こんにちは。
今回は、余っていた塗料を使って「古びた椅子をリメイク」したDIYの様子をご紹介します。
UCHIでは植物の日当たりをより高い位置にするため、使っていない椅子を使ってより高い位置で当たるような工夫をしているのですが、そういった使い方をしていると、水を与えたりすることによって水が底から出ていたり、日当たりの関係からその椅子は通常より傷みが激しく、そのことによってかなり古びた様子になった椅子があります。
またその高さを調節していた植物もそれなりに大きくなり、屋外に置いたり置き場所を変更したことによって、その椅子は役割を終えたことにより処分しようかと検討していました。
しかし木材も大切な資源で、たまたまある事情から、専用でないものの塗料が余っていて、思い切って久しぶりにDIYでその椅子をリメイクすることにしましたので、その古びた椅子のリメイクの様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- 古びた椅子
- 古びた椅子の分解と塗装
- リメイクした古びた椅子
古びた椅子
こちらがその処分しようか迷った古びた椅子です。
植物を置いて高さをかせぐのに使っていました。
使う場所にもよりますが、ピンクの円のような塗装のハゲぐらいであれば妥協してもいいかもしれません。
しかしこの天板はその妥協の範囲を超えてひどい具合に塗装(ニス)が剥げてダメージがひどい様子がお分かりいただけると思います。
そこでここへ置いていた植物を別の場所に移動させたこともあり、使う予定がないので処分しようかと思いましたが、やはり大切な資源ですのでリサイクルショップに引き取ってもらうのも一つの手段かもしれませんが、先日自動車を壁に擦ってしまい、それを補修した際に使った塗料が余っていることに気が付きました。
それがこちらで、プラサフは下地のさらに下(ベース)となる塗料で、色を付ける目的とは少し違うものですが、一応色は白なので白く塗装はできます。
擦ってしまった場所に下地としてちょっと使っただけでほぼ新品状態で残っていて今後使い道がないので、自動車用の塗料ですがこれを使って白く塗装し、またその上からクリアを吹くことで多少ごまかしが効くのでないかと思うのでクリアで仕上げればいいのではないかと考えました。
ではどのようなデザインにするのかというと、かなりラフな仕上がりですがその完成イメージをPhotoshopで作ってみました。
まずこちらがよく販売されている白と木目を生かしたデザインで、本来はこのようなイメージにしたいのですが、今回一番塗装したいのが天板なのでこのデザインに仕上げることはできません。
①
そこでその真逆の天板だけ塗装したイメージがこちらの①です。
どうでしょうか、これはこれで問題ないと思いますが、個人的にはイマイチな感じの印象を受けました。
②
そこで背もたれ部分も塗装してみてはと、イメージしたのがこちらの②です。
どうでしょうか??
③
次に背もたれの一部を塗装したイメージがこちらの③です。
④
また別パターンの④のイメージも作ってみました。
どのように仕上げるか悩むところです。
そこでもし読者のみなさまがDIYするとするなら、上記の①から④の、どのデザインにしますか。
ぜひ結果を見ずに楽しみにして考えていただければと思います。
それでは早速作業を始めたいと思います。
古びた椅子の分解と塗装
塗料の他に用意したものが、こちらの古びたプラスドライバーと六角レンチで、これは分解のために使います。
それでは塗装するため分解を始めたいと思います。
まず天板はこの裏のネジで固定されていますのでプラスドライバーで外すことができます。
簡単に外すことができました。
次に背もたれ部分ですが、まだどうするかわかりませんが、塗装するなら一緒にした方がいいので、ピンクの円のボルトを外すだけで簡単に外せますが、ここではプラスドライバーでなく六角レンチが必要となります。
このようにボルトを取り外すことで簡単に背もたれも外すことができました。
あとは塗料で塗装するだけですが、③か④のデザインにする場合はマスキングが必要で、そのマスキングの仕上がりで、塗装の仕上がりが左右しますので、マスキングは慎重におこなう必要があります。
それではどのデザインを採用し、どういった仕上がりになったのか、リメイクを終えた古びた椅子をご紹介します。
リメイクした古びた椅子
まずこちらが天板で、本来は塗装するための目的で使う用途でないプラサフで思いのほかいい感じの白に仕上がりました。
ただクリアを急いだため、液だれしてしまいました。
そして背もたれですが、このように塗装しました。
一見まずまずのように見えますが問題があります。
それはピンクの円で囲った部分の仕上がりがかなり甘めとなってしまったことです。
これは先にお伝えしたマスキングの仕上げが甘かったからです。
そしてもっというなら上部はさらに甘めで、ちょっと適当にマスキングしてしまったことを後悔しています。
ただこういった部分は後程アクリル塗料などで塗れば一応補修できますが、やや色合いが変わる可能性があるので、やはりマスキングをしっかりすることをオススメします。
しかしそうはいってもDIYなので、大雑把でも楽しければいいかで進めてもいいと思います。
そして背もたれを組み立ててみるとまぁそれなりなので、再塗装はやめておきます。
次に椅子の天板を取りつけました。
それではもうどのデザインにしたか検討がつくと思いますが、それではリメイクした古びた椅子がどのような出来栄えなのかご紹介したいと思います。
こちらがリメイクした古びた椅子です。
なんとなくそれなりの雰囲気に仕上がったかなと思います。
色々細部を見ると荒めな仕上がりとなってしまいましたが、それはそれで販売目的でないDIYといった感じで、モノを捨てずに楽しめたので納得しています。
一応リビングなどの来客がある場所などではさすがにどうかと思うので、久しぶりのDIYでそれなりにできたこともあり、人の出入りがない場所(部屋)やまた植物を置くのに使うかで今後も使っていこうかと思います。
※今回は塗料を手持ちの余っていたものを使いましたが、やはりこのようにDIYする場合は専用(木材なら木材用)の塗料を使うことをオススメします。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。