こんにちは。
今回は、積み重なったような姿へ生長したエアプランツ「チランジア・ハリシー」の様子をご紹介します。
育て方にもよると思いますがエアプランツは生長がゆっくりとしているので変化が感じにくいと思いますが、ようやくUCHIのチランジア・ハリシーは積み重なったようなこれまでとは少し違う姿へ生長をしてくれました。
しかしエアプランツも紅葉し多くの品種で花を咲かせてくれますが、チランジア・ハリシーは確実な生長はしているものの、その生長の中で紅葉や花を咲かせるといったことはありません。
もちろんこれも育て方が影響していて、これまで散々枯らしてしまっていたのでそのことに比重を置きすぎているのかもしれません。
そこでそういった紅葉や花を咲かせたといった様子と併せご紹介したかったのですが、なかなかそういった様子が見れないので、そろそろ思考を切り替え次の段階に入りたいと思いますので、積み重なったような姿へ生長をしたチランジア・ハリシーの現在の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのチランジア・ハリシー
- チランジア・ハリシーのソーキング
- ソーキングしたチランジア・ハリシー
UCHIのチランジア・ハリシー
UCHIのチランジア・ハリシーは2021年1月14日に、明々白々な生長している様子をご紹介しました。
このご紹介後も同じ場所で枯れることなく日に当たり過ごしていますが、新たな変化の様子として紅葉などはすることがなかったのでご紹介できずにいました。
しかし少し前にご紹介したチランジア・カプトメドゥーサエと同様に、前回のご紹介から1年半以上(約1年7ヶ月)も経っていますので、枯らしていないということはそれなりには変化があることは大体ご想像がつくと思いますが、チランジア・ハリシーもようやくこれまでとは少し違う積み重なったような姿へ生長してくれました。
ただ冒頭でもお伝えしているように、紅葉した様子や花を咲かせたといった様子と併せ、このような生長した姿をお伝えしたかったのですが、なかなかそういった様子が見れそうにありません。
そこでもう少し工夫が必要な気がするのですが、ひとまずは前回のご紹介から約1年7ヶ月が経った今、チランジア・ハリシーはどういった姿をしているのか現在の様子をご紹介したいと思います。
こちらがこれまでとは少し違う積み重なったような姿へ生長した、UCHIのチランジア・ハリシーの様子です。
もちろんこの株は以前からご紹介している株で、ピンクの円で囲ったトリコームがはげた部分のカタチを見比べていただくとお分かりいただけると思います。
またチランジア・ハリシーもチランジア・カプトメドゥーサエ同様に根を伸ばしているのですが、着生させなかったのでこのように枯れていますが取り除いてはいません。
因みにこのようにエアプランツの伸びた根はどうしているかを読者の皆様にアンケートさせていただいていますので、ご興味のある方は下記のチランジア・カプトメドゥーサエの記事をご覧ください。
そしてまたチランジア・カプトメドゥーサエの時のようにやや葉が垂れ下がるような向きをしていて、これは水を与えればまた違った姿(葉が上向きやピンと広がる)ような見た目に変化するのではないのかとも思われるかもしれませんので、しばらくソーキングしていませんので久しぶりにソーキングしたいと思います。
チランジア・ハリシーのソーキング
まずこちらがソーキング前のチランジア・ハリシーの様子です。
葉が下向きに垂れ下がるといったほどではありませんが、ピンッと上向きになったり広がったりはしておらず、どちらかというとゆるやかな放物線を描くようにしてやや下向きといったような見た目をしています。
そこでこのような姿で適切に水を管理できているのかも含め、久しぶりにチランジア・ハリシーをソーキングしたいと思います。
UCHIではこのようなプラスチックの容器を使ってソーキングしています。
このようにたっぷりと水を入れチランジア・ハリシーをソーキングとしては許容時間最大の約6時間ソーキングしました。
しっかりと水分を吸収できたと思いますので、あとは約12時間(夜間)乾かせた今朝のソーキングしたチランジア・ハリシーをご紹介します。
ソーキングしたチランジア・ハリシー
こちらが前日にソーキングした、UCHIのチランジア・ハリシーの様子です。
ほぼ見た目に変化がないといえそうです。
葉の様子もほぼ同じ感じなので、水の管理はしっかりとできているといえそうです。
チランジア・ハリシーは銀葉種で、その中でも葉だけでなくほぼ株全体がトリコームで覆われていることもあり、より空気中の水分を吸収できるので比較的に水やりの回数は少なめでもチランジア・カプトメドゥーサエのような水が不足して葉が内側へ巻くような丸みを帯びた見た目になる感じになりにくいと思います。
しかしだからといって水が不要というわけでないので、やや控えめに与えるようにするのがチランジア・ハリシーを枯らさず育てるひとつのポイントのような感覚を受けています。
そしてそういった水の与え方で育てた結果、約1年7ヶ月という長い時間をかけ、ゆっくりとこのような積み重なったような姿へ生長を遂げました。
しかしこの株は3年半以上育てていますが、この間に花を咲かせることはもちろん、紅葉すらしたことがありません。
枯らさないような水の与え方のコツは掴めているかもしれませんが、より良い生長といったことに着眼すると水の与え方や日当たり、そして栄養などへのさらなる工夫が必要なように思います。
ただUCHIではこれ以上日当たりを改善(確保)するのは植物育成用LEDライトなどを使わない限り難しいので、枯らさないといったことは重要ですが、そろそろ思考を切り替え次の段階に向け今できることとして着生や水の与え方や、またその際に栄養を補うといったことに考慮が必要でないかと思います。
そう考えると先ほどソーキングの様子をご紹介しましたが、この春から秋まではソーキングを月に一回ぐらい行い、ソーキング時に液体肥料などを用いるといった方法がありますので積極的にこういった方法を取り入れてみようかと考えています。
そこで読者の皆様にエアプランツのソーキング時に液体肥料などを使って栄養を与えているのかおうかがいしたいと思います。
※紅葉や花が咲かないのは株の大きさや状態といったことと、何より日当たりが大きく影響していると思われ、またソーキング時に液体肥料を使ったからといって必ずしもより良い結果につながるかはわかりませんが、アンケート結果なども今後エアプランツを育てる参考にさせていただきたいと思ます。
ゆっくりと時間をかけ、積み重ねたような姿へ生長をしたUCHIのチランジア・ハリシーはとりあえずはここまでは順調に過ごしてくれていると思いますので、そのことには満足しています。
しかし先にお伝えしている花を咲かせるといったことはもちろん紅葉すら経験がありませんので、より良く育てることができているとはいえそうにありません。
そこでどれかひとつといったわけではありませんが日当たりの改善は難しいのでまずは栄養面に着眼し、またそういったことでソーキングについて読者の皆様にアンケートさせていただきましたので、その結果などを参考にさせていただき、枯らさないことはもちろん、これからより良い生長にも意識を向け、チランジア・ハリシーのこれまでとはまた違った新たな変化の様子をご紹介できればと考えています。
今回ご紹介したチランジア・ハリシーの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のチランジア・ハリシーの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。