大半の葉を失いほぼ茎だけの状態にしてしまったワイヤープランツ

こんにちは。

今回は、大半の葉を失いほぼ茎だけの状態にしてしまったミューレンベッキア属の観葉植物「ミューレンベッキア・コンプレクサ」ことワイヤープランツの様子をご紹介します。

ワイヤープランツの特徴のひとつは針金のような茎で、この茎が様々な形状に折れ曲がったり、また長くなると垂れ下がったりと、目的に合わせて育てることでアレンジの幅が広がることでも人気がありますが、それはあくまでもうひとつの特徴の小ぶりなかわいい葉がついていることが大前提です。

そんなもうひとつの特徴をこなれたことから管理がおろそかになってしまい、大半の葉を失ってしまいほぼ茎だけの状態にしてしまいました。

そこでまた以前のような姿へと改善に取り組むと、基本的には直射日光下でも育てられる丈夫で強い生命力と時季的な手助けがありすぐに変化が現れましたので、ほぼ茎だけの状態から約2週間で変化が感じられたワイヤープランツの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのワイヤープランツ
  • 約2週間という短期間で見違える変化を遂げたワイヤープランツ

 

UCHIのワイヤープランツ

UCHIのワイヤープランツは2021年5月11日に、生育盛んな様子と併せ、挿し木や水挿しで増やす準備をしました。

 

その後は残念ながら挿し木も水挿しも失敗に終わってしまいましたが、親株だけは順調に生長して過ごしていました。

そんな中、たまたま見かけた屋外で育てているワイヤープランツのたくましい姿の影響を受け、それからは屋外で育てることにしていました。

すると屋外に移したことで様々な問題が発生しましたが、その都度乗り越え、そしてその約1年の間も生長を続けていたので、やはり茎が伸び過ぎたことから一度春に大胆に剪定もして過ごしていたのですが、その後の晩春の強い日差しと水やりをおろそかにしてしまったことで、気が付けば大半の葉がチリチリとなり、ほぼ茎だけの状態にしてしまいました。

 

ただ見た目が悪いものの枯れたわけでないので、これからの時季的にはまだまだ改善の余地があると思いますので、お手入れをして改善に向けて取り組むことにしました。

 

それでは前回のご紹介から約1年と2ヵ月が経った頃の、大半の葉を失いほぼ茎だけの状態にしてしまったワイヤープランツのその時の様子からご紹介したいと思います。

 

 

こちらが2022年7月8日の、大半の葉を失いほぼ茎だけの状態にしてしまった、UCHIのワイヤープランツの様子です。

随分とばっさりと剪定していますが、それよりもアノかわいい小ぶりな葉の存在がわずかしか感じられないひどい状態です。

 

 

そこでより近くで様子を見ると、葉よりワイヤープランツの一つの特徴の針金のような茎の存在感が際立った状態になっていることがお分かりいただけると思います。

普段は多少水やりがおろそかになっていても、屋外に置いていると雨が降ったりするのでこのようなことにはならなかったのですが、こういったことを経験したことで管理がややおろそかになってしまっていて、そこに運悪く今年は6月の雨の日が少なく、その上日差しが強かった影響をもろに受けてこのような状態にしてしまいました。

 

 

ただそんななかでもこのように枯れていない葉もあり、まだまだ改善の余地は残されていると思います。

 

 

そこで枯れた葉を1枚1枚取り除くことは難しいので、やや強めの水で洗い流すようにして取り除き、活発な生育が期待できる時季でもありますので、ここはゆっくりとしっかりと改善してもらうために、緩効性肥料のIBのチカラ グリーンそだちEXを与えることにしました。

 

そして室内に移し、秋まで気長に改善を待つ予定でしたが、思いのほか変化が早かったので、急遽今日、その変化が感じられたワイヤープランツの様子をご紹介することにしました。

 

それでは大半の葉を失いほぼ茎だけの状態にしてしまってからお手入れし、約2週間という短期間で見違える変化を遂げたワイヤープランツの様子をご紹介します。

 

 

約2週間という短期間で見違える変化を遂げたワイヤープランツ

こちらが先ほど撮影したばかりの、ほぼ茎だけの状態からお手入れし、約2週間という短期間で見違える変化を遂げた、UCHIのワイヤープランツの様子です。

ご覧いただいているように、アノほぼ茎だけの状態から見た目が一変しました。

 

 

特徴の小ぶりな葉がまだ以前ほどでないものの、このように短期間で無数に付きました。

 

 

ただ茎も伸びているのですが、その伸び始めている茎は写真中央下のまだ淡い色合いのもので、その上の方の茶系のしっかりとした茎と比べるとまだまだすぐに枯れてしまうことも考えられます。

こういった部分には注意が必要ですが、ここから誤った管理の仕方をしない限り、ますますより良い見た目に改善できると思います。

 

またこれは定かではありませんが、もしワイヤープランツを増やすならこのような状態の茎をカットして水挿しにした方が成功率が上がるのかもとも思いましたが今回は止めておきます。

 

 

このような短期間での変化は今がワイヤープランツの生育期ということと肥料の相乗効果ではないかと思いますが、今はただただ枯れずにこういった様子が見れたことにとても安堵しています。

 

 

大半の葉を失いほぼ茎だけの状態から短期間でここまで改善してくれたUCHIのワイヤープランツ。

根腐れでなく時季的なメリットがあったことですぐに改善できましたが、冬だともしかすると難しかったのではないかと思います。

 

これからさらにより良い見た目へと改善していきたいと考え、また屋外へとも思いましたが、これからの時季だとワイヤープランツは先にご紹介した様々な問題のひとつの害虫の被害(蝶もしくは蛾などの卵を産み付けられる)ることが考えられますので、ここは無難に引き続き室内で育てていこうと考えています。

 

室内だと水の与え過ぎでの土中の蒸れには注意が必要ですが、また夏の間でどれぐらい改善ができたかを初秋頃のその時のワイヤープランツの様子と併せてご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したワイヤープランツの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のワイヤープランツの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。