窮余の一策から生まれた流木を使ったポトスタワー

こんばんは。

今回は、エピプレムヌム属の観葉植物「ポトス」を使って、窮余の一策から手元にあった流木でポトスタワーへ仕込んだ様子をご紹介します。

UCHIのポトスは去年の秋以来久々のご紹介になり、その理由はなかなかポトスを以前から計画していたヘゴ仕立てにすることに着手しかねていたからです。

また冬に葉をかなり枯らしてしまい、もっと改善するまでご紹介を控えようかと考えていましたが、たまたま葉のホコリが気になり、そこで横着して雨を利用したお手入れをご紹介するつもりで作業を始めました。

するとその作業の際に鉢の底から根が出ていることに気が付き、そこでこのままではまずいと考え、ポトスの植え替えをしようと考えました。

そこでこの機会にやはりヘゴ仕立てにしたいと思いましたが、その作業はまだ当分先にするつもりだったのでヘゴ支柱は手元にはありません。

しかしどうしても作業を進めたいという好奇心から、窮余の一策として手元にあった流木を使ってタワー仕立てにしましたので、その作業の様子などをご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのポトス
  • ポトスを植え替えポトスタワーへ
  • 子株を親株のポトスの鉢へ植え替え
  • 親株の空いた鉢へ植え替えた子株のポトス
  • 植え替えポトスタワーへ仕込んだUCHIのポトス

 

UCHIのポトス

UCHIのポトスは2019年9月14日に、親株のポトスの伸びたつるを使って増やした子株のその時の様子や、UCHIでのポトスの増やし方をご紹介しました。

 

このご紹介から約8ヶ月が経ち、UCHIのポトスは茎が伸びているものの冬に葉をかなり枯らしてしまい、やや以前よりはハツラツとした雰囲気にかけます。

しかしそれでも生育期を迎え、改善の様子がみられますので、まずは葉に付着したホコリのお手入れの様子をご紹介します。

 

 

こちらが現在のUCHIのポトスの様子です。

以前はもっと葉が詰まった印象でしたが、冬に置き場所を移動させたことが原因で、葉をかなり枯れさせてしまいました。

 

 

それでもポトスは本当に丈夫な観葉植物なので、やや小ぶりですが次々と新しい葉がその存在感を示し始めました。

 

 

また葉が減ったといえどポトスは葉が多く、一枚一枚お手入れするのは難しいので、葉に付着したホコリが目立ち始めました。

そこで夜間から朝方に雨が降るといった予報があるので、雨を利用してこのホコリを洗い流したいと思います。

 

 

そしてこちらが昨晩屋外へ置き、雨でホコリを洗い流した、今朝のポトスの様子です。

同じ葉でないのでわかりづらいと思いますが、ほとんどのホコリを雨で洗い流してくれました。

 

しかしこの作業で気が付いたことがあります。

それは今植えているプラスチックの鉢の底から、根が複数本出ていることです。

 

この様子からそろそろ植え替えも必要かと思いますので、大きな鉢へ植え替えたいと思います。

そしてこの機会に、以前から計画していたヘゴ仕立てに仕込みたいと思いますが、まだ当分先にその作業するつもりだったので、手元にヘゴ支柱はありません。

 

そこで手元に使用用途がなくなった流木があったので、窮余の一策になりますが、この流木をヘゴ支柱の代わりに使って、ポトスタワーへと着手したいと思います。

 

 

ポトスを植え替えポトスタワーへ

それでは雨を利用してホコリを洗い流した、今朝のポトスを植え替え前にもう一度ご紹介します。

わかりにくいですが、ポトスタワーにするには、つるの長さはまだまだ足りないと感じます。

しかし今後ポトスのつるはグングンと伸びると思いますので、それに期待して作業を進めます。

 

 

そしてこちらが先ほどご紹介した、鉢の下から根が出ている様子です。

UCHIのポトスはまだまだ生長しようとしている様子がうかがえます。

こういったポトスの様子から、今回の植え替えとタワー化を決断しました。

 

 

早速植え替えのために鉢からポトスを抜き出しました。

 

 

こちらが土に収まりきらなかった根の様子です。

以外にも思ってたほど根に傷をつけず、簡単に抜き出すことができました。

 

