンジャミンの子株の様子をご紹介します。

 

 

こちらが2021年7月6日にカットして水挿しにし、そして前回土へ植え替え、それから10ヶ月が経った、UCHIのベンジャミンの子株の様子です。

ちょっとホコリが気になりますが、土へ植え替えた前回の時よりも葉が増え元気に生長していることがお分かりいただけると思います。

 

 

葉は日が当たる向きへ向いていて、またそういった様子から茎がこのように伸びて木質化し始めているような色合いへ変化していることが見て取れやすくなっています。

 

ただ先ほどからお伝えしているねじったような三つ編みへ仕込むためには株数が足りません。

 

 

そこで今年もちょっとだけUCHIのベンジャミンを選定し、そのカットした茎を何本か水挿しにしています。

 

 

そしてその水挿しのピンクの円で囲っている部分をみていただけると発根していますので、このような発根している茎を2本一緒に土へ植えて三つ編みへ仕込む準備をしていきたいと思います。

 

 

ベンジャミンの子株を三つ編みへ仕込むための準備

ベンジャミンの子株を植え替える鉢は、今回もロゴ入りのオリジナルのプラスチックの鉢を使いたいと思います。

因みにこの鉢はパキラに使っている鉢と同じ形状とサイズのものです。

 

 

それではこちらの鉢へ土へ植え替え過ごしている子株と発根して間もない子株(茎)を植え替えたいと思います。

ただ何故一旦先の子株のように発根して間もない子株(茎)を小さなビニールポッドへ植えて育てないのかと思われた方もおられるかもしれませんが、これは自分なりの考えで正確(適切)でない可能性がありますが、すでに土へ植え替えている株はそれなりに根が生長していると思うのでその分水をしっかりと吸ってくれると思います。

そうすると発根したばかりの子株(茎)を一緒に植えたとしても、水の与え過ぎなどによる根腐れなどは回避できるのではないかと考え、一旦小さなビニールポッドなどに植えるのではなく、このように一緒にこちらの鉢へ植えても無事に根付かせることができるのではないかと考え、今の段階からでも一緒にこちらの鉢へ植え替えることにしました。

 

それでは本当にそういったことが期待できる程度に根も生長しているのか、今植えているビニールポッドから抜き出して根の様子を見てみたいと思います。

 

 

小さなビニールポッドからベンジャミンの子株を抜き出しました。

赤玉土だけだったのでボロボロと崩れましたが、抜き出してみるとこのように結構根に土が絡みついている様子だったので期待できそうです。

 

 

そして揺さぶるように土を振るい落しました。

すると以前UCHIのベンジャミン(親株)の方の植え替えをしていますが、その時の根の様子までとはもちろんいえませんが、ほぼ期待通りに根が生長してくれていました。

 

 

そして次に水挿しでそれなりに発根している子株(茎)を選んで一緒に植えることにしました。

下の子株は根が見て取れにくい様子ですが、これは撮影時のミスでピンクの円で囲ったあたりにしっかりと発根しているのですが、根が上か下向きになってしまっていてこの写真からはその様子が見てわかりにくくなってしまいましたが、きちんと発根しています。

 

あとは底石を入れた鉢に赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1のブレンドの土で植え、水が鉢からあふれ出るまでタップリと与えました。

 

それではこの計画がうまくいっているのか、この作業から2週間が経った今朝の植え替え三つ編みへ仕込むために準備したベンジャミンの子株の様子をご紹介したいと思います。

 

 

三つ編みへ仕込むために準備したベンジャミンの子株

こちらが三つ編みへ仕込むための準備した、UCHIのベンジャミンの子株の様子です。

今のところ鉢のデザインとの組み合わせがどうだとかといった見た目や雰囲気といったものは感じにくいですが、今後下葉が落ちたりして茎が見えてくると鉢のカタチも活きてくるのではないかと思います。

 

 

そして土へ植え替え育てていた子株はもちろん水挿しの子株も一緒に植え替えてから2週間が経っていますが、しっかりと根付いているとわ言い難いのですが、一応枯れてはいないので今のところはうまくいっている感じです。

 

しかし気がかりもあり、それぞれの茎の間隔が開きすぎているような気もしなくありませんが、しっかりと根付いて、太くなったりと生長の様子次第で対処していきたいと思います。

 

 

一応これで無事に根付いてくれれば、計画している親株のような三つ編みへと仕込み始められるとは思いますが、それにはもうしばらく時間が必要で当分はこのまま育てようと思います。

そしてしっかりと根付いていることが確認できれば、茎が木質化する前にねじったような三つ編みへ仕込み始めたいと考えていますので、そういった作業をする際は撮影して記録を残しつつ、ある程度の段階でまたその時の様子をご紹介していこうと思います。

 

 

そして最後となりましたが、こちらが現在のUCHIのベンジャミンの様子です。

今年もほとんど剪定せずに育てたので、茎が伸び、葉も増えたのですが、9月辺りから落葉が目立つようになり、もしかすると増えた葉をあまり維持できていない気がします。

また内側へ葉を増やしたいといった思いがありましたがそれは難しく解決できなさそうな様子でもありますが、UCHIのベンジャミンは元気なことは間違いないので、今はこのまま育てていこうと思います。

 

そして先にお伝えしているように子株も次の段階へと移るにはしばらく時間がかかると思いますが、またそういったことで今とは違う様子をご紹介できる時が来ましたら、それぞれのベンジャミンのその時の様子をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したベンジャミンの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のベンジャミンの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。