去年の秋から春までに枯らしてしまった植物1

こんにちは。

今回は、あまりご紹介したくないことなのですが、2020年秋から2021年春の間に枯れてしまった植物をご紹介します。

植物を枯らしてしまう原因には様々な事柄がありますが、特に今回は冬に葉焼けさせてしまったことが原因の品種が多いです。

またこれまでこのブログの象徴的だった品種もあり、記事を書いていると複雑な心境になってしまい、もしかするとこれから改善するのではないかといったことを考えその時を待っていると、かなり書き始めた頃より公開するまでに時間を要しましたが、明日から7月ということもあり、今日を区切りとして枯らしてしまった植物をご紹介します。

また今回も記事が長いので、2記事に分けてご紹介します。

※今回は目次はありません。

 

ドラセナ・コンパクタ

UCHIのドラセナ・コンパクタは2020年12月13日に、太めの一本の根を切っ掛けに、植え替えをした様子をご紹介しました。

 

その後、鉢が大きめなので水を与えると土の乾きが悪い(遅い)のが気になり、日差しも弱い時季なので屋外に置くことにしました。

しかしこの判断が思いがけないトラブルに繋がってしまいました。

 

 

その様子がこちらで、これは2021年1月25日のUCHIのドラセナ・コンパクタの様子です。

屋外に置いたことによって、冬の弱い日差しでもドラセナ・コンパクタは簡単に葉焼けしてしまいました。

 

これは完全に想定外です。

 

 

葉焼けをさせてしまった葉はもう元には戻せませんが、このように比較的ダメージが軽度の葉も多くあるので、改善は難しくないと考えていました。

 

 

しかしこちらは2021年3月6日のドラセナ・コンパクタの様子で、室内に置いているにも関わらず、どんどん葉が枯れてしまって、遂にはこのような状態になってしまいました。

 

 

しかし茎(幹)の部分を見ると悪い状態でないので、茎がむき出しのドラセナ・コンパクタへ仕立てれば問題ないと楽観視していました。

 

 

そこでこのように枯れた葉を取り除きました。

 

 

そして茎がむき出しの状態になりましたが、春に上部には新しい葉が芽生え、見た目も改善できると考えていました。

 

しかし改善する様子はなく、むしろ茎が上部から萎みだし、今では根元付近に若干茎が見て取れる程度となってしまっています。

 

恐らくもう改善することはないと感じます。

このようにドラセナ・コンパクタが枯れてしまったのは、葉焼けがきっかけになっている可能性もありますが、おそらく原因は大きめの(大き過ぎる)鉢に植え替えたことで、根腐れしてしまったのではないかと思います。

 

とても残念なことをしてしまいました。

 

シルバーメタル

UCHIのシルバーメタルは2020年11月14日に、葉が小さく存在感を失いつつある様子をご紹介しました。

 

そしてこのご紹介でもお伝えしていたように、葉の大きさの改善を目的として秋の日差しに当て育てることにしました。

しばらくは変化がなく、葉焼けすることもなかったのでそのまま屋外に置いて育てていると、予想がいにも冬に葉焼けしてしまい、その後状態がどんどんと悪くなってしまいました。

 

 

そしてこちらが状態の良い葉が一枚もなくなってしまった、2021年2月3日のUCHIのシルバーメタルの様子です。

葉焼け後は室内に置いていましたが、改善するどころか、このような見るも無残な状態にまで悪化してしまいました。

 

 

こういった状態になるきっかけは葉焼けで、シルバーメタルの葉は枯れてもハサミでカットしないと簡単には取り除けないこともあり、そのままにしていました。

しかし見た目も悪く、いったんカットして整えようと考えました。

 

 

そこで枯れた葉や状態の悪い茎をカットして、このように整えましたが、この後新しい葉が出てくることはなく枯れてしまいました。

そしてこういった状態は子株も同様で、同じように枯らしてしまいました。

 

シルバーメタルを枯らしてしまった原因はおそらく屋外に置いたことで、もっと違った方法で葉の改善を図るべきで、誤った判断をしてしまいました。

 

 

アンスリウム

UCHIのアンスリウムは2020年12月7日に、傍えを失った様子をご紹介しました。

 

このご紹介後は、課題と題して改善に取り組んでいて、無事に冬越しもできましたが、これから変化に期待がもてるといった春になってもあまり変化がなく、心配していると、5月頃から状態が悪くなり、枯れた葉をカットしたりして何とか状態を保つようにしていましたが、アンスリウムは改善することはありませんでした。

 

 

