花が咲いたトマトにやりすぎた摘心

こんにちは。

今回は、大きく生長し花が咲いたソラナム属(ナス属)の野菜「トマト」の様子をご紹介します。

UCHIのトマトは先月植え替えをしましたが、それから1ヶ月でみるみると大きく生長して、いよいよ先日花を咲かせるまでになりました。

しかしトマトはそのまま何もせずに育てていると、より大きく生長し、葉もふさふさに茂ってしまい、実がおいしくできないどころか、トラブルにも繋がってしまうようです。

そこでUCHIでは置き場所の問題からトマトをこれ以上大きくしたくないといった事情もあり、摘心(てきしん)を思い切ってしたので、その様子と併せ、花を咲かせたトマトの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのトマト
  • トマトに思い切った摘心
  • 思い切った摘心をしたトマト

 

UCHIのトマト

UCHIのトマトは2020年6月9日に、ビニールポッドから少し大きめの鉢へ植え替えた様子をご紹介しました。

 

このご紹介から1ヶ月が経ち、トマトはみるみる内に大きく生長し花を咲かせるまでになりました。

しかしUCHIではこのトマトをベランダに置いて育てているので、あまり大きくしたくないといった事情もあります。

 

また冒頭でもお伝えしましたが、トマトはこのまま育てているとより大きく生長し、葉もふさふさに茂ってしまうようです。

そうすると栄養が実を実らすだけでなく、葉の生育にもより多く分散されるので、実がおいしくできないどころか、茂った葉の日の当たらない葉が病害虫などのトラブルへと繋がってしまうこともあるようです。

そこでこれ以上大きくしたくないので、摘心をして高さや広がりを抑え、日当たりや風通しの確保もしたいと思います。

 

それではその作業の前に、植え替えから1ヶ月間で大きく生長したトマトの様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのトマトの現在の様子です。

正確ではありませんが、スケールで図ってみると約70cm程まで生長しました。

 

 

そしてこちらが先日咲かせたトマトの花の様子です。

野菜なので、花を楽しむ植物ではありませんが、やはり花が咲くと嬉しいものです。

 

 

そんなトマトの花は現在2輪咲いていて、その奥にまだつぼみもあります。

 

 

しかしやはり鉢が小さかったのが原因か、根本ではやや茎から根が無数に生えていて、この様子にはやや気持ち悪さを感じてしまいます。

 

 

そしてそのことが影響してか、または日当たりを確保できずか、このように黄色く変色し始めている葉が目立つようになりました。

これはもちろん害虫の可能性や病気の可能性などもあるかもしれません。

 

 

また撮影のため移動させている際に気が付いたのですが、鉢の底から根が出てきています。

トマトを育てるには30cmぐらいの深さが必要といった情報もあったので、少し前に大きめの鉢を購入して準備していましたが、セロームに使ってしまいました。

 

また置き場所の問題も含め、これ以上大きくしないためと、この鉢のまましっかりとした実を育てたいため、思い切った摘心をしたいと思います。

 

 

トマトに思い切った摘心

トマトの摘心には様々な目的があって、実や株の大きさのためだけでなく、葉が必要以上に茂らないようにして、それぞれの葉の日照不足や病害虫予防といった目的もあるようです。

そこで花を付けていない茎を全て切り取りたいと思いますが、ピンクの円で囲った部分にはつぼみがあります。

そこで今回は上へ伸びる(生長する)制御として、2ヵ所のピンクの線の茎を切りたいと思います。

 

 

また小さすぎるリング支柱の内側へ伸びている茎は、葉に日が当たりにくいのか黄色く変色しています。

そこでこの機会に、思い切ってこの茎とその上の茎もカットしたいと思います。

 

 

そして茎のあちらこちらに出てきているわき芽もカットしておきます。

 

 

するとこのように結構茎やわき芽をカットすることになってしまいました。

少しやりすぎたような気がします。

 

それでは思い切った摘心をしたトマトをご紹介します。

 

 

思い切った摘心をしたトマト

こちらが思い切った摘心をしたUCHIのトマトです。

やや、やりすぎた感は否めません。

 

 

また左右へ広がりすぎないようにするため、残している茎の先端付近もカットしました。

 

 

そしてこちらが上へ伸びていますが、つぼみがついているのでカットせずに残した茎です。

このつぼみもおそらく近いうちに花を咲かせると思います。

 

 

このようにトマトの花が咲いたということは、あとは実がなるのを待つだけです。

しかしもしこの一番初めに咲いた花がしっかりと着果しなければ、その後に咲いた花も着果しにくくなるといった性質がトマトにはあるといった情報もあり、考えているほど簡単ではなさそうな気もします。

 

 

やや摘心をやりすぎた印象があるUCHIのトマトですが、残している茎や葉は置き方にもよりますが、一応これまでの置き方で比較的に日に当たりやすい方向へ向いているきれいな葉だけを残すようにしました。

しかしUCHIのトマトは鉢やリング支柱が小さすぎるといった問題もあり、またトマトはあまり水を頻繁には与えず、葉がややしおれてきた時が水の与え時のようですが、最近は雨が続いているのでかなり水分が多めになっていることなど、気になることが多々あります。

とりあえず今はもうあたふたせず、このまましっかりと日に当て育て、次回は実(トマト)が成った様子をご紹介できればと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

52日後の様子をご紹介します。