こんにちは。
今回は、ユッカ属の観葉植物「ユッカ・エレファンティペス」のお手入れの中での悔恨の様子をご紹介します。
植物の植え替えは時季が重要で、どのような状態でもやはり時季が悪ければ取り返しのつかないことになってしまいますが、必ずしも時季だけでないことを忘れていました。
それは少し前にご紹介したドラセナ・コンパクタの失敗からも注意しておくべきことでしたが、少し枯れた葉が目立ちだしたユッカ・エレファンティペスをお手入れしていると、その以前の失敗の原因のひとつがユッカ・エレファンティペスに色濃く出ていることに気がつき、それと同時に悔恨の念が沸き起こりました。
そこでそれがどういったことなのか、そのユッカ・エレファンティペスのお手入れの中で気が付いた悔恨などをご紹介します。
今回の目次
- UCHIのユッカ・エレファンティペス
- ユッカ・エレファンティペスのお手入れと悔恨
- お手入れをしたユッカ・エレファンティペス
UCHIのユッカ・エレファンティペス
UCHIのユッカ・エレファンティペスは2022年7月12日に、やっぱり一緒がいいねと、大小2株をひとつの鉢に一緒に植えた様子をご紹介しました。
その後しばらくして、ユッカ・エレファンティペスはやはり日当たりが悪いと葉がだらんと伸びて垂れ下がってしまうことから、日当たりの良い場所を求め、結論でいうと屋外に置くことにしていました。
そしてそのまま大小どちらの株にも異変がないまま1年を過ごし、気が付けばもうすぐ2年になろうかといった今、生長とともに枯れた葉が増え、お手入れが必要な状態といえます。
それではまず前回のご紹介から約2年が経った、現在のユッカ・エレファンティペスの様子からご紹介します。
こちらがお手入れが必要な、UCHIのユッカ・エレファンティペスの様子です。
屋外に置いていたので、葉は長くてもピンと立ち上がり、ユッカ・エレファンティペスらしいツンツンとした葉の様子が感じ取れます。
以前も今のように大小2株一緒に植えられていたのですが、小さい株(背が低い方)を枯らしてしまい、ちょうど植え替えの機会があったので別の株を一緒に植えました。
しかしそれが成功するのか不安がありましたが、結果的にこのようにしっかりと共存できています。
ただもうお気づきだと思いますが、屋外でやや放置気味だったこともあり、生長して上へと生長したことによってか下葉が枯れ、今ではよくここまで放置したなといえるほどまで枯れた葉が増えてしまいました。
そこでここまで葉が枯れていると処置は簡単ですので、枯れた葉を取り除き、きれいな見た目にしてあげたいと思いお手入れすることにしました。
作業自体は難しくないことはご想像が付くと思いますが、ここで冒頭でお伝えしているドラセナ・コンパクタの失敗(枯らしてしまう原因のひとつ)となったことがより色濃く出ていることに気がくことになりました。
それではお手入れの様子と併せ悔恨してしまう状況もご紹介します。
ユッカ・エレファンティペスのお手入れと悔恨
まず枯れた葉ですが、カラカラに乾いているので、手で簡単に取り除くことができます。
もしまだ乾いていない場合だと簡単には取り除けず、むしり取るような感じになるので、そういった場合は無理にむしり取らず、ハサミなどでカットした方が無難です。
またここまで枯れていると簡単に枯れた葉は手で取り除けますが、ユッカ・エレファンティペスの葉は結構手が切れたりするので、軍手などをご用意して作業されることをオススメします。
そしてこちらが取り除いた様子で、きれいな状態です。
枯れた葉は付け根からしっかりと取り除けていることがお分かりいただけると思います。
そしてここであることがはっきりとしました。
それはピンクの円で囲っている部分に見えるものは根で、根が地表にまで出てきていることです。
これがどういったことかというと、以前、ドラセナ・コンパクタのご紹介でもこのようなことがあり、また他の植物でも見かけたりする場合もあります。
根が地表まで出てきているということは、もしかすると土の中ではもうかなり根が育っているのでないかと思い、そうなると底が心配です。
そして嫌な予感がするのですが、底を確認することにしました。
嫌な予感が的中です。
鉢の底から根が出てしまうことは珍しいことではありませんが、このような鉢だと根を切らず(傷付けず)土から抜き出すことはかなり難しいです。
またこのような状態でドラセナ・コンパクタは誤って根を切ってしまい、それだけが原因とはいえませんが、結果的に枯らしてしまったという苦い経験があります。
(植え替えた時季も悪かったです。)
どうするか悩みますが、とりあえず今植え替えるための鉢、そして土なども何も準備していませんので、今できるお手入れを続けたいと思います。
とりあえず先にお伝えしているようにやや枯れ始めていた葉や傷んだ葉は無理にむしり取らず、このように根元付近からハサミでカットして取り除きました。
この残している部分は次第に枯れ、いずれ手で取り除けるようになりますので、それまであまり無理せず、むしろ放置でいいと思います。
ただ、付け根辺りにゴミが溜まったり、害虫が発生したりする場合もあるので少し注意が必要です。
このように枯れた葉のお手入れだけでいうととても簡単ですが、鉢の底から出ている根の対処をどうするかといった難題を抱かえてしまいました。
とりあえずどのようにするかは今後考えるとして、お手入れの終えたユッカ・エレファンティペスの様子をご紹介します。
お手入れしたユッカ・エレファンティペス
こちらがお手入れを終えた、UCHIのユッカ・エレファンティペスの様子です。
見違えるほどいい感じになり、ユッカといった感じの雰囲気に戻りました。
大小どちらの株も垂れ下がるような葉や傷んだ葉、そして弱々しい葉を取り除いたこともあり、多くの葉がピンピンとしていて、とてもイキイキとした様子に感じられます。
屋外で放置気味でも育てられ、簡単なお手入れでここまで見た目も改善できることもあり、改めて育てやすいこともユッカ・エレファンティペスの魅力のひとつだと思います。
お手入れをしてスッキリといい感じに仕上がったUCHIのユッカ・エレファンティペス。
ちょっと葉は長めですが、これでも直射日光が当たる場所に置いての結果なので改善は難しいと思いますが、これはこれでいいかと考えています。
しかし問題は鉢の底から出ている根です。
以前はこのような根を切ってしまい、それが直接でなくとも枯らしてしまう原因のひとつとなってしまったのでないかといった思いから、お手入れの中であの鉢の底から出ている根を見て悔恨の念が沸き起こりました。
細い根であれば多少切っても問題はないと思いますが、もうすでに結構太く、これから株をより良い状態にするであろう新しい根ですのでかなり悩ましい問題となりそうです。
対処するには策が必要となりそうですが、そこで読者の皆様のご意見も参考にしたいと思います。
今季(今年中)に作業するかとても悩んでいて、また土はともかく、鉢は結構大きめなものが必要となりそうで、そういった大きな鉢でデザインもいい感じのものだと値段もそこそこしますので、ご意見を参考にしながら検討し、また作業する場合は根をどうするのかといった様子と併せ、その作業の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。