こんにちは。
今回は、剪定せずにひと夏を屋外で過ごしたフィカス属の観葉植物「ガジュマル」の様子をご紹介します。
UCHIのガジュマルはこれまで剪定を繰り返しながら見た目を整え、屋外の直射日光下で育てていましたが、前回、読者の皆様にアンケートさせていただいたその結果から、今夏は剪定せずに育てることにしていました。
そこで剪定せず育てたガジュマルは、今どういった様子へと生長しているのか現在の様子などをご紹介し、この機会に簡単なお手入れもしたいと思いますが、これまでとは違った変化もありますので、そういった様子も併せてご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのガジュマル
- ガジュマルのお手入れ
- お手入れをしたガジュマル
UCHIのガジュマル
UCHIのガジュマルは2021年6月19日に、生育盛んな状況下に迫る新たな黒い刺客が現れた様子などをご紹介しました。
その黒い刺客とは害虫(おそらくマメクロアブラムシ)で、即座に対処したのでその後この害虫に悩まされることはなく、その後の夏を順調に過ごしてくれました。
そして冒頭でもお伝えしているように、UCHIのガジュマルはこれまで剪定を繰り返しながら見た目を整え、屋外の直射日光下で育てていましたが、前回のご紹介で見た目をどうするかといったことを読者の皆様にアンケートさせていただき、早々とその結果に大差が見え始めましたので、今夏は剪定をせず直射日光下で育てることにしていました。
それではどういった生長を遂げたのか、前回のご紹介から約2ヶ月半が経ったガジュマルの現在の様子をご紹介したいと思いますが、これまでとは違った変化もありますので、その様子も併せてご紹介します。
こちらが今夏は剪定はせず直射日光下で育てた、UCHIのガジュマルの様子です。
随分と葉が増え、上へと伸びたことがお分かりいただけると思います。
黒い刺客こと害虫(マメクロアブラムシ)の被害に遭うことなく、次々と葉は増え、その葉は濃いめの緑色をしていて、状態も良いのかピンと上向きなのも印象てきです。
そしてこちらがこれまでとは違ったガジュマルの変化の様子です。
このように気根(根)が至る所から伸びてくるといったこれまでとは違った変化がありました。
そして反対側ではより至る所から気根が伸びていて、その伸びた気根によってはやや太く生長しているような気根すらあります。
こういった生長は順調な生長として受け止めてよいのかわからないのですが、このように気根が生長して太くなり、立派な幹(正式には根)のようになるのだとガジュマルのことを改めて実感しました。
またUCHIのガジュマルはとても力強い様子もあり、今植えている鉢の様子ですが、一見なんら変わりない様子に思えるかもしれませんが、実は90度回転させるとその力強さをお分かりいただけると思います。
こちらが90度回転させた鉢の様子で、先の鉢の写真と比べて、鉢がほっそりとしていることがお分かりいただけるのではないかと思います。
(※スマホでご覧いただいているとわかりにくいと思いますので、その場合はピンチアウトしてください)
先の写真で表現すると、鉢の中が大きく左右へ膨らみ、割れるのではないかといった感触にまでパンパンに膨らみました。
そして先のほっそりした鉢の写真にも写っていましたが、鉢のそこからも気根に負けないような根が飛び出してきました。
このように今夏はかなり活発な生長を遂げているUCHIのガジュマルですが、置き場所の関係から、どうしても多くの読者の皆様のご意見とは違った作業が必要になってしまいました。
そういったことも踏まえ、かなり活発な生長を遂げたガジュマルのお手入れをしたいと思います。
ガジュマルのお手入れ
置き場所を別の場所へ移そうか悩みましたが、なんせUCHIのベランダがかなり狭く、日当たりの加減などからなかなか別の場所というわけにいかず、どうしても伸びた部分がベランダだけに私生活のあるものに干渉してしまうことが気になっていました。
またガジュマルの見た目については読者の皆様にご意見を聞かせていただき、その結果が下記のものとなりました。
UCHIのガジュマルの見た目について
- このまま育てた様子が見てみたい (13 票)
- どちらか判断はできないが、今後も屋外で過ごすガジュマルの様子が楽しみ (5 票)
- やっぱり円型に剪定したほうがいい (4 票)
- その他 (0 票)
このように合計22票もご回答いただき、その結果からこのまま剪定せず育てた様子が見てみたいといったご回答を最も多く頂いたのですが、本当に不本意ではありますが、ピンクの線辺りでカット(剪定)して長さを整えたいと思います。
こちらが剪定せずにひと夏を屋外で過ごしたUCHIのガジュマルの全体的な様子です。
読者の皆様のおかげでこのようなガジュマルの姿を見ることができました。
ご協力ありがとうございました。
これ以上作業を引っ張っても仕方がないので、サクッと剪定作業をしました。
このように水を入れたガラス瓶に水挿しにしましたが、9月に差し掛かると剪定するのも適期とはいえず、水挿しから育てるのは難しいようですが、こういった機会なのでどうなるのか一度試してみたいと思います。
また葉焼けなのか害虫の被害なのかわかりませんが、このような傷んだ葉や、黄色く変色した葉もこの機会の取り除きました。
そして多肉植物で使っていた土を干して再利用しようと準備していた土(赤玉土と日向土を混ぜたもの)がありますので、伸びた気根の先などが少し埋まるように、ちょっとだけ土も足しました。
そして剪定後の様子をご紹介した後は、このようにまだもう少しの間はそれなりに生長を続けると思いますので、10月半ば辺りに取り除く予定ですが、このように追肥して引き続き屋外で育てたいと思います。
それでは少しだけ剪定して長さ(高さ)を整えた、お手入れをしたガジュマルの様子をご紹介したいと思います。
お手入れをしたガジュマル
こちらが少しだけ剪定して長さ(高さ)を整えた、UCHIのガジュマルの様子です。
多くのご回答をいただいたこともあり、これまでのような円型でなく、なるべく伸びて干渉する部分辺りだけカットして長さを整えるだけに止めました。
葉のイキイキとした様子は健在で、雰囲気もなるべくそのままといった様子を意識しましたが、多分秋の間にまた剪定前辺りにまで茎が伸びて葉も増え、高さも元に戻るのではないかと思いますので、今後どうするか置き場所なども含めて再検討が必要なことが、ある意味悩みになりそうです。
けれどもこの伸びだした気根はカットせず、このままどういった様子になるのか育てるつもりです。
今夏は剪定せずに屋外で過ごしたUCHIのガジュマルでしたが、不本意ながら剪定して長さ(高さ)を整えました。
しかし先ほどもお伝えしたように、おそらく秋の間でまた元のような様子に戻るのではないかと思います。
こういったことから今後置き場所を変えるか、それとも剪定を繰り返して今置いている場所で育てるかといった検討せざる得ないこともありますが、至る所から伸びだした気根はどういった変化をするのかといった楽しみが増えたことは、今夏の生長での成果だと考えています。(※あくまで気根が順調な生長として受け止めた場合ですが・・・)
今はまだ気根が中途半端で見た目も悪く、またこの気根がガジュマル特有の太い幹のような姿へと生長していくのかはわかりませんが、なるべくこの気根を枯らしたり、切ったりしないように気を付けながら育て、これからは葉や全体的な様子と併せ気根の変化の様子もご紹介していきたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
118日後の様子をご紹介します。