環境の変化からの落葉が抑えられたベンジャミン・シタシオンの植え替え

こんにちは。

今回は、環境の変化からの落葉が抑えられたフィカス属の観葉植物「ベンジャミン・シタシオン」の植え替えをした様子をご紹介します。

フィカス属のベンジャミン系は環境の変化に敏感で、置き場所を変えたりするとその影響(環境の変化)で落葉することが多い印象です。

そこでそういった経験から、自分なりのできる限りの対策として、購入時のような明るさの場所(明るすぎず、暗すぎないといった場所)に置いて約2週間ほど様子を見守るようにしていると、生育期だということも追い風になってか、ベンジャミン・シタシオンは考えていたよりは落葉が抑えられたのではないかと思います。

そこで次のステップとして植え替えをしたいと思いますが、雰囲気を活かしてオシャレな鉢に植え替えて楽しむか、それとも育てることに重点を置くか悩みましたが、今はまだ葉の色のこともあるので、育てること(育てやすい)を優先した鉢へと植え替えましたので、その作業の様子などをご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのベンジャミン・シタシオン
  • ベンジャミン・シタシオンの植え替え
  • 植え替えをしたベンジャミン・シタシオン

 

UCHIのベンジャミン・シタシオン

UCHIのベンジャミン・シタシオンは2021年8月1日に、特徴のゆる巻きカールの葉がオシャレな様子などを交え、初めてのご紹介をしました。

 

そしてこのご紹介でもお伝えしましたが、やはりベンジャミンなどを購入した際に気を付けないといけないこととして思いつくのは、環境の変化での落葉ではないかと思います。

もちろん必ずしも環境が変わったからといって落葉するわけでもない可能性もありますが、これまでの経験からベンジャミン系は環境の変化に敏感たといったことが念頭にあります。

 

そこで、自分なりにできる対策をして、前回のご紹介から約2週間程が経った、UCHIのベンジャミン・シタシオンの様子をご紹介します。

 

 

こちらが環境の変化からの落葉が抑えられた、UCHIのベンジャミン・シタシオンの様子です。

前回のご紹介時の写真と見比べていただいても、葉のボリューム感にあまり変化がないとお伝えできるのではないかと思います。

 

 

そんなベンジャミン・シタシオンにはこのような新葉も芽生えていて、こういった様子からUCHIの環境に適応して、これからが楽しみな予感が感じられます。

 

 

しかし得意げに落葉が抑えられたとご紹介していますが、完全に落葉を抑えられたわけではありません。

これは手付かずの根元付近の様子ですが、傷んでいるとお伝えしていた葉などは鉢の外側に1枚、そしてこの写真のように鉢の内側に1枚落ちていて、根元から出ていた葉も色あせてしまっています。

またその根元には気になる様子もあり、そこで今季の間に植え替えをすることを決意しました。

しかしそこで冒頭でもお伝えしているように、葉の雰囲気などを活かしオシャレな鉢に植え替え仕上げるか、それとも育てることを重点を置くか悩みました。

 

 

そんな中ベンジャミン・シタシオンをよく観察してみると、このようなこれからクリーム色へと変化し始めているのか、それともこのまま緑系の色が強めに残るのかといった、中途半端な色合いの斑の色合いの葉があります。

こういった色合いは好きではありません。

 

 

また小さくてもクリーム系の斑に色づく気配のある新葉を見て、これからしばらくは育てるといったことに重点を置くと決断しました。

するとちょうど手元にある鉢が最適ではないかと思いますので、買いに行く手間も省けましたので、早速ベンジャミン・シタシオンの植え替えの作業を始めます。

 

 

ベンジャミン・シタシオンの植え替え

その手元にある鉢とは、こちらの100円ショップの白のプラスチックの鉢で、この鉢は水受けが一体となっています。

これだけで育てることに向いているのかと思われるかも知れませんが、これはあくまで自分なりの考え方ですが、水受けが一体となっているので置き場所を選ばず、軽いので持ち運んで葉水などのやりやすさなども、育てやすさに繋がるのではないかと考えています。

 

それでは植え替え始めます。

 

 

まずビニールポッドからベンジャミン・シタシオンを抜き出しました。

 

 

そしてこちらがビニールポッドから抜き出したベンジャミン・シタシオンの根鉢の様子ですが、先ほど植え替えを決断した気になる様子がこちらの土の状態です。

土の表面(上部)にコケが生えていることがお分かりいただけると思います。

また反対側にはコケとは違った、べったりとしたものが張り付いたような状態になっているので、こういった様子からあまりよろしくない状態だと思い植え替えすることにしました。

 

 

そして表面(上部)のコケなどが生えた土は取り除き、ある程度根鉢を崩してこのような状態にして、新しい観葉植物用の土を使って植え替えをしました。

 

それでは一応様子見のため、1日置いた今朝の植え替えをしたベンジャミン・シタシオンの様子をご紹介します。

 

 

植え替えをしたベンジャミン・シタシオン

こちらが植え替えをした、UCHIのベンジャミン・シタシオンの様子です。

白いプラスチックの鉢なので、無難な仕上がりです。

また、まだ植え替えて1日しか経っていませんが、落葉がなかったことに安堵しています。

 

 

そして今回からアドバイスしていただいた事を参考にして、土をいつもより少なめにして植え替えることにしました。

これは室内に置いているので、水やりの際などに、土が跳ねて外に飛び出たりするといったことが緩和できるからです。

 

 

また参考になるかわかりませんが、ベンジャミン・シタシオンの落葉が抑えることができたのは、冒頭でもお伝えしているように、購入時の園芸店の明るさなどになるべく近い、明る過ぎず、暗すぎずといった場所に置いたことが影響しているのではないかと思います。

しかしそれはどうしても自分が感じた明るさで、室温の違いや水の与え方(タイミング)といったこともあり、また今は生育期だということも関係していると思いますので、一概に置き場所だけでないと思いますが、一応UCHIでは置き場所に注意したことで、とりあえず現段階では落葉を抑えられているのではないかと思いご紹介させていただきました。

 

 

環境の変化からの落葉が抑えられたUCHIのベンジャミン・シタシオンは、今は育てることに重点を置いて、この白のプラスチックの鉢に植え替えました。

あとはしばらく様子を見て、なるべく日に当たる場所へ徐々に移動させて、クリーム系の色合いの葉を持つ葉を増やすことに専念したいと思います。

 

また今後は秋はともかく、ベンジャミンスターライトのように冬に次の問題が現れるのではないかと思いますので、またそういった様子が冬に感じられれば、その時のベンジャミン・シタシオンの様子をご紹介したいと思いますが、もし何ら異変がなければ、新たな変化が感じられた時にご紹介しようと思います。

 

今回ご紹介したベンジャミン・シタシオンの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のベンジャミン・シタシオンの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。