UCHIの照明をダクトレール ライトへ

こんにちは。

今回は、UCHIの照明を「ダクトレール ライト」にアップグレードした様子をご紹介します。

以前からどうにかしたいと考えていたのがUCHIの照明で、これまで一般的な円形のシーリングライトを使っていました。

しかしどうもオシャレでないので、スポットライト型のものに取り換えるのも手ですが、スポットライトタイプの照明はライトの個数が決まっていて、また電球のサイズがE26のものが大半となってしまいます。

そこでたまたまIKEAで見つけたアイテムの性能を活かし、そしてその価格と規格がE17で、たまたま立ち寄った100円ショップでそれを活かすダクトレール用スポットライトを見つけたことから、極力安価でいい感じに仕上げる計画を立て実行しましたので、失敗もありましたが、無事にUCHIの照明をダクトレール ライトにDIYができましたので、その様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの照明をダクトレール ライトにための機材
  • スポットライトの取り付けと違和感
  • ダクトレール ライトの違和感の解消

 

UCHIの照明をダクトレール ライトにための機材

まずダクトレール ライトにするといいますが、言い方が様々で、ダクトレール照明やスポットライト照明などと表現される場合もあり、またそのスポットライトを取り付けるにはダクトレールにする必要があり、ライティングレールやライティングバーともいいますが、ブログ内ではダクトレールとお伝えします。

そしてダクトレールにするには新築工事やリフォーム工事時に照明をダクトレール(ライティングレール)にしたいと伝えれば、天井などに専用のレールを直付けしてもらえますが、UCHIの照明の取り付け部は引っ掛けシーリング(一般的タイプ)のもので、この部分をダクトレール化しないとスポットライトの取り付けはできません。

またUCHIではスマート家電は積極的に取り入れていて、お気に入りはIKEAのスマート電球で、たまたま訪れたIKEAでスマート電球が半額、しかも求めている機能付き、またこれに合う機器が100円ショップで発見していたこともあり、しかも安価ときたらやるしかありません。

 

そこで一般の人もDIYで作業できる方法で引っ掛けシーリングをダクトレール化し、照明をスポットライトに、そしてスマート家電のメリットを活かせることを前提にダクトレール ライトにアップデートしたいと思います。

 

 

まず作業前までのUCHIのシーリングライトはこのような一般家庭で最も多く使われていると思う、円形のシーリングライトです。

 

ずっと交換したいと思いつつ、調光(明るさの調節)/調色(暖色や白色などへ色味を変える)機能もあることから、不便がなかったのでずっとこのまま使っていました。

 

 

そんな時たまたま訪れたIKEAで見つけたアイテムというのが、こちらのスマート電球で、これはTRÅDFRI トロードフリ シリーズのE17 LED電球です。

この電球も先のシーリング同様に調光/調色ができ、スマート電球なのでアマゾンのアレクサで、オン/オフや、設定で調光したり光色を切り替えたりとコントロールができるという利点があります。

 

ただ1灯だと440lmと明るさ(光量)がかなり少なく、一般世帯の約16畳ぐらいの落ち着いた感じのリビングで3,000〜4,500lm(個人による)ぐらい必要で、ギンギンに明るくしたい場合はもっと必要となります。

これは比較的明るめを好む日本的な照明文化で、欧米では「明るさの哲学」そのものが異なり、空間を均一に照らすのではなく、間接照明やスポット照明で明暗を演出する文化が強くあります。

そのため、同じ16畳でも合計ルーメン値は2,000〜4,000lmくらいに抑えられていることが多いようで、日本でも比較的若い方の新築などでもそういった照明にされる方も増えているようです。

 

UCHIでもあまりギンギンにしたくなかったので2,000〜4,000lmぐらいの間に抑えた照明にしたいと思いますが、1灯、440lmとすると少なくとも5灯必要で費用が掛かります。

 

 

しかしIKEAのスマート電球は安いこともさることながら、何とこの製品は199円と、スマート電球としては破格です。

そしてこの製品の良いところはZigBee対応機器で、ZigBee(ジグビー)は、ざっくり言えば、無線通信規格(ワイヤレス規格) の一種で、この規格の通信方式がアレクサと直接連携するために必要で、IKEAのTRÅDFRI トロードフリ シリーズの多くは対応しています。

 

また調光/調色も可能となると悩む余地はありませんので、6灯買いました。

 

ただ難点はE17という電球の規格で、一般的に照明の多くはE26やGU10などが比較的多いように思います。

 

E26やGU10だとさすがにこのような価格では販売されておらず、安くてもスマート電球は1000円ぐらいはするので費用はこの時点で跳ね上がります。

 

 

またE17はダウンライトなどやや小さめの用途となるのですが、これもたまたま立ち寄った100円ショップでE17用のダクトレール用スポットライトが販売されていました。

※この作業をしたのは今年の6月で、最近立ち寄った時に見た時は残念ながら販売されていませんでした。

 

 

 

 

 

これも500円(税込み550円)と破格なので、6灯分買いました。

 

そうなるとあとは引っ掛けシーリングのダクトレール化です。

 

 

これもたまたまアマゾンで見つけたのですが、セール時だったこともあり、引っ掛けシーリングをダクトレール化する機材を安価で見つけました。

 

