80cmの支柱を超えたオンコクラータ

こんにちは。

今回は、80cmの支柱を超えたユーフォルビア属の多肉植物「オンコクラータ」の様子をご紹介します。

オンコクラータはUCHIで育て、もう間もなく2000日にもなる多肉植物で、葉を失うことは多かったのですが、そのこと以外でトラブルがないといってもいいぐらいかなり丈夫な品種です。

そして今もなお生長を続け、真っ直ぐ上に伸びているだけなら問題がないのですが、UCHIのオンコクラータは左右に大きく広がりだし、ついには転倒するまでに。

そこでその広がりを無理やり支柱と麻ひもで制御すると、それ以降は転倒することもなく上向きに生長を続けていて、気が付けば長さ80cmある支柱を超えるまでになっています。

ちょうど「その後が気になる」も100となり、そろそろ時季的にも生長も鈍ると思いますので、この機会にその転倒するまでに育った現在のオンコクラータの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのオンコクラータ
  • 子株のオンコクラータ
  • 麻ひもをほどいたオンコクラータ

 

UCHIのオンコクラータ

UCHIのオンコクラータは2023年4月29日に、なかなか葉を維持できなかったけれどようやく表れた変化の様子をご紹介しました。

 

その後も葉を残しつつ生長し、そして下の葉が落ちるを繰り返していますが、以前のように葉が全てなくなってしまうことはなくなりましたが、次の問題が表れてしまいました。

 

それは冒頭でお伝えしたように、生長とともに横へ広がるといった問題です。

真っ直ぐ上へ伸びるだけが生長ではありませんが、植えている鉢とのバランスの問題から横へ広がりだすとバランスが維持できず、気が付けば転倒してしまうまでになりました。

そこで植え替えを検討しましたが、一旦支柱を挿し、それがなるべく支えとなるよう麻ひもで広がりを抑えるようにしていました。

 

すると転倒することはなく、そして横へ広がるのでなく上に伸びてくれるようになり、支柱は80cmの長さ(高さ)があるのですが、気が付けばその支柱を超すまでの高さになりました。

オンコクラータとしてはなかなかな大きさで、結構迫力が出ています。

 

それでは今、UCHIのオンコクラータはどういった様子なのか、前回のご紹介から1年半が経った様子からご紹介したいと思います。

 

 

こちらが80cmの支柱を超すまでに生長した、UCHIのオンコクラータの様子です。

 

 

あまりにも横へ広がるのでこのように麻ひもで広がりを抑えるようにしています。

 

 

支柱に体重がかかるように麻ひもで軽めに締め付けるようにしていたのですが、今となっては少しゆるい感じすら出ています。

もう時季的に生長が鈍ると思いますので、ちょうど「その後が気になる」も100まで頂けたこともあり、見た目が悪いのでこれを期に麻ひもを取り除きたいと思います。

 

 

このように麻ひもをほどきました。

 

それでは広がるのを抑えるため麻ひもをほどいたオンコクラータをご紹介したいと思いますが、その前に、前回植え替えた、子株のオンコクラータの現在の様子をご紹介します。

 

 

子株のオンコクラータ

まずこちらは子株のオンコクラータの葉の様子です。

水やりのタイミングが悪いのかなかなか子株も葉を維持しきれずにいますが、この時季でも新しい葉が出てきています。

 

 

そして子株も親株同様に生長を続けているので、このように細いモノですが支柱が必要となりました。

 

 

そしてこちらが前回植え替えた、子株のオンコクラータの現在の様子です。

 

ご覧いただいているように、前回と比べかなり左右に開いていることがお分かりいただけるのでないかと思います。

親株もこのような感じで開いてしまい転倒するまでに生長しましたので、この子株も気をつけなければいけません。

 

それでは麻ひもをほどいたオンコクラータの様子をご紹介します。

 

 

麻ひもをほどいたオンコクラータ

こちらが麻ひもをほどいた、UCHIのオンコクラータの中心部です。

かなり絡み合っているような感じで、この部分は今回のアイキャッチ(最初の画像)と同じ部分で、写真で見比べてもやっぱり麻ひもがない方がスッキリといい感じですね。

 

そして麻ひもをほどいたからといって、今のところまた以前のように広がる感じもありません。

 

 

麻ひもで横へ広がるのを抑えたことが良かったのか、広がりを抑えてからはこのように真上に伸びているので、たまたまの可能性がありますが、一応うまくいったのでないかと思います。

また支柱と生長の向きが上に向いたことからか、グラグラ感がなくかなり安定している気がしていますので、しばらくは転倒することはないように感じられる手応えがあります。

 

 

そしてこちらが麻ひもをほどいた、UCHIのオンコクラータの全体的な様子です。

2000日かけて、オンコクラータとしてはかなり迫力ある姿へと生長してくれました。

そこで鉢も含めて高さを測ってみると、約94cmもありました。

 

かなり迫力ある姿へと生長してくれたUCHIのオンコクラータ、ただもう鉢とのバランスが悪くまた横へ広がったりすると転倒するので、次の春により大きな鉢へ植え替えたいと思いますので、またそういった様子を春にご紹介できればと考えています。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

そして「その後が気になる」100もありがとうございました。

 

 

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オンコクラータの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、オンコクラータの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているオンコクラータの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。