 

そして植え替えのため、一株一株できるだけ古い土を取り除きました。

これで植え替えの準備は整えました。

 

 

次にポトスを植え替える鉢は、こちらの胡蝶蘭で使っていた白い鉢を使います。

胡蝶蘭は3株あり、残念ながら1株枯れてしまいましたが、2株は何とか今も健在です。

また胡蝶蘭をこの鉢に直接植えていたわけではないので、胡蝶蘭を抜き出したわけではありません。

 

 

次にタワー仕立てにするための支柱ですが、本来はヘゴ支柱かプラスチック系の支柱を使いますが、今回は作業を考えていなかったので手元にありません。

また現在、外出はできるだけ避けたいので、支柱の購入には出向かず、窮余の一策ですが手元にあったこの流木を使いたいと思います。

 

 

後は先ほどの鉢にたっぷりと観葉植物用の土を入れ、先ほどの流木を立て、その流木の周りに先ほどプラスチックの鉢から抜き出したポトスをこの写真のように植えていきます。

 

 

そしてポトスを流木に固定するのですが、これも手元にあった麻紐を使って固定しました。

これでUCHI流の流木を使ったポトスタワーの完成です。

 

次に、先ほどまでポトスを植えていた鉢に、前回ご紹介したつるをカットして育てている子株を植えて、親株のような姿へ育てる準備をしたいと思います。

 

 

子株を親株のポトスの鉢へ植え替え

まずこちらが前回ご紹介した子株達の現在の様子です。

多少部分的に枯れたりしている葉もありますが、以前親株の伸びたつるをカットして育てているポトスは全てそれなりに過ごしています。

 

 

それでは先ほどまで親株を植えていた白のプラスチックの鉢へ、子株のポトスを数株植え替えたいと思います。

因みに、写真の子株はなぜか班の部分が黄色くなりました。

このように班が黄色くなった株は比較的日当たりのよい場所に置いていた株で、同じように班が黄色くなった株は他にも3株ほどあります。

 

 

また班が黄色くなった子株のポトスは茎も黄色系の色合いに変化していますので、この変化にはなんらかの原因がありそうです。

 

取り合えず今回は気にせず、空いた親株のプラスチックの鉢へ植え替えを進めました。

それでは親株の空いた鉢へ植え替えた、子株のポトスをご紹介します。

 

 

親株の空いた鉢へ植え替えた子株のポトス

こちらが親株の空いた鉢へ植え替えた子株のポトスです。

鉢の外側はもちろん、内側まできれいに洗い、撮影のため吊り下げるプラスチックの素材も外しています。

 

 

こちらは今回親株の鉢へ植えなかった子株で、この子株は今後もこのまま育てたいと思います。

 

 

親株の鉢へ植え替えた子株(子株達)は順調に生長すれば、今期の生育期だけで、以前のような親株の姿まで生長するのではないかと考えています。

しかしその予定通りに子株のポトスは生長するかわかりませんが、ぜひこのポトスの変化もお楽しみにしていてください。

 

それでは植え替え、流木を使ってタワーへ仕込んだポトスをご紹介します。

 

 

植え替えポトスタワーへ仕込んだUCHIのポトス

こちらが大きな鉢へ植え替え、流木を使ってポトスタワーへと仕込んだUCHIのポトスです。

なかなか賛否両論ありそうな仕上がりです。

しかし今後ポトスが生長して、つるが伸び、葉が増えればいい感じに仕上げることができるのではないかと考え、流木は長いままカットせずに使用しました。

 

 

また既存の葉もこれまでは垂れ下がるような向きで育てていたので、葉の向きも整っていませんが、この葉の向きにも変化があると思います。

 

 

まだまだUCHIのポトスはタワーへ仕込んだばかりで、理想的な仕上がりになっていませんが、5月からポトスはより生育が活発になります。

そこでこの生育期にしっかりとポトスを生長させ、夏頃にポトスタワーとして今より理想的になった姿をご紹介できればと考えています。

 

今後どのような変化をしてくれるかわかりませんが、ぜひこの窮余の一策で流木を使って仕込んだポトスタワーの今後の変化もお楽しみにしていてください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

153日後の様子をご紹介します。