こんにちは。
今回は、置き場所での違いが顕著に表れたセロペギア属の多肉植物「セロペギア・ウッディ」別名ハートカズラ・レディハートの様子をご紹介します。
多くの植物は置き場所の違いによって育ち方や葉の色合いに違いが現れますが、ハートカズラ・レディハートの葉にはここまで違うのかといったことが時季的なこともあってか顕著に現れました。
そこでどのくらい違うのかといった様子と併せ、この機会に2株(2ポット分)の子株をひとつにまとめようと思いますので、その様子も併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのハートカズラ・レディハート
- 2株の子株のハートカズラ・レディハートをひとつに
- ひとつにまとめた子株のハートカズラ・レディハートと置き場所での顕著な違い
UCHIのハートカズラ・レディハート
UCHIのハートカズラ・レディハートは2022年7月23日に、理想的に仕上げるには室内では困難な様子と併せ、子株の様子などをご紹介しました。
このご紹介後は、アンケートさせていただいた結果次第では親株を植え替え屋外へ移すことも考えていましたが、途中経過や植えてる鉢との雰囲気などからそのまま室内で育てています。
そして子株はこれまで通り屋外で育てていて、前回も触れていましたが、時季的なこともあってかやはり屋外で育てている子株と室内で育てている親株との葉の色合いに、より顕著な違いがあります。
そこでそういった様子をご紹介したいと思いますが、まずは前回のご紹介から約4ヶ月が経った、それぞれのハートカズラ・レディハートの全体的な様子をご紹介していきたいと思います。
こちらが室内の窓際で育てている、UCHIのハートカズラ・レディハートの様子です。
少し乱雑な置き方になってしまっていますが、伸びたつるに付く葉の詰まり具合が以前より狭くなり、育ち方としてはまずまずだといった様子です。
そしてこちらが屋外の日当たりの良い場所で育てている子株のハートカズラ・レディハートの様子です。
どちらの株もピンク系に色づいた葉が多く、特に日によく当たる方向に向いている葉は、赤紫というよりこのように全面がピンク(薄ピンク)な様子です。
そしてハートカズラ・レディハートといえばむかごも特徴的ですが、このように土に埋めきれなかったむかごですらこのような大きさにまで膨らんでいます。
そこでこのまま室内と屋外で育てていきたいと思いますが、置き場所などの関係からこの機会に子株を2株(正確には2ポッド分)を一緒に植えて育てていきたいと思います。
2株の子株のハートカズラ・レディハートをひとつに
まず植え替える鉢ですが、以前試作で作ったこちらのやや縦に長めの丸型のプラスチックの鉢が余っていますので、こちらの鉢を利用したいと思います。
それではこちらの鉢へそれぞれの子株のハートカズラ・レディハートを植え替えていこうと思います。
ただ今回は植え替える時期と土もまだしばらくは使っていける状態だと判断しましたので、多少調節が必要だと思いますが土ごと新しい鉢へもっていこうと考えています。
そしてこちらが植え替えるためにビニールポッドから抜き出した、子株のハートカズラ・レディハートです。
ご覧いただいているように土の側面にまで根が伸びていて、順調に生長していたことがお分かりいただけると思います。
写真が多くなってしまいますので省かせていただきますが、土に植えた時期が違うにもかかわらず、もうひと株の方も同じような状態にまで生長していました。
そしてお伝えしているように土ごと新しい鉢に植え替えるので、多少根鉢を崩して調節しましたがほぼこのような状態で新しい鉢へ植えて、たらず分と底の方にだけ新しい土を足しました。
それではこの作業からまだ1日しか経っていませんが、今朝の2株をひとつにまとめて植えた子株のハートカズラ・レディハートと、葉の色合いにも変化はありませんので、親株の葉と見比べその顕著な違いをご紹介したいと思います。
ひとつにまとめた子株のハートカズラ・レディハートと置き場所での顕著な違い
まずこちらが2株をひとつにまとめた、子株のハートカズラ・レディハートの様子です。
白い鉢だということもあり、より葉のピンク系な様子が際立つようになりました。
2株をひとつにまとめましたがそれでもこの鉢ではややボリューム不足で、特にこの鉢の口(正しい表現がわからない)の部分の葉の量には寂しさがあります。
しかしそれは今後生長とともに鉢の口部分の土が見えないように覆い尽くしてくれ、次こそ理想へ近づいてくれると期待したいと思います。
そしてこちらが室内と屋外で育てているハートカズラ・レディハートの違いです。
左の親株は室内の窓際ですが、やはり日当たりが弱いこともあり葉のふちの斑の部分が特に白っぽいままです。
そして右の子株はずっと屋外で育てていて、前回以降もほぼ斑の部分も含め赤紫系からピンク系のような色合いをしています。
これはやはりしっかりと日に当たる場所に置いていることが関係していると考えられ、おそらくですがよく日に当たる屋外なら年中こういった様子でないかと思います。
そして前回、ハートカズラ・レディハートの今後についてアンケートさせていただいた結果、合計12票いただくことができ、その結果が下記となっています。
- 屋外で育た様子が見たい (5 票)
- 室内で剪定を繰り返して見た目を整えながら育た様子が見たい (3 票)
- 室内でより日当たりの良い確保し、なるべく剪定せずに育てた様子が見たい (2 票)
- どれとも決められないけど今後が楽しみ (2 票)
- 室内で葉と葉の間隔が開かないようにする方法をもっと模索するべき ( 0 票)
- その他 (0 票)
ご協力ありがとうございました。
こういった結果から、屋外と室内それぞれで育てた様子へ半々でご興味をもっていただいているのではないかと思います。
そこで屋外へ親株を植え替え移すのではなく、こちらの子株を引き続き屋外の日当たりの良い場所で育て、鉢の口部分を始め、つるにも葉が詰まった様子へと育てるといったことをご紹介していきたいと思います。
そして斑が白のままのUCHIのハートカズラ・レディハートは紅葉時だけ多少は色が変わると思いますが、鉢との雰囲気が好きなので今後も植え替えずこのまま室内で剪定を繰り返して育て、まだ理想としている姿へ育てられていませんので、鉢の口部分をしっかりと葉で覆た様子をご紹介できることがあればその時のそれぞれの様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したハートカズラ・レディハートの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のハートカズラ・レディハートの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
322日後の様子をご紹介します。