ガジュマルの子株をオリジナルの鉢に植え替え三つ編みに

こんにちは。

今回は、フィカス属の観葉植物「ガジュマル」の子株をオリジナルの鉢に植え替え三つ編みにするために仕込んだ様子をご紹介します。

最近は更新頻度がかなり減っていると感じられていた方もいらっしゃったと思いますが、それは夏辺りから始め特に秋の間に短期集中的にオリジナルのプラスチック鉢創りに奮闘していたからです。

結果的に現状では機器の性能とモデリングの為のソフトウエアの経験、そしてそれぞれを組み合わせて試行錯誤する時間や予算から妥協せざる得ないことなどの制約が多くあり、まだまだ品質向上や鉢としての性能アップのための改良の余地があるなど、やや言い訳感もありますがなんとか一応ひとつのオリジナルの鉢を創りました。

そんな中、その試作はなるべく安価で済ませるために試作用の素材を使った鉢が結構あって、もちろんそれを捨てるのはもったいないのでその鉢を使っていこうと思い、何を植えるかで白羽の矢が立ったのがガジュマルの子株です。

それは少し前にベンジャミンの子株を三つ編みにするために仕込んだ様子をご紹介していますが、それと同じことをそろそろ植え替えが必要なガジュマルの子株にしたいと思いますので、その鉢と併せてその作業の様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのガジュマル
  • ガジュマルの3株の子株をオリジナルの鉢へ植え替え
  • 三つ編みにするために3株一緒に植えた子株のガジュマル

 

UCHIのガジュマル

UCHIのガジュマルは2022年7月17日に、気根が鉢に収まりきらない様子と併せ、その対処の為に大きな鉢へ植え替えた様子などをご紹介しました。

 

このご紹介後は新たに気根が伸びてくることはなく、見た目の変化はほぼなくずっと落ち着いた様子で屋外で過ごしています。

そんなガジュマルは読者の方にさせていただいたアンケート結果などからここ最近ではなるべく剪定せずに育てていますが、以前は見た目を整えるために伸びた茎などを剪定していて、その剪定した数本の茎を挿し木にして育てている子株があり、今では3株となりましたがどの株も水を与えても以前よりかなり土の乾きが早くなっています。

 

そこで大きく育てるにはそろそろ大きな鉢へ植え替えが必要な様子だったのですが、植え替えは時季的にかなり遅いぐらいではありますが、冒頭でお伝えしたように試作用の素材を使った鉢が結構あることもあり、そのオリジナルのプラスチック鉢へ3株一緒に植えて育て、後に三つ編みにしていこうと思います。

 

それではその植え替えを始める前に、まずは前回のご紹介から約4ヶ月が経った頃のガジュマルの子株の様子をご紹介したいと思います。

 

 

こちらがUCHIのガジュマルの子株の様子です。

みるからに大きく生長したといった様子ではありませんが、室内だけにホコリをかぶりながらもイキイキと過ごしてくれています。

 

 

それは3株とも同じですが、どの株も共通していえることが以前より水を与えてから土が乾くまでの期間がかなり早くなったと感じています。

これはおそらく根が順調に生長したからでないかと思います。

 

 

また以前もお伝えしていますがガジュマルは挿し木で増やすと、親株(一般的なガジュマル)のように根元が膨らむことがありませんがそういった性質を逆に活かし、少し前にベンジャミンの子株を3株をひとつの鉢に一緒に植えて三つ編みへと仕込む様子をご紹介しましたが、それと同じことをこのガジュマルの3株の子株でもしたいと思います。

 

それではガジュマルの3株の子株をオリジナルの鉢へ植え替えたいと思います。

 

 

ガジュマルの3株の子株をオリジナルの鉢へ植え替え

オリジナルのプラスチックの鉢とはこちらの鉢で、以前からこだわっていた丸型に独特の模様を浮き上がらせるようなデザインに仕上げました。

この鉢も底部の風通しにはちょっとした工夫をしているのですが、この鉢についてご紹介していくとそれはそれで1記事分ができてしまいますので、それはまた別の機会とさせていただきます。

 

 

そして早速植え替えようとガジュマルの3株の子株をこちらのオリジナルの鉢へ植え替えようと思い並べてみましたが、この鉢では3株一緒に植えると小さいかもと思いました。

そこでこの鉢は3サイズを設計していてどのサイズも試作版があり、この鉢はその中でも最も小さいサイズですので一回り大きな3号鉢サイズの鉢を使うことにしました。

 

 

まず植え替えるためにひと株をビニールポッドから抜き出しました。

すると根の様子ですが、前回の親株の経験があるので考えていたよりかはそれほどかなといった感じを受けました。

 

 

しかし土をほぐし振るい落してみると、やっぱり結構根が生長していて、他の株も同じように鉢から抜き出し同じように土を振るい落して準備しました。

あとは鉢に底石を敷いて赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1のブレンドの土でオリジナルのプラスチックの鉢へ植えました。

 

それではこの作業から約2週間が経った、三つ編みにするためにオリジナルのプラスチックの鉢へ3株一緒に植えた子株のガジュマルの様子と併せ、親株の現在の様子をご紹介します。

 

 

三つ編みにするために3株一緒に植えた子株のガジュマル

こちらがオリジナルのプラスチックの鉢へ3株一緒に植えた子株のガジュマルの様子です。

まだそれぞれの株の高さなどがたらず三つ編みにできていないのでただ植え替えただけといった仕上がりですが、三つ編みにできるぐらい高さがでてくるとまずまずな仕上がりとなることに期待したいと思います。

 

 

約2週間(12日)経って根元付近などに異変が感じられないので、植え替えは問題なかったと思っています。

ただそれぞれの株の距離感が離れ過ぎた気もしているのですが、それは今後それぞれの茎は太くなる(膨らむわけではない)ので問題ないかと思います。

 

 

なんとかカタチにできたオリジナルのプラスチックの鉢にこのように3株の子株のガジュマル を植えることができ、とにかく今は今後への期待が膨らんでいます。

理想としているような三つ編みにするにはまだまだ時間はかかると思いますが、そういった過程も楽しんで育てていきたいと考えています。

 

 

そして最後となりましたが、こちらがUCHIのガジュマルの現在の様子です。

今朝は雨予報だったので撮影のことを考え軒下の雨に当たりにくい場所へ移していたのですが、それでも多少雨に当たって根元が湿っていますが、ほぼ夏に植え替えた後の様子と同じ見た目のままです。

少し葉の色合いが悪くなってきてはいますが、しっかりと根付いていると思いますので植え替えは成功していて無事に今冬も屋外で過ごしてくれると思います。

 

今後もUCHIのガジュマルは屋外で、そしてオリジナルのプラスチックの鉢へ3株一緒に植えた子株のガジュマルは室内で育てていこうと考えていますので、またそれぞれに変化があれば、もしくは子株を三つ編みにできるようであれば、またその時のそれぞれのガジュマルの様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

382日後の様子をご紹介します。

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ガジュマルの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、ガジュマルの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているガジュマルの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。