こんにちは。
今回は、3年以上かけてかなりボリューム感が増したエピプレムヌム属の観葉植物「ポトス・エンジョイ」と、その子株での新たな試みの様子をご紹介します。
ポトス・エンジョイはかなり久しぶりのご紹介となりますが、UCHIのポトス系(エピプレムヌム属)の中で一番順調にそして穏やかに過ごしています。
ただ前回のご紹介から3年以上も経っているので、当然それなりの変化をしていて、以前の様子と比べ、とにかく明確にボリューム感に違いがあります。
また約1ヶ月前に寄せ植えポトスにポトス・エンジョイを足しましたが、無事に根付いたようで元気に過ごしていて、一応もうひと株用意していましたが、寄せ植えには必要なさそうですので、ポトス系としては初めての新たな試みにチャレンジしたいと思います。
そこでそれがどういった事なのか、そして親株はどのような様子へと生長したのか、現在のそれぞれのポトス・エンジョイの様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのポトス・エンジョイ
- 水挿しのままのポトス・エンジョイ
- 苔玉ポトス・エンジョイとかなりボリューム感が増した親株のポトス・エンジョイ
UCHIのポトス・エンジョイ
UCHIのポトス・エンジョイは2022年6月12日に、払拭できない二面性の様子をご紹介しました。

このご紹介では少しデリケートな部分もあるとお伝えしていましたが、その後はリビングで育てていることもあり、とても穏やかでゆっくりと順調な生長をして過ごしてくれています。
そして前回のご紹介からかれこれ3年以上も経過していることもあり、今ではとてもボリューム感のある姿をポトス・エンジョイは見せてくれています。
また増やすことにも何度もチャレンジし、子株を寄せ植えに使ったりもしていて、その際に使わなかった株がそのまま水挿しにしている株もあります。
そこでその株を使い、これまでUCHIのポトス系(エピプレムヌム属)でやったことのない新たな試みにチャレンジしたいと思い、またこの機会に親株の3年以上かけてかなりボリューム感が増した様子もご紹介したいと思います。

まずこちらがボリューム感が増した、UCHIのポトス・エンジョイの葉の様子です。
リビングに置いているので、暑さ寒さの影響も比較的抑えられていることもあり、斑も美しく出ていて、鉢から溢れんばかりの葉の量へと生長を遂げてくれています。

また事実このように鉢から出てくるつるもあり、このようなつるはカットして水挿しにすることで比較的に簡単に増やすことができます。
その水挿しでの発根の様子は、直近でも寄せ植えポトスでご紹介していて、今も水挿しのままの株もあります。

こちらがその水挿しのままのポトス・エンジョイの様子です。
十分に根が生長していることがお分かりいただけると思いますので、この株を使ってこれまでとは違う飾り方をするための新たな試みにチャレンジしたいと思います。
それではこの水挿しのままのポトス・エンジョイの詳しい様子をご紹介し、これまでとは違う飾り方をするための作業をしていきたいと思います。
水挿しのままのポトス・エンジョイ

水挿しのままのポトス・エンジョイの葉の様子からで、前回の様子から約1ヶ月が経ち、ガラス瓶の間口が狭いので少し抑え込まれ密集している感じがありますが、特に変化がないまま過ごしています。


しかし根の様子は違います。
以前は2カ所から発根していましたが、新たにもう1カ所から発根し、生命力の高さが感じられます。

そして元々伸びていた根は、約1ヶ月でさらに長く伸びて、以前の倍ほどの長さにまで生長しました。
何となくですが、かなり生命力の強いこの株をこのまま水挿しにしているのはおしいので、この様子からこれまでと違った飾り方で育てようと思いました。

そこで使うのがこちらの水苔です。
こちらの様子は前日から水に浸して戻した様子です。

そしてこのようなステンレスワイヤーも使います。
もうお察しの良い読者の方なら想像がつくと思いますが、以前ホヤ・カルノーサ リップカラーでも試み成功している、水苔だけで苔玉にして、苔玉ポトス・エンジョイとして育ててみようと思います。


またこれまでと違った飾り方というのは吊り下げて飾りたいと思いますので、ピンクの円で囲った部分のようにステンレスワイヤーで引っ掛ける輪っかも作っておきました。
それでは完成した苔玉ポトス・エンジョイと、かなりボリューム感が増した親株のポトス・エンジョイのそれぞれの様子をご紹介したいと思います。
苔玉ポトス・エンジョイとかなりボリューム感が増した親株のポトス・エンジョイ

こちらが水苔だけで苔玉にした、苔玉ポトス・エンジョイの様子です。
まずまずの出来栄えですが、このように垂直に立てて吊るすわけではありません。

先ほどの引っ掛ける輪っかの様子からもお分かりいただけると思いますが、苔玉ポトス・エンジョイはこのように斜め上向きにしたいと考えています。
これは窓の位置からなるべく日に当たるようにしたいので、これが正解となるかわかりませんが、このような角度になるように調節しました。

そしてこちらが作業から4日が経った、照明用のダクトレールに吊り下げた苔玉ポトス・エンジョイの様子です。
吊り下げには軽量のアルミ製のワイヤーを使っています。
苔玉は乾きが悪いとカビが発生しやすいのですが、吊り下げると時季にもよりますが、3日程である程度苔玉の表面が乾くので、カビが発生することは経験上ありません。

そしてこちらが3年以上かけてかなりボリューム感が増した、UCHIのポトス・エンジョイの様子です。
とてもイキイキとした様子で、前回から3年以上もの時間が経っていることもあり、かなりのボリューム感へと生長して、リビングでもインパクトのあるインテリアグリーンとして彩りを与えてくれています。
今後はこちらの親株のポトス・エンジョイは現状維持でいいかと思いますので、伸びすぎたらカットして整えてを繰り返し育て、吊り下げた苔玉ポトス・エンジョイはしばらくどのような変化があるのかしっかりと観察して、適切な水の与え方のポイントを掴んでより良い姿を目指したいと思います。
またそれぞれのポトス・エンジョイに変化がありましたら、それぞれのその時の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

















