変化が乏しいペペロミア・アングラータ

こんにちは。

今回は、変化が乏しいペペロミア属の観葉植物「ペペロミア・アングラータ」の様子をご紹介します。

ペペロミア・アングラータは去年の春に植え替え、その後の期待していた生育期、そしてさらに1年が経った今年の春から秋の間でもほとんど生長での変化が感じられずにいます。

変化がないということは当初の思い通りのまま、その置き場所でインテリアグリーンとして楽しめるとは思いますが、このまま変化が乏しいままだと心寂しいので、時季的にこれからどうにかできることではありませんが、現在のペペロミア・アングラータの様子をご紹介し、次の生育期により良い変化を得るために育て方を見直したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのペペロミア・アングラータ
  • ペペロミア・アングラータの育て方の見直し

 

UCHIのペペロミア・アングラータ

UCHIのペペロミア・アングラータは2022年4月17日に、新芽があちらこちらに伸び始めた様子と併せ、植え替えをした様子をご紹介しました。

 

そしてその新芽と植え替えたことから、そのつるが生長して伸びて、四方八方へ広がり、翌年にはつるが垂れ下がるような姿が想像がつくようなボリューム感へ生長すると期待していましたが、そういった様子が微塵も感じ取れないといっていいほど、ほとんど変化がなかったこともありご紹介できずにいました。

ただ状態が悪いわけでもなかったので、育て方や置き場所などに特に変化を加えることはなく、今年の生育期こそと、より高い頻度で液体肥料を与え、期待をもって育てていました。

 

そして気が付けばもう今年も晩秋となり、今後はもうあまり変化が期待できない時季となってしまいましたので、今、UCHIのペペロミア・アングラータはどういった様子なのか、前回のご紹介から1年半が経った現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのペペロミア・アングラータの様子です。

 

 

去年あちらこちらにピョンピョンと伸び始めた新芽の中にはこのように生長したものもあり、またその近くでは新たな新芽が伸び始めている様子もあります。

 

 

このように垂れ下がるまでに伸びたつる(茎)も健在で、新たに上向きからこれから下向きになりつつあるつるもあり、個々の様子にスポットを当ててよく観察すると、きちんと生長している様子はうかがえます。

 

 

しかしそのことを踏まえ、改めて全体的な様子を見ると、なんとなく見覚えがあるというか、去年植え替えた春の時の様子とさほど変わった様子が感じられず、新芽が伸び始めていたこと、新しい土を使って植え替えたこと、そして経過した歳月を考慮すると明らかにボリューム感も含め、変化が乏しいと言わざるを得ないと思います。

 

ただこのことを忘れてはいけないのですが、ペペロミア・アングラータは生長が遅いということで、これは結構周知されていて、実際の経験からも間違いない事実だといえそうです。

 

そうなると枯らしたわけでなく、また株に異変があるわけではないので、これはこれで納得せざる得ないのかもしれませんが、どこか心寂しいものもあり、どうしても経過した歳月から生長が遅いというより遅すぎるので何か育て方に問題があるように思えます。

 

そこで見直せる部分は見直してより良い生長へ意識を向け、またその為にも読者の皆様のご意見もいただき、より良いペペロミア・アングラータをご紹介するために今後の対処というか育て方を見直したいと思います。

 

 

ペペロミア・アングラータの育て方の見直し

まず今置いている場所なのですが、リビングの東側(正確にはやや南向きの南東)の窓際の棚で、その窓からはレースカーテン越しに日が比較的長い時間当たります。

ただ以前より葉に入る縦縞の様子が薄れている気もしなくないので、ペペロミア・アングラータは強い日差しが当たる場所にはあまり向かないのですが、この様子からもう少し(時季によっては窓越しにレースカーテンなしで)日に当てても良いのかとも思ったりもしています。

 

次に水の与え方ですが、土の状態としてはこの写真のようなやや湿った状態を心掛けています。

ただ現実は結構カラカラに土が乾いてしまうこともあり、だからといって葉が枯れることも少ないので、基本的には水切れにも強いのであまり水の管理にシビアになる必要はないように思えますので水の与え方は変更する必要はないように思えます。

 

次に土と栄養ですが、土は赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1のブレンドのものを使っていて、肥料は液体肥料を月1回か2回程度与えています。

土に関しては問題があるかどうかわかりませんが、肥料を速効性のある液体肥料からゆっくり生長するペペロミア・アングラータの性質に合わせて、ゆっくりと効果を発揮してくれる緩効性肥料に変更してみるのも一つの手段で、生育期に効果が発揮されるよう計画的に春前辺りから与える方がいいのかとも考えています。

 

そして湿度ですが、これはほぼ工夫をしておらず、他の観葉植物なども特に対策せず枯れたりすることもないのでこれはこのままで良いのではと考えています。

 

こういったことから自分なりのより良い生長を目指すために、日当たりを夏は遮光したままで、春と秋は窓越しに直接当て、肥料は春前から緩効性肥料を与えるといった育て方にする方がいいのかと思いました。

 

しかしこれはあくまで自分なりの見解です。

 

そこで散々自分なりの見解を述べてしまいましたが、やはり植物を育てることはどれかひとつだけ対処すればいいものではありませんが、もし読者の皆様が、今の変化が乏しい原因へ対処するためにどれかひとつ選ぶとすると、どのことに比重を置きますか。

 

ペペロミア・アングラータの変化が乏しい原因への対処として

投票結果

 

 

最後にこれはUCHIの問題かもしれませんが、ほこりの付着が多いので、気が付いたらこのように洗い流すようにキッチンで葉水をしてホコリを取り除くようにしています。

 

うまく育てられているとはいえないかもしれませんが、枯らすことなく状態を維持できているので、とにかく焦らずまずは冬越しをして、次の春から読者の皆様のご意見も参考にして育て、より良い変化を目指して育てたいと思います。

そしてもし次の生育期などにそういった変化の様子があれば、その時のペペロミア・アングラータの様子をご紹介します。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。