こんにちは。
今回は、細いわき芽だらけのハオルシア属の多肉植物「オブツーサ」の様子をご紹介します。
オブツーサはかなり久しぶりのご紹介となりますが、前回、改善を期待して土の入れ替えをしましたが、その効果があってか、モスポットに植えている株は、まずまずな様子へと期待に近い変化があります。
しかし素焼きの鉢に植えている株は葉の色合いがよくなったのですが、やはり鉢の表面に出てくるカビに悩まされ、仕方なく別の鉢へと植え替えて育てています。
そうして過ごしていると、植え替えたことが原因なのかわかりませんが、次から次へと細いわき芽が出てきて、今では所狭しと細いわき芽だらけといった様子になってしまいました。
時季が時季だけに今すぐに対処できることではありませんが、そういった様子と併せ、それぞれのオブツーサの現在の様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのオブツーサ
- 細いわき芽だらけのオブツーサ
- それぞれのオブツーサ
UCHIのオブツーサ
UCHIのオブツーサは2021年2月28日に、土の入れ替えと株分けをした様子をご紹介しました。
このご紹介後は冒頭でもお伝えしているように異変もなく過ごし、特にモスポッドに植えている水が足りていない様子だった株には徐々に変化が現れ、今ではカタチはやや歪な様子ですが、見た目の改善はかなりできていると思います。
しかし問題(課題)が現れたのは素焼きの鉢に植えていた株で、前回はわき芽が出てきている様子をご紹介し、そのわき芽を株分けしていますが、その時とは比べものにならない程わき芽が出てきています。
それではまずは、前回のご紹介から10ヶ月半が経った、かなり見た目が改善したモスポットに植えているオブツーサの様子からご紹介したいと思います。
こちらがモスポットに植えているオブツーサの様子です。
土を入れ替えてから結構な時間が経ちましたので面影がありませんが、これがアノ瑞々しさどころか葉が縮れてしまっていた株です。
そしてこちらが葉の様子です。
アノ縮れていた葉が改善しただけではありませんが、今では新しい葉も生長して、ようやく雫石(しずくいし)といったような瑞々しさが感じられる様子になりました。
しかし葉の大きさ(高さ)が揃っていないので、デコボコとした見た目なのが少し残念です。
けれども色艶もまずまずなので、今の置き場所で時折向きを変えたりしながら育てることで、より良い株姿へと育てることができそうな気がしています。
このようにモスポットに植えているオブツーサでは土の入れ替えで良い手応えを感じられているのですが、同じブレンドの土に入れ替えた素焼きの鉢に植えていた株は、お伝えしているように細いわき芽が所狭しと出てきています。
それではどういった様子なのか、細いわき芽だらけのオブツーサの様子をご紹介します。
細いわき芽だらけのオブツーサ
こちらが細いわき芽だらけの、UCHIのオブツーサの様子です。
このように白いプラスチックの鉢に植え替えているのは、やはり室内で素焼きの鉢で育てていると鉢がカビだらけになるからで、土を水はけの良いものへと入れ替えてもそういった様子は改善することはできませんでした。
ただ置き場所をより弱光の場所に移したので、以前のカサカサとしたような質感の時と比べると葉の様子から瑞々しい感じがします。
しかし葉の半透明の部分(窓)がきれいな円形(ドーム型)ではなくデコボコとした様子で、なかなかきれいな円形に改善できずにいます。
そして何よに問題なのが、この所狭しと出てきている細いわき芽です。
ハオルシア属でも軟葉系と分類される品種ではこういったわき芽だらけになることも多く、このまま育てるとこの細い葉の様子にも変化があるかもしれませんが、オブツーサだと(それ以外でも)あまり見た目が良いとはいえません。
ただもちろんこのような状態になってしまうと、このまま育てるか、前回作業したようにわき芽を取り除いて見た目を整えるしか対処の仕方はないと思いますが、できればこのようにわき芽をなるべくなら出さない(増えない)ように育てたいと考えています。
またこういった様子になるには何らかの原因があるのかもしれませんが、簡単に調べただけでは情報がなかったので、そこで今回は単純にわき芽(子株)を出てこないようにすることができるのか読者の皆様のご意見をおうかがいしたいと思います。
オブツーサなどのハオルシア属の軟葉系のわき芽(子株)について
- わからないが興味がある。 (76%, 31 票)
- わき芽(子株)を出てこないように育てることはできない。 (17%, 7 票)
- わき芽(子株)があまり出てこないように育てることはできる。 (7%, 3 票)
- わき芽(子株)が出てこないように育てることはできる。 (0%, 0 票)
- その他 (0%, 0 票)
合計投票数: 41
貴重なご意見をいただきありがとうございました。
ご回答結果によってはさらにその方法を調べたり、アンケートで改めて対処法をおうかがいしたいと思います。
それでは最後にもう一度、それぞれのオブツーサの様子をご紹介したいと思います。
それぞれのオブツーサ
こちらがUCHIの性質の違う鉢に植えている、それぞれのオブツーサの様子です。
土は同じブレンドのものを使っていますが、葉の様子やカタチは現時点ではモスポッドに植えている株の方が良いと思います。
しかしながらどちらも園芸店などで販売されているようなきれいな株姿とはいえません。
それでもモスポットに植えているオブツーサはやや徒長しているのか長めの葉もありますが、以前の縮れた様子になることはなく、色艶もよく瑞々しい様子も感じられるので、今後も同じ場所(西向きの遮光していない窓際)で同じ頻度の水の与え方で育て生育期にどのような変化をするのか期待したいと思います。
そしてプラスチックの鉢に植え替えているオブツーサは、春にわき芽を取り除いてもう一度見た目を整えたいと思います。
またアンケートの結果によっては、なるべくわき芽(子株)が出てこないような育て方を探り、もしそういった方法があれば改めてご紹介します。
今回ご紹介したオブツーサの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のオブツーサの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。