そしてこちらが2021年6月3日の、UCHIのアンスリウムの様子です。

最後の最後まで粘っていた大きな葉までもが、このようにぐったりと倒れてしまいました。

 

 

葉の状態は少し前からこのような状態だったので、もうダメかもしれないといった思いがありましたが、やはり改善することなくこういった姿になってしまいました。

 

 

待てば改善するのではないかといった様子も感じるのですが、以前枯れた株もこういった状態でした。

アンスリウムはこのブログの初期のころから育てていた観葉植物で、925日もUCHIで過ごしてくれましたがアンスリウムはこの日で諦めることにしました。

 

もう一度あの鮮やかなピンクの仏炎苞を見たかったです。

 

 

ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)

UCHIのマコデス・ペトラは2020年12月12日に、気がかりなことばかりな様子と併せ、水苔の交換をした様子をご紹介しました。

 

その後は気が付かなかっただけなのか、問題なく過ごしているといった様子だったのですが、冬の終わりを感じ始める3月頃から葉が丸々ような状態になり、それでも欠かさずに葉水をして湿度を補うようにしていました。

 

 

そしてこちらは2021年3月23日のUCHIのマコデス・ペトラの様子なのですが、いつものように葉水しようとキッチンへ持ち運ぼうと持ち上げたところ、茎が折れて、ポロッと取れてしまいました。

 

 

なかなか状況を理解できませんでしたが、このままではマズイ状態であることは間違いありません。

そこで状態を確認するために根元の部分を水苔から抜き出してみました。

 

 

すると、根の状態が水苔を新しいものへ交換した時とは違い、太い根だけが残っています。

こういった状態から、おそらく根腐れしていたのだと気が付きました。

 

 

しかし折れた上部の茎の根元の方では、ピンクの円で囲ったような新しい芽か根が出てきている様子があります。

そこでこういった様子から改善はできると思いました。

 

 

そこでまだ太い根が残っていた根元の方と一緒に、折れた茎ももう一度水苔に植え直しました。

 

 

そして何とか改善することを期待して、マコデス・ペトラの様子を見守ることにしました。

 

 

しかしそういった思いとは裏腹に、状態が日々悪くなり、こちらは2021年5月25日のマコデス・ペトラの様子です。

 

 

もうお分かりだと思いますが、一応マコデス・ペトラの残っている部分を抜き出してみると、完全に枯れてカビまでが生えている状態でした。

 

水苔の交換が悪かったのか、水の与え方や湿度の保ち方が悪かったのかがわかりませんが、本当に残念な結果になってしまいました。

 

 

アジアンタム・フリッツルーシー

UCHIのアジアンタム・フリッツルーシーは2021年5月1日に、コンパクトに仕上げて状態を維持したいと、植え替えをした様子をご紹介しました。

 

しかしその思いはすぐに途絶えることになってしまいました。

植え替え後1週間も経たない間に葉が黒く変色するものが目立ち始め、みるみる状態が悪化していきました。

 

 

そしてこちらが2021年5月25日のアジアンタム・フリッツルーシーの様子で、24日でこのような状態になってしまいました。

 

 

アジアンタム属は状態が悪くなっても新しい茎が伸び始めたりしている様子があるものですが、UCHIのアジアンタム・フリッツルーシーにはそういった新芽の様子がありません。

 

 

また黒っぽく変色して縮れた葉もこのままにしていても仕方がないのですが、もうしばらくだけ様子を見ることにしました。

 

 

そしてこちらが1週間後の2021年5月31日のアジアンタム・フリッツルーシーの様子です。

やはり改善する気配がないまま全ての葉が黒っぽく変色して縮れてしまいました。

 

 

そこで状態を確認するため、鉢からアジアンタム・フリッツルーシーを抜き出してみました。

しかしこの状態ではあまり植え替え時との違いはわかりません。

 

 

そこで土を取り除いて、根の状態を見ることにしました。

ですが土を取り除いても、状態がどうなのかはっきりとわかりませんでした。

 

 

そこでいったん黒っぽく変色して縮れた葉などを茎の根元でカットすることにしました。

 

 

そしてもう一度ビニールポッドに植え直して様子を見ることにしましたが、今日現在も新しい茎が伸びていませんので、諦めることにしました。

 

アジアンタム・フリッツルーシーは、以前失敗したアジアンタム・ミクロフィラムの経験を活かして育てるつもりでしたが、それよりも短期間で枯らしてしまいました。

本当に不甲斐ないです。

 

枯れてしまった植物はまだ他にもありますが、1記事にまとめるとかなり長くなりますので、一旦ここで一区切りとさせていただきます。