激しい雨に打たれたセロームからの要求

こんにちは。

今回は、今朝激しい雨に打たれたフィロデンドロン属の観葉植物「セローム」からの要求に応えた様子をご紹介します。

UCHIのセロームは屋外に置いていて、今朝そこそこ激しい雨が降ったので一応様子を見るため室内へ取り入れてみると、あることに気が付きました。

それは葉が黄色系の色合いをしていることと、根が土の表面に飛び出していることで、この根の飛び出している様子は数ヶ所見て取れます。

これはおそらくセロームからのメッセージで、もっと根を伸ばせられる大きな鉢へ植え替えを要求しているのだと思います。

そこで手元にあった他の用途で使うための、かなり大きな鉢へセロームを植え替えましたので、その様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのセローム
  • セロームの植え替え
  • 植え替えをしたセローム

 

UCHIのセローム

UCHIのセロームは2020年4月30日に、全ての葉を枯らしてしまい、新たに出てきた、これからを担う若葉の様子をご紹介しました。

 

このご紹介から2ヶ月程しか経っていませんが、あの若葉も生長し、UCHIのセロームは現在4枚の葉を付けそれなりに過ごしています。

それなりといったことには要因があり、その4枚の葉の中で、2枚の葉こそそれなりのセロームらしい緑系の色合いをしていますが、残りの2枚はかなり黄色系の色合いをしています。

また冒頭でもお伝えしたように、土の表面数ヶ所に、本来土に埋まっているはずの根が飛び出している様子もうかがえます。

 

それではまず、その葉と根の様子をご覧いただきます。

 

 

こちらが今朝激しい雨に打たれたUCHIのセロームで、現在は4枚の葉を付けるまでに生長しました。

そして雨に打たれたことは特に問題ありませんが、それがきっかけでセロームからの要求に気が付きました。

 

 

まずこちらが一般的な色合いのセロームの葉です。

この個性的なカタチの葉がセロームの魅力のひとつです。

 

 

次に先ほどお伝えした、こちらが黄色系の色合いのセロームの葉です。

この黄色系の色合いの葉は比較的新しい葉で、以前から気にはなっていましたが、新しい葉なので一時的だろうと甘く考えていました。

しかしこのサイズまで生長しても、この黄色系の色合いのまま変化しません。

そこで以前現れた害虫のアザミウマ(スリップス)を疑いましたが、対策も施しているので、葉には害虫がいる様子はありません。

 

 

そして根元を見ると、ピンクの円で囲った部分に根が飛び出している様子がうかがえます。

 

 

その様子は1ヶ所だけではなく、ピンクの円で囲っているような様子が数ヶ所で見て取れます。

 

葉が黄色く変色していることや、このように数ヶ所で根が土の表面に飛び出ていることから、これは根詰まりしているのではないかと考えました。

そしてこれはセロームからのメッセージで、植え替えを要求しているのだと思います。

 

そこで以前植え替えたトマトをさらに大きな鉢へ植え替えようと、100円ショップで購入していたプラスチックの7号鉢があるので、その鉢へセロームを植え替えたいと思います。

 

 

セロームの植え替え

こちらがトマトの植え替え用に購入していたプラスチックの7号鉢で、現在のセロームからするとオーバーサイズだと思います。

しかしセロームは結構大きく生長するようですので、段階はあるものの、この鉢へ植え替えたいと思います。

 

 

まず水受けを外してみると、鉢の底から根が出ていました。

この様子から、おそらく鉢の中では根が詰まっているのではないかと思いました。

 

 

そして根に極力傷を付けないようにセロームを鉢からかなり時間をかけ抜き出しました。

するとこのように根があちらこちらに張り巡っています。

しかし想像していたような根詰まりといった様子ではありませんでした。

 

 

また底から出ていた根は、数本はうまく抜けましたが、やはり太めの根は切れてしまいました。

 

あとは大きな鉢へ植え替えるだけですので、無事植え替え作業を終えたセロームをご紹介します。

 

 

植え替えたセローム

こちらが大きな鉢へ植え替えたUCHIのセロームです。

やはりオーバーサイズの鉢ということもあって、思わずクスッとするようなかなりアンバランスな仕上がりです。

 

 

多分一度黄色系になった葉の色合いの改善に繋がるとは思えませんが、今後出てくる葉はこのような色合いになることはないと思います。

 

 

そして植え替えたことで、かなり根を伸ばすスペースもできたので、以前同じようにかなり大きな鉢へ植え替えたモンステラのように大きく生長してもらいたいです。

 

ちなみに左端のグリーンの粒は、一週間前にご紹介したハート型の錠剤肥料で、これは前の鉢に使っていたものをこちらに移したもので、雨の影響でカタチが崩れてしまいました。

※ちなみに7号鉢なら6錠程置くのが推奨されていますが、植え替え直後で元肥として使うものではないと思いますので、しばらく期間を開けてから適量を与えたいと考えています。

 

 

UCHIのセロームはオーバーサイズの鉢へ植え替え、やや、やり過ぎ感もありますが、葉の色の改善だけでなく、この鉢で良かったといった具合に生長してくれることを期待し、これからもしっかりと日に当て、鉢のサイズにあった株となるように生長を促したいと思います。

 

また植え替えたことで、今後セロームに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

20日後の様子をご紹介します。

 

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セロームの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、セロームの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているセロームの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。