 

こちらが引っ掛けシーリングをダクトレール化する機材で、長さ120CMと結構大型です。

 

 

これを円形のシーリングライトを取り外して、取り付ければダクトレール化完了です。

 

 

 

それでは用意した電球とダクトレール用スポットライトを取り付けていきたいと思いますが、完成後に違和感をもってしまうことになりました。

 

 

スポットライトの取り付けと違和感

まずこちらが開封したスマート電球です。

 

 

次にこちらが電球を付けるダクトレール用スポットライトの器具です。

ダクトレールを白色にしたのでこのように白色のものにしました。

 

 

そして電球を取り付けました。

なんかイメージと違うというか、まぁ気にせずダクトレールにスポットライトを1灯取り付け、テストします。

 

 

無事に点灯、次にアレクサとペアリングです。

アレクサ、正確にはAmazon Echoの上位機種(旧Amazon EchoやAmazon Echo Studio、Amazon Echo Show 8など)はZigBeeハブ機能を内蔵していて、ZigBee対応のIKEAのスマート電球と直接ペアリングして操作できます。

 

※Amazon Echo DotやAmazon Echo Pop、 Amazon Echo Show 5 などは、ZigBeeハブ機能は内蔵されていません。

 

そしてペアリング後、音声操作でオン/オフのテストは成功です。

 

 

続けてまず5灯付けました。

これで440lm×5灯の2,200lmです。

 

そして1灯ずつペアリングが必要でやや手間ですが、作業を進め、ペアリング後、全ての電球をグループ化し、そしてそのグループにグループ名(ここではリビングライトなどと)設定し、あとは「アレクサ、リビングライトつけて」と言えば、全灯点灯させることができ、無事に完了しました。

 

これでスイッチをオンにしておけば、壁のスイッチを触ることも、リモコンを触ることもなく、音声操作でオン/オフができます。

また外出先でスマホからや、定型アクションを作っておけば指定時間に点灯させることもでき、防犯にも一役かってくれます。

 

ただ一晩経って、翌朝見ていると自分なりになんだか違和感を感じます。

それはなんだかオシャレじゃないような気がするのです。

 

そこでその違和感を取り除くため、もう一度その週末IKEAに足を運びました。

 

 

ダクトレール ライトの違和感の解消

その違和感とは電球の形で、ダクトレール用スポットライトのパッケージにもやや先が尖り気味の電球が取り付けられた写真でしたが、先が尖るとやはり光の広がりが狭く、また見た目になんだか違和感がありました。

 

そこで価格は上がりますが、引くに引けませんので、同じTRÅDFRI トロードフリ シリーズのE17 LED電球 先端が丸い、いわゆる電球型を買ってきました。

 

 

そして帰宅後、早速電球を取り換えてみました。

また少し5灯では暗い気がしたので6灯にし、440lm×5灯の2,640lmとしました。

 

こちらの方が、バランス、光量的に個人的にしっくりときます。

※あくまで個人的にです。

 

 

また1灯ずつペアリングし、テストしました。

もちろん成功で、昼間に暖色、12%でつけてみた様子です。

 

夜、映画など鑑賞するには、とてもいい感じの明るさで雰囲気がでます。

 

 

そして夜に作業する場合はこのようにホワイト系(白色)で90%で、またリラックスする場合はソフトホワイトで80%(暖色系)でいい感じでした。

 

 

またおまけのお話として、先のようなスマート電球と、こちらの人感センサー(VALLHORN ヴァルホルン)を組み合わせると、トイレの出入りを自動でオン/オフできます。

ただ、この人感センサー(VALLHORN ヴァルホルン)には癖があり、本来は誤動作や多重感知を制御するための対処だと思いますが、一度モーション感知すると次のモーションを感知するのに1分程の間隔が必要で、その仕組みから反応が悪いといった口コミなどもありますが、この仕組みを理解するとVALLHORN ヴァルホルンもZigBee対応なのでアレクサと連携でき、結構使えるアイテムです。

 

またここまでご紹介したZigBeeには表面的な内容となりますが、大きなメリットが2点あります。

それはIPアドレスが不要ということと、かなりの台数(数百とも)を接続できるという部分です。

以前ご紹介したスマートプラグを使った方法では

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AmazonさんやIKEAさんの製品はこのZigBee対応製品が今は多くありますが、どうしても用途的にBluetooth(ブルートゥース)ほどの認知がどななく、搭載することを見送られないか心配なので、今後も継続してほしいといった思いから、微力中の微力ですがZigBeeについてここで紹介させていただきました。

 

 

様々なご意見があるかもわかりませんが、UCHIの照明をダクトレール ライトにアップデートしました。

スイッチやリモコンに触れず、音声操作やスマホで操作できるのはとても便利ですが、何より重さの考慮は必要ですが、植物を吊り下げられるようになったのが一番良かったりします。

 

そして先日ご紹介した苔玉ポトス・エンジョイはここに吊り下げています。

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まだ何種か吊り下げることも検討していて、一番後悔しているのはチランジア・ウスネオイデスを吊り下げられなかったことです。

しかし今ならこのように可能となりましたので、また機会を見て植物と暮らしを連携させた様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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