夏に状態を悪くした観葉植物 2

こんばんは。

今回は、それでは引き続き夏に状態を悪くした観葉植物の様子をご紹介します。

今回の目次

  • 夏に状態を悪くした観葉植物
  • 夏のヘマ

 

夏に状態を悪くした観葉植物

 

ディフェンバキア・スパークレス

UCHIのディフェンバキア・スパークレスは2020年3月3日に、初めてご紹介しました。

 

その後寒さの影響からか、葉は数枚枯れたものの無事に冬を終え、春により良い姿へと育てることができると考えていましたが、思いのほか変化せず、そのまま夏を迎えました。

夏はディフェンバキア属は活発な生育をするはずですが、UCHIのディフェンバキア・スパークレスは状態が良くなるどころか、むしろ悪くなる一方で、葉は次々と枯れてしまい、ついには以前の面影が感じられない弱々しい姿になってしまいました。

 

 

こちらが弱々しい姿になった2020年7月14日のUCHIのディフェンバキア・スパークレスの様子です。

葉は随分と減り、まったくと言っていいほど以前の面影がありません。

 

 

そして残っている葉ですら、このように枯れ始めています。

 

 

また小さ目の株に関してはこのままでは枯れてしまうのではないかといった様子すらうかがえます。

なかなか状況を変えることができませんので、思い切って植え替えをしました。

 

 

こちらがその時のビニールポッドから抜き出した時の様子です。

ビニールポッドから抜き出してみると、思いのほか土の状態も悪くなく、根も底の方にしっかりとしたものがある様子です。

 

 

しかし作業を進め、新しい土を使って2株を別々の鉢に植え替えました。

 

根の状態から改善が期待できると考えていたのですが、想像以上に全く変化しません。

 

 

そしてこちらが今朝のUCHIのディフェンバキア・スパークレスの様子です。

植え替えから2ヶ月以上が経ち、ディフェンバキア・スパークレスは生育期に関わらずほとんど変化した様子がありません。

 

 

このように新しい葉が開いては、この葉の先端付近のようにすぐに枯れ始めてしまいます。

 

 

そして徐々にこの葉のように枯れてしまい、また新しい葉が開くといったことを、夏の間繰り返しています。

また、このあと開くであろう筒状に丸まった次の新葉は開く前から痛みがある様子で、こういった様子から、なかなか改善が見えてきません。

 

 

しかし根元付近には特に異変がなく、どう対処すればいいか悩ましい状態です。

因みにもう1株は残念ながら夏に枯れてしまいました。

 

 

ディフェンバキア・スパークレスは植え替えもして状態の改善を待ち望んでいますが、まったくその様子がなく、このまま秋を過ごして冬を迎えると枯れてしまうのではないかと心配しています。

 

どうにか秋の間にもっと元気な様子へ状態が改善することを期待したいと思います。

 

パキラ

UCHIのパキラは2020年6月23日に、思い切った決断をしたパキラと、もうひとつのパキラをご紹介しました。

 

そしてその思い切った決断をしたパキラに変化があったのは、このご紹介から約2週間後です。

 

 

こちらが挿し木にして12日経った2020年7月5日のUCHIのパキラの様子です。

一見なんら変化がないようにも見えますが、根元がしぼんでいることに気がつきました。

 

 

とても嫌な予感がしたので、抜き出してみると発根するどころか萎んでしまっています。

 

 

そして触れてみるとブニョブニョとした感触なので、その部分に少し力を加えてみると、このよう簡単に潰れてしまい腐ったような状態になっています。

 

 

しかしまだまだ諦めたくないので、まだ硬さがしっかりとしてる部分よりさらに上の方でカットして、もう一度挿し木にしたいと思います。

 

 

そしてこちらが改めて挿し木にしてから24日が経った、2020年7月29日のパキラの様子です。

全体的に萎んでシワが目立ち始めています。

 

 

そして抜き出し状態を確認してみると、発根している様子はもちろんありません。

 

 

