半分ほどの葉が先祖返りしたポトス・ステータス

こんにちは。

今回は、半分ほどの葉が先祖返りしたスキンダプサス属の観葉植物「ポトス・ステータス」の様子をご紹介します。

ポトス・ステータスはUCHIの観葉植物の中でも初期の頃から育てている品種で、これまでずっとその美しい葉の様子からリビングを彩り続けてくれている一種でもあるのですが、去年の秋頃から親株、子株ともに不調で、親株は葉をかなり減らしたもののどうにか状態の悪化に歯止めができましたが、残念ながら白い縦長の素焼きの鉢へ植えている子株は枯れてしまいました。

しかしその後、状態の悪化に歯止めができた親株にある現象が目立つようになり、今ではその現象が生じた葉が株の全体の半分ほどを占めるまでになってしまいました。

その現象とは先祖返りで、ご存じの方も多いかもしれませんが、先祖返りとはどういった現象なのか、半分ほどの葉が先祖返りしたポトス・ステータスの様子と併せご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのポトス・ステータス
  • 半分ほどの葉が先祖返りしたポトス・ステータスの約1ヶ月半後

 

UCHIのポトス・ステータス

UCHIのポトス・ステータスは2022年4月24日に、理想的に育てられなかったので植え直しをした様子などをご紹介しました。

 

その後は順調に生長しながら過ごしていたのですが、去年の秋ごろから冒頭でご紹介しているように親株、子株ともに不調に見舞われ、それぞれ葉が減りボリューム感を失ってしまい、残念ながらそのまま子株は枯らしてしまいました。

ただどうにか親株だけは歯止めがかけられ、なんとか状態が安定した様子なのですが、その後そのことが影響しているのか、特徴の葉の様子を失いつつあり、気が付けばその特徴を失った葉が今では株の半分ほどを占める割合となってしまっています。

 

その特徴を失う現象とは先にご紹介している先祖返りが原因で、それではそれがどういった様子なのか、前回のご紹介から1年9ヶ月が経った、現在のポトス・ステータスの様子と併せご紹介します。

 

 

こちらが半分ほどの葉が先祖返りした、UCHIのポトス・ステータスの様子です。

以前の様子と比べ、かなりボリューム感も失ってしまっています。

 

 

本来ポトス・ステータスの葉とは、このように大胆に広がる白系の斑と、独特のうねりある葉の様子が美しい品種です。

 

 

しかし状態が悪くなってからよく出てくるようになった葉がこちらで、ややうねりなどの様子も感じられなくもないものの、色合いはまるでポトス・パーフェクトグリーンの葉のように緑一色に近い状態です。

 

この様子を詳しく説明ができずに申し訳ありませんが、簡単にご紹介すると、ポトス・ステータスを生み出す際にポトス・パーフェクトグリーンが交配されているのかはわかりませんが、本来のこの(子)が持つ特徴が消え、おそらく元(親)となった品種の特徴が前面に現れたこの様子が先祖返りという現象です。

これはポトス・ステータスだけでなく、ポトス(ゴールデンポトス)などや他の園芸品種でも見かける現象で、数枚程度なら珍しくはなく、またこういった葉は前回のポトス・ステータスご紹介時にも見てとれましたが、それは数えるほどでたまたまぐらいの印象でしたが、ここまで(約半分程)までがこのような様子になるのは今まで様々な品種を育てていて初めてで、ポトス・ステータスでいってもこの株だけです。

 

何故先祖返りするのかというと、状態の悪化もそうで、環境や突発的なことなど様々なことが影響するようですが、UCHIのポトス・ステータスに限っていうと、状態の悪化と日当たりが切っ掛けで生命を維持するためより丈夫な葉が多くなったのでないかと考えていますが、これは勝手な推測です。

 

ただやはりこうなったからには以前の様子に戻したいというのが心情ですが、ここで読者の皆様におうかがいしたいと思います。

先祖返りした植物を以前の様子に戻す努力をしたことがありますか?

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また自然に戻る可能性に関してですが、一応この撮影から約1ヶ月半が経った今朝のポトス・ステータスの様子をご紹介しておきたいと思います。

 

 

半分ほどの葉が先祖返りしたポトス・ステータスの約1ヶ月半後

こちらが今朝の半分ほどの葉が先祖返りして約1ヶ月半後の、UCHIのポトス・ステータスの様子です。

当然ながら一度斑が消えた葉に斑が入ることはありませんが、状態の悪化は完全に止めることができているといえます。

 

このまま状態が安定して暖かい時季(春)を迎えることができれば、やり方はかなり大胆な方法となりますが以前のような姿へ戻す準備ができるはずです。

 

そこでそういったやり方(方法)をご紹介しようと思いましたが、それは実体験としてご紹介したいと思いますので、もうしばらくはこの状態のまま維持して、その暖かくなった頃(4月上旬から中旬)からまた以前のような独特の形状と美しい斑が魅力のポトス・ステータスへ戻すよう手を加えていきたいと思いますので、次回はその作業の様子などをご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。