おはようございます。
今回は、全体的に赤く染まったクラッスラ属の多肉植物「ゴーラム」の紅葉の様子と、二つのゴーラムの見た目の違いと共通点をご紹介します。
前回のご紹介で、ゴーラムは紅葉して茎まで赤く色づきだした様子はご紹介していますが、そのご紹介でもお伝えしたように、これが本当の紅葉だといわんばかりに、全体的に赤く色づいた様子を見せてくれています。
この全体的に赤く色づいた様子を、いつご紹介しようかと悩んでいましたが、もう、これ以上色づきそうではなさそうなので、現在の色づいた様子をご紹介します。
また二つのゴーラムは紅葉の影響もあり、以前ご紹介している様子よりも見た目に明確な違いが表れていますが、共通の生長の様子もありますので、その様子を併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのゴーラム
- 全体的に赤く色づいたゴーラム
- 二つのゴーラムの違いと共通点
UCHIのゴーラム
UCHIのゴーラムは2019年1月21日に、紅葉して濃く色づきだした様子をご紹介しました。
このご紹介では、素焼きの鉢に植えたゴーラムが葉だけではなく、茎も赤く色づきだした様子をご紹介しました。
このご紹介から、2ヶ月経ったゴーラムはもっと全体を赤く染め、これが本当の紅葉だといわんばかりの様子を見せてくれています。
しかし同じ場所に置いているもう一株のゴーラムは、葉のハリや、厚みなどの状態はいいものの、少しふちの色合いの赤さは濃くなった印象ぐらいに留まっています。
それではまず、全体ではなく、葉のふちの赤さが濃くなった、状態の良いゴーラムをご紹介します。
こちらが、状態はいいものの、葉のふちだけ赤く色づいたゴーラムです。
葉のふちが濃い赤色に色づいている様子がうかがえます。
またこちらのゴーラムの特徴は、水をしっかりと葉や茎に蓄えているのか、葉には厚みやツヤがあり、株としてもとても健康的な状態です。
このプラスチック系の鉢に植えたゴーラムには、1本横へ飛び出したような葉があり、この葉様子からこのゴーラムも全体的に紅葉しようとしているような様子もかがえます。
それでは全体的に赤く色づいている、もう一株のゴーラムをご紹介します。
しかしこのゴーラムは以前からご紹介している問題を解決できていませんので、その様子も併せてご紹介します。
全体的に赤く色づいたゴーラム
こちらが全体的に赤く色づいたゴーラムです。
先ほどご紹介したゴーラムと同じ場所に置いていますが、かなり様子が違います。
しかしこの株は、これぞ紅葉だといわんばかりに赤く色づいた様子がうかがえます。
でもこちらのゴーラムは、以前からもご紹介していますが、葉のシワが目立ちます。
水をたっぷり与えるとシワは改善することは以前ご紹介しましたが、この素焼きの鉢に植えたゴーラムは、先ほどご紹介したゴーラムと同じタイミングで、同じ量の水を与えているにも関わらず、すぐにシワが目立つようになります。
1番酷い葉は、このようにシワというより深く窪んでいる葉もあります。
それでは二つのゴーラムの違いを見比べるため合わせてご紹介します。
二つのゴーラムの違いと共通点
これまでも二つのゴーラムの違いについてご紹介していますが、二つのゴーラムは紅葉の影響もあり、個性が明確に分かれてしまいました。
素焼きの鉢のゴーラムは、全体的に紅葉するようになりましたが、葉の厚みやツヤがありません、そしてシワが目立ちます。
一方、プラスチックの鉢に植えたゴーラムは、紅葉こそ全体へ及んでいませんが、葉の厚みやハリツヤがあり、とても健全といえるような状態です。
しかし生長において、共通点もあります。
それはこの根元付近の様子ですが、ゴーラムは生長するにともなって、茎の部分がこのように茶色く木質化するようです。
それは全体的に紅葉して赤く色づいているゴーラムにも見られます。
同じ日当たり(軒下)で同じ水の量を与えていますが、ここまで葉の様子が違うのは、個体差ももちろん考えられますが、今それぞれのゴーラムを植えている鉢にも要因があるのかとも思います。
この葉の状態が良いゴームラは、プラスチック系の鉢に植えていて、とても状態がいいように感じます。
一方、全体的に赤く色づいたゴーラムは、素焼きの鉢に植えていて、紅葉は全体に及んでいますが、葉の状態は良いとはいえまんせん。
個体差もありますが、水の量が関係していると思いますので、考えられることとして、素焼きの鉢は水はけがいいということが関係しているのかと思います。
あくまで個人的な見解でしたが、今後この二つのゴーラムがどのような変化をするのか楽しみにして、また全体的に紅葉して色づいているゴーラムと、健康的なゴーラムに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
164日後の様子をご紹介します。