こんばんは。
今回は、茎が伸び見た目が悪くなったセネシオ属の多肉植物「アーモンドネックレス」の茎をカットしてバランスの調節を試みた様子をご紹介します。
アーモンドネックレスは京童子とも呼ばれ他のネックレスと名が付く多肉植物の中では一番育てやすいのではないかと思います。
しかしアーモンドネックレスの茎は太く硬めなので、伸びてしまうと鉢へ入れ込むような、少し強引な一時凌ぎの調節は難しいです。
また見た目も他のネックレスとは違い、数本の茎だけが伸びているように見えるので、茎が伸びると見た目もあまりよくありません。
そこで茎をカットして茎の長さを調整したいのですが、カットするからにはその茎を増やすことに使いたいので、伸びた茎をカットしてその茎を水挿しにしましたので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのアーモンドネックレス
- アーモンドネックレスの挿し木のその後と茎のカット
- 伸びた茎をカットしたアーモンドネックレス
UCHIのアーモンドネックレス
UCHIのアーモンドネックレスは2019年9月13日に、挿し木の失敗とまた新たな挿し木に再挑戦した様子をご紹介しました。
このご紹介から約半年近く経ち、親株のアーモンドネックレスは元気に冬越しをしています。
元気なことはいいことですが、予想以上に茎が伸び見た目が悪くなってしまいました。
そこで伸びたアーモンドネックレスの茎をカットしてバランスを調整し、見た目を整えたいと思います。
まずはその作業の前に、現在のアーモンドネックレスの様子をご紹介します。
こちらがUCHIのアーモンドネックレスです。
茎の長さなどのバランスが悪いのかあまり見た目がいいとはいえません。
また茎が棚の表面に付いて地面に沿って伸びているような状態です。
鉢の表面付近の大粒の葉は色艶がきれいで状態は良さそうです。
しかし室内に置いているのでややホコリも目立ち始めています。
そして伸びた茎は徒長しているのか、葉と葉の間の茎の長さが広く、見た目の印象が悪く感じます。
この葉と葉の間が広いのは他の茎でも同様です。
また棚の表面に茎が付いて伸びていることも気になり、そのことも考え調節したいと思います。
しかしアーモンドネックレスの茎をカットするからには、挿し木などに使いたいのですが、挿し木などするには不向きな時季で作業するか悩みました。
ですが長らくアーモンドネックレスの様子はご紹介していませんので、この機会に伸びた茎をカットして調節し、そのカットした茎を水挿しにしたいと思います。
また水挿しといえば、以前水挿しにし、その後挿し木にした茎が1本あるので、その茎の現在の様子も併せてご紹介したいと思います。
アーモンドネックレスの挿し木のその後と茎のカット
こちらが前回水挿しにした茎を土へ植え替えたアーモンドネックレスです。
なんとかこれまで寒さにも耐えていたのですが、気づけば残っていた葉も残念なことに枯れてしまっていました。
茎はまだ緑色をしていますが、倒れていて、どうやらこの様子では根付いていない様子です。
今回も失敗してしまったようです。
それでは親株の伸びた茎をカットして見た目や長さを整えたいと思います。
一応気根の部分を意識してカットし、水挿しにしたいと思います。
このように伸びた7本の茎をカットしました。
ペットボトルを切断したものに水を入れ、伸びた茎をまとめて水挿しにしました。
後は2,3日に一度水を替え、しばらく様子をみたいと思います。
次に親株の葉のホコリを取り除きます。
たっぷり葉水をしてホコリを洗い流しました。
※カットしてから葉水すると断面に水がかかってしまいますので、断面が乾いてからの方がいい可能性があります。
それでは伸びた茎をカットしたアーモンドネックレスをご紹介します。
伸びた茎をカットしたアーモンドネックレス
こちらが伸びた茎をカットしたアーモンドネックレスです。
バランスはやや改善できそれなりには仕上がりましたが、残す茎の長さや気根を意識し過ぎたのか、あまり見た目には満足できていません。
また茎の長さに対して、葉の詰まり具合も見た目がパッとしないことに影響していると思えます。
しかし気になっていたホコリは洗い流し、アーモンドネックレスの大粒の葉はキレイになりました。
アーモンドネックレスは、グリーンネックレスやルビーネックレスとは違い茎が太く硬いので、カット後も鉢へ入れ込んだりするような調節は難しいので、今回の作業はこれで完了とさせて頂きます。
しかし今後暖かくなるにつれ、次第に生長スピードも早くなり、また茎もグングンと伸びてきますので、またその時に茎を上手にカットして調節し直したいと思います。
そして春にアーモンドネックレスはUCHIへ迎え1年目となりますので、今回水挿しにしたアーモンドネックレスの茎の変化も併せて、1年目の日にそれぞれのアーモンドネックレスのその時の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
40日後の様子をご紹介します。