こんにちは。
今回は、丈夫なクラッスラ属の多肉植物「ポルツラケア」こと金のなる木のその後の様子をご紹介します。
UCHIの金のなる木は大きなトラブルなく、順調に葉を増やし元気に過ごしています。
しかしなんらかの原因で部分的に変色してしまった葉などがあり、不必要な可能性もありますが、取り除くお手入れをしたいと思います。
またご紹介後の移動の際、うっかりとわき芽を折ってしまいましたが、そのわき芽(茎)から根が生えてきており、これを機に挿し木にしたいと思いますので、その様子も併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIの金のなる木
- 金のなる木の挿し木
- 金のなる木のお手入れ
UCHIの金のなる木
UCHIの金のなる木(ポルツラケア)は2018年12月21日に、丈夫な様子を交え初めてのご紹介しました。
金のなる木はクラスッラ属の「ポルツラケア」といった立派な名称の多肉植物で、和名もフチベニベンケイやカゲツとしても知られていますが、UCHIでは一番周知されている「金のなる木」としてご紹介しています。
金のなる木は種類により春秋型と夏型などがあるようですが、UCHIの金のなる木はちょうど今、新しい葉が増えて生長している様子がうかがえますので、おそらく春秋型の品種ではないかと思います。
また冒頭でもご紹介したように、なんらかの原因で部分的に変色してしまった葉などがあります。
そこで春秋型として考えるなら、今はちょうど生育期を迎えており、その葉を取り除いても問題ないと考えお手入れも考えています。
まずはそのお手入れをする前に、現在の金のなる木の様子をご紹介します。
日陰気味の場所に置いて育てていますが、大きなトラブルはなく、今も元気新しい葉を増やして過ごしています。
以前はまだ小さかったわき芽も生長を実感できる大きさになりました。
新芽としてご紹介していた新しい葉も、まだまだ淡い色合いながらも大きく育ち、葉先がわずかに赤く色づいています。
そしてこちらは金のなる木の強さの秘訣でしょうか、茎は太くしっかりしています。
まだ若い茎は緑系の色をしていますが、しっかり生長すると、このように茶系に変化します。
またこの太く、弾力のある茎にもしっかりと水をため込むので、あまり水を与え過ぎないよう管理するのも金のなる木をうまく育てるポイントではないかと考えています。
しかし些細な部分ですが気になる症状があります。
それは先ほどからご紹介している葉の一部が変色していることで、今回はおそらく生育期ということで、その部分に手を加えたいと考えています。
その前に前回ご紹介したわき芽を移動させるときに折ってしまいました。
もちろん処分せず、挿し木にできるのではないかと思い保管していると、その茎から根が出てきましたので、これを機に土に植えたいと思います。
金のなる木の挿し木
こちらが折ってしまい挿し木用になったわき芽です。
わかりにくいですが、写真中央の白っぽい半透明のものが、新しく生えてきた根です。
挿し木にしますので、枯れた茎の部分は取り除きます。
しかしここで想定外の失敗をしてしまいました。
枯れた茎を取り除こうとしたとき、ポキッと挿し木が二つに折れてしまいました。
しかしよく見ると幸いなことに、二つに分かれたのですが、どちらも根が生えています。
これならこの二つを土に植えればいいと思いますので、二つを挿し木にします。
作業は簡単で、余っているプラスチックの鉢へ二つを挿し木にしました。
後は1週間ぐらいこのまま日陰に置いてから水を与えます。
次に部分的に変色のある葉を取り除くお手入れをします。
金のなる木のお手入れ
今回のお手入れは無理にする必要がないと思うような些細な傷や枯れた部分を取り除く作業です。
このように何らかの影響で枯れてしまっている部分があります。
そして葉についた傷が変色して枯れてしまっているような葉などを、今後のために生育期の今取り除いておこうと思います。
それでは金のなる木の簡単なお手入れを始めます。
金のなる木は葉も肉厚で丈夫なので、折るように取り除きました。
中途半端な部分で切れたりした葉もありましたが、その残った部分も慎重に作業して取り除きました。
金のなる木の葉は、ピンクの円で囲ったような、葉に膨らみができる症状がよくおきます。
原因はわかりませんが、このような葉も取り除きました。
これで簡単なお手入れは完了しました。
こちらが簡単なお手入れを終えた金のなる木です。
あまりお手入れ前後の違いは分からないと思いますが、わずかですが今後のトラブル種は取り除きましたので、ゆっくり育てていきたいと思います。
また挿し木にした金のなる木も含めて変化がありましたらその様子をご紹介したいと考えています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
109日後の様子