こんにちは。
今回は、一本の根を切っ掛けにしてドラセナ属の観葉植物「ドラセナ・コンパクタ」を大きな鉢へ植え替えた様子をご紹介します。
ドラセナ・コンパクタは土ごと植え替えをして、根の整理をしていないことから土の表目に出ている根が気になっていましたが、今日たまたま状態を確認したところ違った所で新たに一本の根に気になる様子がありました。
このまま冬越しするのが無難ですが、やはりもっと上へと生長させたいといった思いもあり、またたまたま以前100円ショップで購入した大きめの鉢(7号)があるので、その鉢へドラセナ・コンパクタを植え替えたいと思いますので、その切っ掛けになった一本の気になる根の様子などと併せご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのドラセナ・コンパクタ
- ドラセナ・コンパクタを大きな鉢に植え替え
- 大きな鉢に植え替えたドラセナ・コンパクタ
UCHIのドラセナ・コンパクタ
UCHIのドラセナ・コンパクタは2020年9月26日に、想像よりは生長した様子と併せ、傷んだ葉の先端部分をカットして整えた様子をご紹介しました。
このご紹介後もぐんぐん生長しているといった感じはありませんが、着実に積み重なるような感じでゆっくりと生長を続けているような印象はあります。
そしてこのまま冬越しをして春までこのままにするつもりでしたが、冒頭でもお伝えしているように、根には以前から気にしていた表面以外でも気になる様子が現れ、そのことをきっかけに、いっそのこと大きな鉢へ植え替えようと思い切りました。
それでは植え替え作業をする前に、まずは前回のご紹介から2ヶ月半が経ったドラセナ・コンパクタの現在の様子と、根の気になる様子を併せてご紹介します。
まずこちらがUCHIのドラセナ・コンパクタの様子です。
わかりにくいことで申し訳ありませんが、ドラセナ・コンパクタは着実にゆっくりと上に伸びているようで、その様子としては自作の撮影台で全体を撮影するには両端が途切れないギリギリの(実は少し途切れている)高さにまでなりました。
そしてこちらの光沢のある葉は以前ご紹介した中央から出てきていた新葉が生長したものだと思います。
しかしその横の同じぐらい光沢のある葉は若干先端より少しした辺りが茶系に変色し始めている様子があります。
このようにドラセナ・コンパクタは葉先などが様々な要因で枯れてしまうことがよくあり、そういった場合はカットして変色した部分を取り除いて青々とした様子を保つことができます。
またカットしたその後は変色を止めることができ、そういった様子は後程ご紹介します。
そしてこちらが以前から気になっている表面にはみ出た根で、この根はおそらく機能していないので、そのままにしておりかわりありません。
しかし今日たまたまドラセナ・コンパクタの状態を確認したところ、この鉢の水受けの水のたまり具合を確認できる部分から何やら異物が見えるのでのぞきこんでみると、ピンクの円で囲った太めの一本の根が鉢の底から出てきていることに気が付きました。
この鉢へ植え替えたとき、ビニールポッドから抜き出してそのままこの鉢に植えていますが、もっとしっかりと根の整理をして植え替えるとドラセナ・コンパクタはもっと元気に大きく(高く)なるよう生長を加速させるのではないかといった予感を感じました。
そこでちょうど100円ショップで購入した大きめな鉢が余っていて、時季はよくありませんが室内の暖かい部屋に置いており、根のこういった様子からもより生長を加速できるのではといった思いにかられました。
そこでお手入れがしにくくなりますがやはり今、ドラセナ・コンパクタをより大きな鉢へ植え替えたいと思います。
ドラセナ・コンパクタをより大きな鉢に植え替え
ドラセナ・コンパクタはこちらの100円ショップで購入した今より大きめな鉢(7号)へ植え替えをしたいと思います。
植え替えるためドラセナ・コンパクタを今植えている同じ100円ショップの水受けが一体となっている鉢から抜き出しました。
こちらから見るとあまり根が詰まっているようには思えませんが、実は反対側では根がびっしりと詰まっていて、その様子を撮影しようと思いましたが、かなり土がボロボロと落ちてしまいますので、この絡まっている土をある程度取り除いてからご紹介します。
そしてこちらが古い土を、おおかた取り除いたドラセナ・コンパクタの根の様子です。
結構一部に根が密集しているような印象です。
しかし失敗したこともあります。
それは植え替えをする切っ掛けになった、鉢の下から出ていたアノ一本の根を抜き出すとき、少し力を入れ過ぎ、少し切れてしまったことです。
なんとも言えない失態ですが、これが今後致命傷にならないことを願いたいです。
そしてさらに以前のようにそのままそっくり移し替えるのではなく、アノ表面に出ていた上の方の根などを中止に取り除いて整理して、植え替える準備を整えました。
あとは大きな鉢へ植えるだけですので、新しい観葉植物用の土をたっぷりと使って植え替えました。
また前回同様に葉先が枯れた部分はカットして、葉の汚れは葉水で洗い流しました。
それでは大きな鉢へ植え替えをしたドラセナ・コンパクタをご紹介します。
大きな鉢に植え替えたドラセナ・コンパクタ
こちらが大きな鉢へ植え替えをした、UCHIのドラセナ・コンパクタの様子です。
やはりまだこのサイズの鉢ではUCHIのドラセナ・コンパクタからすると、やや大きめな印象ですが、生長してより高さが増せばいい感じになるのではないかと思います。
鉢には十分な深さもあり、しっかりと根を整理したので、もう表面に根が出てくることはないと思います。
そしてこちらが先ほどもお伝えした、前回、葉先が枯れた部分をカットして見た目を整え、それから2ヶ月半が経った葉の様子で、カットした付近は少し茶系に変色しましたが、それ以降はほとんど変化はなく、もし葉先などが枯れた場合はカットして、このように見た目を整えられることがお分かりいただけるのではないかと思います。
しかしできることなら遮光された日にしっかりと当てて、先端はカットせず自然のイキイキとした色合いと姿のまま育てていきたいと思います。
また植え替えたことで根詰まりの不安は当面ないので、水の与え方に気を付ける必要はありますが、こういった様子を維持できるのではないかと考えています。
ドラセナ・コンパクタのゆっくりと積み重なるような生長の様子は、どこか努力している人の姿を感じさせられ、一見しただけでは変化していないように見えても、その内側には日々積み重ねることで見えない力を着実に付けているといった印象です。
これまでの様子からも想像よりは生長してなんとなく迫力も出ている気もしていましたが、やはり冷静に見れば他の観葉植物よりかはドラセナ・コンパクタの変化は感じにくく、また今後はさらに時季的にも生長は鈍ると思いますが、そういった様子が植え替えを切っ掛けに、アノ底から出ていた一本の根は少し切ってしまいましたが今後は生長の仕方に変化があるのか楽しみにしたいと思います。
しかししばらくはやはり目立つ変化は期待できないと思いますので、何か新たな変化がドラセナ・コンパクタに感じられましたら、その時の様子をご紹介します。
今回ご紹介したドラセナ・コンパクタの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のドラセナ・コンパクタの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。