こんにちは。
今回は、チャメドレア属の観葉植物「テーブルヤシ」の葉先が枯れて見栄えが悪くなった葉のお手入れをした様子をご紹介します。
テーブルヤシは様々な原因から葉先だけが枯れたりすることはよくあることです。
葉先だけならそのままにしておいても大きな問題はないと思いますが、インテリアグリーンとしてはやはり見栄えが悪くなることがあり、清涼感が失われます。
そこでその枯れた葉先の根本的な改善はできませんが、その枯れた葉先に対処して、なるべく青々とした姿へと見た目を整えたいと思いますので、その作業などの様子をご紹介し、またその対処した葉先の1週間後の様子もご紹介します。
今回の目次
- UCHIのテーブルヤシ
- テーブルヤシの枯れた葉先のお手入れ
- 枯れた葉先に対処したテーブルヤシ
UCHIのテーブルヤシ
UCHIのテーブルヤシは2020年8月29日に、時間をかけてやっと大きな新葉が開いた様子をご紹介しました。
この新葉はやや徒長気味で、葉と葉の間隔が他の葉よりも広く、また茎も長めな様子ですが、今でも葉先まできれいな状態を維持できています。
こういった葉先まできれいな状態を維持できればテーブルヤシの魅力を存分に楽しむことができるのですが、しかし以前のご紹介の中でもお伝えしているように、UCHIのテーブルヤシには葉先が枯れた葉も多くあり、インテリアグリーンとしては見栄えも悪く、やや清涼感に欠けてしまっている様子もあります。
そこでその葉先が枯れた葉に対して簡単なお手入れをして、なるべく青々とした姿へと見た目を整えてみたいと思います。
それではその作業をする前に、まずは前回のご紹介から約3ヶ月半が経ったテーブルヤシの現在の様子をご紹介します。
こちらがUCHIのテーブルヤシの様子です。
葉が増えたので前回のご紹介時よりややボリューム感が出ていることがお分かりいただけると思います。
こちらが前回のご紹介で開いた様子をご紹介した葉で、やや徒長気味ですが葉先まできれいな状態で維持できています。
そしてその手前にはこれから開こうかといった新葉もあります。
またその下の方には最近開いたばかりの葉があり、こちらは前回、まだ葉と茎が束なった様子をご紹介していたものです。
こういった様子からUCHIのテーブルヤシは今も元気に生長を続けてるようです。
しかしこのような元気な様子のテーブルヤシの問題は、こちらの葉先が枯れてしまった葉が結構あることで、このままではテーブルヤシ本来の清涼感が失われ、インテリアグリーンとしては見栄えが良いとはいえません。
このように葉先だけが枯れてしまうのには様々な原因が考えられ、その中でも代表的なことは水の管理や日当たり具合、そして湿度や気温、または根詰まりなどの影響から葉先が枯れてしまうようです。
またこの他にもテーブルヤシは壁などに先端が触れたままだと、その触れている部分が枯れてしまうような印象もあります。
そこでこういった先端が枯れた葉にお手入れをして、なるべく青々としたテーブルヤシへと見た目を整えたいと思います。
テーブルヤシの枯れた葉先のお手入れ
テーブルヤシの先端などが枯れた葉へのお手入れとしては、このようにハサミで枯れた部分をカットして見た目を整えたいと思います。
実際作業してみると、結構枯れた部分が多く、ラフにカットしました。
これは後程見た目を整えたいと思います。
そしてこちらが枯れた部分をカットした残骸です。
これだけの量をカットしました。
そしてこの機会に、土の表面にやや白カビのようなものが発生してしまっているので、表面の土だけ取り換えることにしました。
こういった作業は以前ご紹介していて、その時のようなひどい状態にならないように先手を打ちたいと思います。
またこういったことも葉先が枯れてしまう原因にもなっている可能性もありそうな気もします。
そして葉にはホコリが付いていたので、カットしてしばらく置いてから葉水でホコリも洗い流しました。
このようにカットして葉先の枯れた部分を取り除きましたが、このカットしたことで、より葉が枯れてしまわないか気になると思います。
そこでこの作業をした1週間後の今朝のテーブルヤシの様子をご紹介し、また葉に問題がなければラフにカットしているので、見た目を整えたいと思います。
枯れた葉先に対処したテーブルヤシ
こちらが枯れた葉先をカットして1週間が経った、UCHIのテーブルヤシの様子です。
この距離からの様子では、なるべく青々とした姿へといった目的を果たせたかというと、やや微妙な印象があります。
しかしカットした葉の様子を見てみると、カットした少し断面は茶系になっている気もしますが、それ以上に枯れ始めているような様子はないように思えます。
またこういった様子からさらに手を加えてよりテーブルヤシらしい葉へと見た目を整えたいと思います。
その作業は簡単で、カットした反対側を同じようにカットして、先が尖った三角形のようなカタチに調節しました。
カタチをどうするかはお好みで調節すれば問題なく、一応1週間ではカットした断面から枯れてしまうようなことはありませんでした。
しかし今後また変色して枯れてしまうことも考えられますので、こういった作業方法は一例として参考にしていただき、また作業するかは自己責任でお願いします。
※もしカットしてみようと思われた場合は、必ず清潔なハサミで作業することをオススメします。
そしてこちらは先ほどご紹介したこれから開こうかといった新葉の1週間後の様子で、1週間前よりは開らいてきてはいるものの、やはり前回のご紹介からもわかるように、完全に開くにはまだまだ時間がかかりそうです。
UCHIのテーブルヤシは、葉先が枯れた葉に対処してなるべく青々とした姿へといった目的を果たせたかというと、結果的にはほんの僅かだけ青々とした姿へ近づいたといった成果しか出せませんでした。
また別のところに変色し始めた葉もあり、なかなか状態の良いまま保つのが難しいと感じていますが、テーブルヤシにはそれ以上の魅力を感じています。
その魅力を引き出すにはやはりテーブルヤシの葉先が変色してしまわないように、より本来の生育環境(高温多湿)をなるべく再現するように努力して、根詰まりやカビなどにも注意して育てたいと思います。
またこれからはテーブルヤシが苦手な寒い日が続きますので、室温を高く維持するのは難しい時間帯もあるので、なるべく乾かし気味に管理して、葉水で水分を補いながら冬越しをしたいと考えています。
そしてまた今後テーブルヤシに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したテーブルヤシの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のテーブルヤシの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。