残念ながらこの時に、もうこのパキラは根付くことはないことを確信しました。

 

パキラは夏に状態を悪くしたというよりは、落下してしまったことが原因で、様々な経験をさせてもらったので複雑な思いがあります。

 

ヘデラ・スイートハート(アイビー)

UCHIのヘデラ・スイートハートは2020年3月9日に、最悪の状況を乗り越えた様子をご紹介しました。

 

その後特に異変なく過ごしていましたが、思いのほか変化がありません。

そこで早く以前の姿へ戻したいと考え思い切って植え替えをすることにしました。

 

 

ヘデラ・スイートハートの植え替えは、活発な生長を期待して2020年5月26日に行いました。

 

 

こちらの以前カラジウム・リンデニーを植えていたより大きめのプラスチックの鉢へ植え替えます。

因みにカラジウム・リンデニーは冬越しがうまくできず枯れてしまいました。

 

 

これでヘデラ・スイートハートの植え替えは完了です。

これからしばらくして、活発な生育をすることを期待したいと思います。

 

 

そしてこちらが植え替えをしてから約2ヶ月が経った2020年7月25日のUCHIのヘデラ・スイートハートの様子です。

あまり生長スピードが加速している様子はありませんが、間違いなく生長していることはお分かりいただけると思います。

 

しかしこの夏の間に状態が一変してしまいました。

 

 

こちらが9月12日のUCHIのヘデラ・スイートハートの様子です。

夏の終わり頃になんだか様子が変だと思い、水を控えめにして何とか過ごしていましたが、やはり状態の悪化を遅らせただけで改善することはできませんでした。

 

 

夏に出てきた新葉がとても無残な姿になってしまいました。

何故急に状態を悪くしたのかわかりませんが、やはり水の与え過ぎによる蒸れではないかと思います。

 

そして最後にポトス・ライムと同じヘマをしてしまったもう1種植物をご紹介します。

 

 

夏のヘマ

ポトス・ライム同様に雨が降ったので、水を与えホコリを洗い流そうとベランダに置いてしまったことで、胡蝶蘭の葉を葉焼けさせてしまいました。

 

胡蝶蘭

UCHIの胡蝶蘭は2020年6月10日に、弱々しい状態だったので素焼きの鉢へ植え替えをした様子をご紹介しました。

 

そしてヘマとはポトス・ライム同様に、雨の後に日が差したことが原因での葉焼けです。

 

UCHIの胡蝶蘭のそれぞれの様子はまた改めてご紹介したいと思いますが、水苔と山苔で植えた胡蝶蘭は元気に過ごしています。

 

 

しかしヘマで葉焼けさせてしまいました。

雨上がりの数時間でこの様子です。

因みにこちらは山苔を使って植えている胡蝶蘭です。

 

 

そして水苔を使って植えている胡蝶蘭もわずかですが葉焼けさせてしまいました。

 

 

しかし水苔と山苔で植えた胡蝶蘭はその後それぞれ新しい葉が出てきて生長していますので、引き続き元気に育て、タイミングを見てそれぞれの様子をご紹介したいと考えています。

 

今年はとにかく暑い夏で、多少なりとそういった影響もあって植物も状態を悪くした可能性もありますが、やはり水の与え方が一番原因ではないかと思います。

品種にもよりますが、やはり生育期といえど、夏内管理ならなるべく土は乾かし気味にするようにするのが植物のためになるのではないかと感じています。

 

このように今年の夏も何種か植物を枯らしてしまいました。

そしてその枯らしてしまった植物へ最後にできることは、そのことをブログに書き留め、その植物が生きていた証を残すことが最後にできることではないかと考えていますので、枯らしてしまった植物についてもご紹介させていただきました。

またこういった失敗をなるべく今後も公開して、読者の方やこれから植物を育ててみたいと考えておられる方の役に立てれば幸いです。

そしてUCHIでもこういった失敗を少しでも無くして、もっとしっかりと植物を管理して育てていきたいと考えています。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。