こんにちは。
今回は、エピプレムヌム属の観葉植物「ポトス」の興復への様子をご紹介します。
ポトスことゴールデンポトスは丈夫で生育が盛んな観葉植物で、そういった特徴を生かしてUCHIではポトスタワーへと仕立てていました。
まずまずなタワーへと生長している様子をご紹介していましたが、生活環境の変化などから置き場所を変えたことがきっかけとなり、ポトスタワーは一変してしまいました。
またそれとは別の子株のポトスも初期の頃の様子を再現させていましたが、こちらも今季の冬(とくに寒さが厳しかった2月)にかなり状態を悪くしてしまい、その後が気になるを100頂いているにも関わらずなかなかご紹介できずにいました。
しかし時間がかかりましたが、ようやくそれなりの状態へ整えられましたので、現在のポトスの様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのポトス
- お手入れの作業から約1ヶ月が経ったポトス
- ポトス興復に向けての植え替え
UCHIのポトス
UCHIのポトスは2021年8月29日に、タワーが完成したのかとその時の様子をご紹介しました。

そして約3年8ヶ月が経ち、おそらく本来は完成させるには十分な期間となりますが、その間ずっと状態が悪く、どんどんと葉の多くが枯れ、つるが目立つようになり、次第にタワーと呼べない様子となりました。
何度もタワーへと再生を試みましたが改善することなく、ついに今年の冬に枯らしてしまいました。
このタワーが弱り始めた原因は鉢が大きいので弱り始めた頃に気が付かず、それまで通り水を与えていたことで、吸収できなかった水分からの蒸れでの根腐れといった負の連鎖でないかと考えています。
また状態を悪くしたのはポトスタワーだけでなく、UCHIで育てているポトス系全般におこったことで、こちらの原因は置き場所を変えたことが最大の原因でないかと後悔しています。
ただ子株のポトスはまだ何とかギリギリの状態で冬を越せていますので、ここから以前の盛んな様子へ興復していきたいと思います。
それではまずはその一番弱っている冬越しを終え、改善の手始めの頃の2025年3月25日の様子からご紹介したいと思います。
こちらがギリギリの状態で冬越しできた子株のポトスの様子です。
1月下旬まではそれなりの様子で過ごせていたのですが、2月にみるみる状態を悪くしてしまいました。
ただ焦って水を与えたりしても改善しないことはわかっていて、むしろそれが根腐れなど、より状態を悪化させてしまうのでないかと枯れ葉などが目立つ中、手を付けるタイミングを見計らっていました。
そしてようやく気温も15℃以上が安定する3月下旬に、一旦このように枯れた葉や傷んだ葉を取り除きました。
そして置き場所を元のリビングに移動させることにしました。
ただこの株の様子からこの鉢では大きすぎるので植え替えが必要だと思いますが、この時はまだ無理をさせたくなかったので、この状態で様子を見守ることにしていました。
この鉢では大きすぎると感じた様子は後程ご紹介します。
また作業中このように折れた茎もあります。
そういった茎は水挿しにして発根させ、タイミングを見て一緒に植えたいと思います。
それではこの作業から約1ヶ月が経った昨日の様子をご紹介します。
お手入れの作業から約1ヶ月が経ったポトス
こちらがお手入れの作業から約1ヶ月が経った子株のポトスの様子で、この写真は以前とは反対からの向きの写真ですが、状態は上向きで、ほとんどの茎が立ち上がるような状態だということがお分かりいただけるのでないかと思います。
次に水挿しにした茎の様子です。
無事に発根し、約1ヶ月でこのような状態にまで生長してくれています。
これなら比較的すぐに根付いてくれることが期待できます。
根の全体の様子をYoutubeで公開しましたので、ぜひ気になる方はご覧ください。
それではポトスの興復へ向け、ちょうど良いサイズの鉢へ植え替えたいと思います。
ポトスの興復へ向けての植え替え
何故これまでの鉢では大きすぎるのかというと、このように抜き出してみると一目瞭然で、明らかに機能している根が少ないことがお分かりいただけるのでないかと思います。
次にこのように余分な茎(黄色っぽく変色している茎)などを整理し、植え替える準備を整えました。
そして鉢ですが、他のポトスでも利用しているこちらの無印良品さんの白の縦長の磁器鉢を使いたいと思います。
あとは土は赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1といった保水性の高いブレンドの土を使って植えました。
それではこの作業からさらに1日置いた今朝のポトスの様子をご紹介します。
こちらが白の縦長の磁器鉢に植え替えた子株のポトスの様子です。
当然まだまだ以前のような盛んな様子は感じられませんが、一旦枯らさずこのような状態にできたことでこれからまた以前のような姿へと興復できるのでないかと考えてます。
今後もリビングでずっと同じ位置でおける場所も確保できたので、このような雰囲気に仕上げましたが、伸びた茎(つる)などを採取して簡単ではありませんが、以前のような様子を取り戻していきたいと思います。
ポトスタワーは残念な結果となってしまいましたが、今後はこちらのポトスをUCHIのポトスとし、興復していく様子をご紹介していきます。
最後までのお付き合いと「その後が気になる」100もありがとうございました。