マドカズラの性質を活かしたこれまでとは真逆の飾り方

こんにちは。

今回は、モンステラ属の観葉植物「マドカズラ」の性質を活かして、子株を親株とは真逆の飾り方ができるよう仕込んだ様子をご紹介します。

UCHIのマドカズラは一時はタワーを目指そうかといった意気込んでいた時もありましたが、それ以降ずっと株でいうと下降トレンドを辿っていました。

しかし前回ようやく長い下降トレンドから底を打ったかのように上昇トレンドになる兆しが表れ、今では以前のように大型ではないものの、小型でもそれなりのやや迫力(存在感)のある姿へ生長を遂げました。

そんな中まだ水挿しにしたままの株もありますので、そこでその株を、つる性(半つる性)の性質を活かしてこれまでのマドカズラとは違った飾り方にするための準備をしましたので、その様子と併せ、現在のUCHIのマドカズラの様子をご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのマドカズラ
  • マドカズラの性質を活かて子株を親株とは真逆の飾り方へ
  • 鉢上げした子株とそれなりに存在感のある姿へと改善したマドカズラ

 

UCHIのマドカズラ

UCHIのマドカズラは2023年5月7日に、鉢に合ったバランスで自立させたいと竹串を使って調節したりした様子をご紹介しました。

 

その後はとても順調に過ごしていて、今ではその竹串を必要としない丈夫な上向きで自立するつる(茎)へと生長しました。

そこでそれがどういった様子かご紹介したいと思いますが、その前に、前回のご紹介の中で伸びたつるをカットして水挿しにしたままの株があり、当然ながら時季が良かったこともあり、すぐに発根し、いつ鉢上げしても良い状態の子株をずっと手付かずのままにしています。

 

今年は10月以降も暑い日が続くようですが、さすがにあまり悠長にしていて気が付けば一気に寒くなることも考えられ、結果的に鉢上げの作業ができなくなるといけませんので、まずはその水挿しにしている株の様子からご紹介し、その株を冒頭でお伝えしたように、これまでとは違った飾り方ができるようにしたいと思います。

 

 

こちらが前回(約5ヵ月前に)カットして水挿しにしたつるの様子です。

つる(茎)の本数が増えていないかと思われたかもしれませんが、親株は順調に生長していることもあり、さらに2本ほどカットして一緒に水挿しにしています。

 

 

そしてこちらがその水挿しにしているつるの根の様子です。

かなり立派な太い根が印象てきですが、細い白い根もかなりの量があり、鉢上げして無事に根付かせることができる可能性は高いと思います。

 

しかし元々水挿しは1本だけで、2本足したとしても3本となりますが、それよか多い気がしている方はとても観察力があると思います。

そのことはこの後ご説明しますが、この水挿しは本来、親株の空いているスペースに植えてボリュームアップを図る予定でしたが、今の親株には必要がない(やめた方がいい)といえる様子ですので、そこで子株をマドカズラの性質を活かして親株とは真逆の飾り方ができるよう準備したいと思います。

 

 

マドカズラの性質を活かて子株を親株とは真逆の飾り方へ

では親株とは真逆の飾り方とは、それはマドカズラをハンギングする(吊るして飾る)ことです。

これはマドカズラの性質のつる性(半つる性)といった性質を活かした飾り方で、そう思うようになったのはこの伸びたつるを見たことがきっかけです。

 

ただこのようにマドカズラはやはりつる性でも(地を這うように伸びる)というより、ある程度の長さ(重さ)になるまでこのように上へと伸びる半つる性といった性質が強いです。

また親株はどちらかというとそちらの上へ育てる育て方で、折れ曲がろうとするようでしたら竹串で上へと強制していたぐらいです。

 

こういったことからこの子株はすぐには難かしい気がしますが、生長とともに長さや重さから自然につるが垂れ下がることを目的として育ててみたいと思います。

 

 

そして水挿ししたつるの本数ですが、当初1本を水挿しにしていましたが、試したいことがあり、発根した1本のつるをさらにカットして3本にしてみました。

 

すると結果的にカットして発根していないつるからも発根し、時季が良かったこともあり驚異的なマドカズラの生命力を実感することができました。

※どうでもいいことですが、右の2本はカットしたもので間違いないのですが、もう一本が一番左のものかその右側のものかわからなくなってしまいました。

 

 

こういった生命力のおかげで状態の悪かったUCHIのマドカズラは現在の様子にまで改善したのだと思います。

 

 

次にハンギングできるようにするために、こちらの自作初期の頃の、ようやくブログ名(ブランド名)を入れることができたオリジナルのプラスチックの鉢を使いたいと思います。

なぜこの鉢にしたかというと、余っていたことと軽量だということ、またハンギングロープは麻紐などで自作し、仕上がりをソコトラナムのようにしたいと思ったからです。

 

あとは底石を入れ、土はハンギング向きの軽量なものがおススメですが、いつも通りの赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1のブレンドの土を使いました。

 

それではいずれはハンギングできることを目指して鉢上げした子株と、ようやくそれなりに存在感のある姿へと改善したUCHIのマドカズラの現在の様子をご紹介します。

 

 

鉢上げした子株とそれなりに存在感のある姿へと改善したマドカズラ

まずこちらがようやくそれなりに存在感のある姿へと改善した、UCHIのマドカズラの様子です。

このように竹串を使わずとも自立できるようになりました。

 

 

葉もこのように増え、ようやくそれなりに存在感のある姿へ改善できたことはとてもうれしく満足感があります。

 

たた下の方に葉がないこともあり、先の水挿しをこの部分を覆うように使うことも検討しましたが、おそらく一度すべての株を土から抜き出すことになりかねないこともあり、あの水挿しをこの部分に使うことをやめました。

 

 

そしてこちらが水挿しからハンギングを目指して鉢上げした子株の様子です。

しばらくつるが下向きに垂れ下がるような様子になることはありませんが、今後生長することや置き方(ハンギングすること)で垂れ下がるのか、または親株のように上向きのままなのかは、またその時々の様子でご紹介したいと思います。

 

 

長い時間をかけてようやくこの鉢で、このようなそれなりに存在感のある健全なマドカズラらしい様子をご紹介することができました。

 

しかし以前もこのような良い状態から下降トレンドにしてしまった(弱らせてしまったのは)冬だったと思いますので、次は長い冬とならないように気を付け管理したいと思います。

 

そしてまた子株も思い浮かべている親株とは真逆の飾り方で理想としている姿へと仕上げられるかわかりませんが、また機会を見てそれぞれのマドカズラの様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。