こんにちは。
今回は、高さを取り戻したハオルシア属の多肉植物「十二の爪」の様子をご紹介します。
十二の爪は一時、根腐れなどで期危機的状況といえる状態まで株が小さくなり、時間はかかりましたがようやく前回それなりの雰囲気が出てくるまでに育てることができました。
それから気が付けば来月で2年という時間が経った今、ついにその危機的状況となる前の、初めてご紹介した時と同じか、むしろそれをも超える高さを取り戻すまでに生長を遂げました。
ただ高くなるということはもしかするとといった疑念が湧くのですが、これから春を迎えればより生長は加速すると思いますので、その前に現在の高さを取り戻した十二の爪の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIの十二の爪
- 高さを取り戻した十二の爪
UCHIの十二の爪
UCHIの十二の爪は2021年4月3日に、やっとそれなりの雰囲気が出てきたと感じられたその時の様子をご紹介しました。
その後の春の結果で夏前辺りに変化の様子をご紹介するつもりでしたが、思いのほか変化が乏しかったこともあり、その時からずっとご紹介するタイミングを逃していました。
しかし気が付けばあれから来月で2年という時間が経っているので前回ご紹介したアルテシーマほどではありませんが、明らかに背が高くなったといえます。
その高さは冒頭でお伝えしているように、十二の爪を初めてご紹介した時と同じか、それをも超える高さで、ついに以前のような高さも取り戻したといえます。
それでは今、どのような姿に生長したのか、前回のご紹介からちょうど700日が経った、今朝の十二の爪の様子をご紹介します。
こちらが、UCHIの十二の爪の様子です。
前回のご紹介時と明らかに見た目が違い、高さがあることがお分かりいただけると思います。
もちろんそれは時間の経過からは当然のことで、前回は株元辺りにだけ葉が重なり合う感じで十二の爪らしい雰囲気が出てきた様子でしたが、今では高さがある分、株元だけでなくこのように伸びた中間辺りにも葉が重なり合う様子が見てとれます。
ただ、順調に生長して状態がいい感じの十二の巻であれば根元付近にわき芽が出てくるといった経験は何度もありますが、十二の爪は現在のところそういった様子はありません。
またこの株も初めてご紹介した時はわき芽が出ていたこともあり、そういったことを考えると少し気になります。
しかしそのことを除けば十二の爪は健全で、ピンクの円で囲った部分を見ていただけるとお分かりいただけると思うのですが、今でも新葉が出てきているので株の状態は悪くないと思います。
このように冬の間もゆっくりと生長している十二の爪なら生育期の春と秋にこれまでより、より活発に生長することが考えられるので、今後どこまで高くなるのか気になります。
そこでそれを数値で知るために、現在の高さを図ってみました。
すると土の表面から一番高い場所の葉の先端で約8.8cmありました。
ただこのような生長を遂げるとある疑念が湧いてきます。
それはもしかするとこの株は十二の爪でなく十二の塔という品種ではないかということです。
しかしこれは以前もお伝えしているように、調べてみても十二の爪と十二の塔の違いがはっきりとわかるような情報がないように思えます。
もし生長した現在の様子からお分かりになる場合はご連絡いただければ幸いですが、なかなか連絡などはしにくいと思います。
そこで多数決などで品種を特定するものではありませんが、現在の様子からどちらだと思うか読者のみなさまにおうかがいしたいと思います。
それでは最後に改めて高さを取り戻した十二の爪をご紹介したいと思います。
高さを取り戻した十二の爪
タワーのように葉が積み重なるような見た目で上へと伸びて、今では高さ8.8cmとなりました。
UCHIの十二の爪は時間はかかりましたが初めてご紹介した時と同じか、それをも超えるまで、高さを取り戻すことができました。
ただ日の当たり過ぎによる葉焼けを考慮して、置き場所は屋外の軒下の棚の2段目奥で、日当たりは半日陰と理想的ではありますが棚の上の他の多肉植物などによって日がかなり遮られるので、とても寂光となることからやや葉が徒長気味でないかと思います。
こういった部分は徐々に改善したいと思いますが、春の生育期でまた先ほどご紹介した葉が生長することによってより高くなると思います。
また気になるわき芽も出てくるのかといったことも併せて、6月下旬から7月上旬までに十二の爪はどういった変化があったのかお伝えしたいと思います。
今回ご紹介した十二の爪の基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去の十二の爪の様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。