ひどい葉焼けからようやく改善したゴーラム

こんにちは。

今回は、ひどい葉焼けからようやく改善したクラッスラ属の多肉植物「ゴーラム」の様子をご紹介します。

ゴーラムは去年の晩夏の日差しによって、2株共にひどい葉焼けをさせてしまい、その後の秋の間で改善はできずにいましたが、今年の春の間にようやく改善しているといった様子をお伝えできるまでになりました。

しかしそれは1株だけで、もうひと株は、今はまだ改善の兆しが見えたといった様子です。

そんなゴーラムも気が付けば株分けしてから2年が経つこともあり、やや遅い気もしますが、現在の様子をご紹介するのと併せ、土の入れ替えをしたいと思いますので、その様子もご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのゴーラム
  • ゴーラムの土の入れ替えとダウンサイズ
  • 土の入れ替えをしたゴーラムと小さめの鉢へ植え替えたゴーラム

 

UCHIのゴーラム

UCHIのゴーラムは2020年9月9日に、生育期なのに秋の日差しに当てることができない様子をご紹介しました。

 

その原因は晩夏に葉焼けさせてしまったことで、その状態がひどく、その後の秋の間で改善することはなく、むしろプラスチックの鉢の株の葉がボロボロと落ちてしまうぐらいでした。

しかし冬を無事に乗り越えたゴーラムは、葉焼けの跡が残る葉もあるものの、春から徐々に生長を始め、今ではプラスチックの鉢に植えている株は葉焼けする前より立派になったのではないかといった様子にまで改善しています。

 

ところが素焼きの鉢に植えている株は、プラスチックの鉢に植えている株とは違い、かなり改善するスピードが遅く、今ではようやく改善の兆しが見えたといった様子です。

 

そこでそういった状態の違いをご紹介したいと思いますので、UCHIの2株のゴーラムの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらが前回のご紹介から9ヵ月半が経った、順調に改善して、葉焼け前より立派になったプラスチックの鉢に植えている、UCHIのゴーラムの様子です。

ゴーラムは育てやすく丈夫な品種なので、春前あたりから変化を感じ始めましたが、アッという間にこういった状態にまで生長して、まずまずな姿へと改善できました。

 

 

しかし先にご紹介した反対側の様子を見ると、このように葉焼けした跡が残っている葉もあります。

これは仕方ありません。

 

 

しかし葉焼けした葉が残っていることより気になるのが、こちらの素焼きの鉢に植えているUCHIのゴーラムの様子です。

なかなか新しい葉が出てこず、待ちくたびれているとようやく春に出てきて、今ではこういった姿でご紹介できるまでになりました。

 

ご覧いただいているように改善したというよりは、改善し始めた、改善の兆しが見えたといった様子です。

しかし以前の様子から考えると、ひとまず枯れずにこういった姿を見れただけでも安堵しています。

 

 

そこで気が付けばゴーラムはこのように株分けしてから2年以上が経っているので、より良い姿へと改善することを期待して、やや遅い気もしますが新しい土へ入れ替えたいと思います。

 

 

ゴーラムの土の入れ替えとダウンサイズ

まず土の入れ替えのために、プラスチックの鉢からゴーラムを抜き出しました。

土の状態があまり悪いようにも見えませんが、作業を進めたいと思います。

 

 

古い土を取り除くとある程度枯れた根も取り除けるので、作業しているとこのような状態にまで整理して土を入れ替える準備が整いました。

 

 

そして同じ作業を素焼きの鉢に植えているゴーラムにすると、こちらのゴーラムはかなり枯れた根が多く、プラスチックの鉢に植えている株と比べると根が半分ぐらいになってしまいました。

また根の様子からも水が足りていなかったようで、左側の一番大きな葉が黄色く変色していたのは水の量が原因と考えられます。

 

 

また根の量から気になったのが鉢のサイズで、これまでの鉢に植えても問題はないような気がしますが、株(根の量)のサイズと鉢のサイズが違い過ぎると、今はまだ勢いもないことから根腐れしてしまうのではないかと考え、あえて鉢を一回り小さめの鉢へダウンサイズすることにしました。

 

あとは赤玉土(小粒)1と日向土(細粒)1といったブレンドの土を使って植え直し、1日様子を見ることにしました。

 

それではあまり変化はありませんが、土の入れ替えをしたゴーラムと小さめの鉢へ植え替えたゴーラムをご紹介します。

 

 

土の入れ替えをしたゴーラムと小さめの鉢へ植え替えたゴーラム

こちらが土を入れ替えた、UCHIのゴーラムの様子です。

やはり土を変えたぐらいでは見た目に変化はありませんが、今後土を入れ替えた効果が徐々に現れるのではないかと期待しています。

 

 

そしてこちらが小さめの鉢へ植え替えたゴーラムの様子です。

今の株の大きさからするとちょうど良いサイズ感だと思います。

 

 

株分けした時は、ほとんど大きさに違いはありませんでしたが、葉焼けの影響でかなり大きさに違いが表れてしまいました。

そこでこれを機に方針転換して、素焼きの鉢に植えている株は、コンパクトな状態を維持して育てたいと思います。

 

 

またそんな2株共には共通している様子もあります。

それはこのように茎が以前より木質化が進んでいるので、株としてはしっかりと生長は続けていると考えられます。

 

 

小さめの鉢へ植え替えたこのゴーラムは、春の間で改善することはできず、黄色く変色した葉は枯れてしまうと思いますが、今後正しく管理して夏をトラブルなく過ごすことができれば、次の生育期の秋にはより良い生長が期待できると思います。

 

 

そしてこちらの順調に改善して、葉焼け前より立派になったプラスチックの鉢に植えているゴーラムは、無理に葉焼けした跡が残る葉は取り除かず、このままさらに立派な姿へと育てていきたいと考えています。

 

今後はより日差しが強くなるので葉焼けには注意が必要ですが、しっかりと遮光ネットを張って強い日差し対策はしているので、これからは蒸れないように水の与え方には注意して、期待通りの効果があるかわかりませんが、秋辺りに土を入れ替えたことによっての変化の様子があれば、またそれぞれの株のその時の様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

275日後の様子をご紹介します。

 

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ゴーラムの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、ゴーラムの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているゴーラムの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。