最悪の状況を乗り越えたヘデラ・スイートハート(アイビー)

こんにちは。

今回は、株が枯れてしまいそうな最悪の状況を乗り越えたヘデラ属の観葉植物「ヘデラ・スイートハート」の様子をご紹介します。

ヘデラ・スイートハートはヘデラ属(アイビー)の一種で、比較的入手しやすく育てやすい品種です。

そのヘデラ・スイートハートの様子は夏にご紹介し、その後は秋にご紹介するつもりでしたがご紹介できずにいました。

その理由として、本来は花瓶として使うような鉢(底に穴のないタイプ)に植えていたことで、強靭なヘデラ・スイートハートといえど徐々に株を弱らせてしまったからです。

そこで状態が悪くなったヘデラ・スイートハートを一般的なプラスチックの鉢(底に穴が空いているタイプ)へ急遽植え替え、水をほとんど与えず置いていると、先日ようやく淡い色の新芽が出ていることに気が付きました。

どうやらこの様子から最悪の状況は一応乗り越えることができたと思いますので、現在のヘデラ・スイートハートの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのヘデラ・スイートハート
  • これまでのヘデラ・スイートハートの様子
  • 最悪の状況を乗り越えたヘデラ・スイートハート

 

UCHIのヘデラ・スイートハート

UCHIのヘデラ・スイートハートは2019年7月26日に日陰でも葉が詰まりだすような生長を見せている様子をご紹介しました。

 

このご紹介後も順調にグングン生長していました。

また前回のご紹介で次は秋頃にご紹介するとお伝えしていましたが、11月頃から葉が黒く変色してしまう葉が増えてしまい、その後は急激に状態を悪化させてしまいました。

慌てて今まで植えていた花瓶として使うような鉢(底に穴のないタイプ)から弱ったヘデラ・スイートハートを抜き出し、一般的なプラスチックの鉢(底に穴が空いているタイプ)に植え替えましたが、その後もすぐに落ち着くことはありませんでしが、残り数枚しか葉がなくなったところでなんとか落ち着きました。

 

今、その時の様子を振り返り原因を考えると、控えるようにしていましたが、水の与え方が原因ではないかと考えています。

ヘデラ・スイートハートは、本来は花瓶として使う鉢に植えていたので、間口が狭く、底に穴がなく、余分な水が排水できず溜まったままとなり、丈夫なヘデラ・スイートハートといえど水をあまり必要としない時季ということもあり、株の状態を悪化させたのではないかと考えています。

 

しかし他の植物でも同じ鉢で同様の経験をしていたので、ためらわず植え替えることで、一応株が完全に枯れることだけは食い止めることができました。

 

そしてその後は変化のない日々を送っていましたが、先日ヘデラ・スイートハートの様子を見ると、新芽が生長し始めていることに気がつきました。

ヘデラ・スイートハートの生命力もあり、これで最悪の状況は運よく乗り越えられたのではないかと思います。

 

しかし同じ鉢でその前の1年は無事過ごしているので、その様子も含め、ヘデラ・スイートハートのこれまでの様子を簡単に振り返りたいと思います。

 

 

ヘデラ・スイートハート

UCHIのヘデラ・スイートハートは2018年10月4日に初めてのご紹介をしました。

 

もうこの時には花瓶として使う鉢(底に穴のないタイプ)に植え替えています。

 

その後ヘデラ・スイートハートは2019年1月2日に寒さ、暑さにも負けず強く生きる様子をご紹介しました。

 

そして2019年3月26日に増やすために特徴のつるを水挿しにした様子をご紹介しました。

 

このあと2019年7月26日の生育期に親株は日陰でも伸びた茎に葉が詰まり、子株は発根したので同じ花瓶として使う鉢(底に穴のないタイプ)に植え替えた様子をご紹介しました。

 

このご紹介後、子株も11月ぐらいまでは順調に過ごしていましたが、中旬頃から親株同様に葉が黒く変色し、その後残念ながら枯れてしまいました。

 

このような状態でも運よく完全に枯れず耐え忍んでくれた親株には頭があがりません。

それでは株が枯れてしまうほどの状態をなんとか乗り越えたヘデラ・スイートハートをご紹介します。

 

 

最悪の状況を乗り越えたヘデラ・スイートハート

こちらがUCHIのヘデラ・スイートハートです。

以前のような長い茎(つる)はなく、葉も今は4枚しかありません。

 

 

こちらが残っている大き目の葉です。

一番大きな葉は一部が枯れてしまい、その後どうなるか不安に感じていましたが、この状態以降から枯れた部分は進行せず現在の様子を保っています。

 

 

こちらは先ほどご紹介した葉より一回り小さな葉です。

ホコリが目立ちますが、枯れた部分などなく、葉は濃い緑色をしていて状態は良さそうです。

 

 

そしてこの写真の中央にヘデラ・スイートハートの新芽らしき淡い色合いの葉か茎が出始めています。

この様子から最悪の状況は乗り越えたのではないかと感じています。

 

 

水の与え過ぎが原因ではないかと思い、今までほとんど水を与えておらず、たまに葉水だけで水分を補っていたので、今回はホコリを洗い流すことも目的としてたっぷりと葉水しました。

そして鉢の下から水が流れでるぐらい水も与えました。

 

 

本来とても丈夫なヘデラ・スイートハートに水を与え過ぎ、株が枯れてしまうのではないかといった状態にまでしてしまいました。

しかしなんとか回復の兆しが見えたので、今後タイミングを見て肥料も与え、以前のようなより良い状態に戻したいと思います。

 

今は以前つるを伸ばし、そのつるにも葉が詰まっていたと感じれる面影はありませんが、また今後の変化に期待し、UCHIのヘデラ・スイートハートに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介します。

 

今回ご紹介したヘデラ・スイートハートの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のヘデラ・スイートハートの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。