コンパクトに仕上げて状態を維持したいアジアンタム・フリッツルーシー

こんにちは。

今回は、コンパクトに仕上げて状態を維持したいアジアンタム属の観葉植物「アジアンタム・フリッツルーシー」の植え替えした様子をご紹介します。

アジアンタム属は以前アジアンタム・ミクロフィラムを枯らしてしまった経験から、置き場所や水の与える量に少し神経を尖らせてしまっています。

そして水はやや控えて管理するようにしていますが、だからといって乾かし過ぎてもアジアンタム属は水切れを起こしてしまいますので、そこでUCHIでは取り扱いやすさを重視してコンパクトに仕上げて状態を維持したいと思います。

だたコンパクトに仕上げるメリットもありますが、デメリットもありますので、そういった見解も含め、アジアンタム・フリッツルーシーの植え替えの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのアジアンタム・フリッツルーシー
  • アジアンタム・フリッツルーシーの植え替え
  • 植え替えたアジアンタム・フリッツルーシー

 

UCHIのアジアンタム・フリッツルーシー

UCHIのアジアンタム・フリッツルーシーは2019年5月4日に、こんもりとした姿に育て、その姿を維持したいとその時の様子をご紹介しました。

 

そのご紹介からまだ約2週間しか経っていませんが、葉が少し増えた(新葉が開いた)ような様子と、やはり購入して環境が変わった影響のようなものがあるのではないかといった様子も感じられます。

UCHIではアジアンタム・フリッツルーシーをこんもりとした姿に育て、その姿を維持するといった方向性を早めに具体化するため、扱いやすさを重視してコンパクトに仕上げ、株の状態を維持していこうと思います。

しかしだからといって現在のビニールポッドのままではインテリアグリーンとしては楽しめません。

またアジアンタム・フリッツルーシーの植え替えをするのには、今は絶好のチャンス(適期)ということもありますので、この機会に現在の大きさからあまり大きさを変えないサイズの鉢へ植え替えたいと思います。

 

それでは植え替えをする前に、まずはアジアンタム・フリッツルーシーの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのアジアンタム・フリッツルーシーの様子です。

前回からあまり時間が経っていないので、そんなに変化はしていない気がしますが、写真で比べてみると葉が増えているような気がします。

 

 

そしてこちらは前回ご紹介した新葉の様子で、水はやや控えて管理するようにしていますが、一応今は枯れるような様子はなく状態を維持できています。

 

 

しかし気になる様子もあり、それは環境が変わったことが影響しているのか、ピンクの円で囲った根元付近の新葉が開く前に枯れてしまっていることです。

 

こういった様子(新葉が生長せず枯れる)は、品種が違いますがアジアンタム・ミクロフィラムの状態が悪い時の同じような様子なので心配です。

そこでこのまま様子を見守りたい気持ちもありますが、アジアンタム・ミクロフィラムは植え替えもせずインテリアグリーンとして楽しめないまま枯らしてしまいましたので、このまま様子を見て植え替えをするタイミングは失いたくはありませんので、思い切って植え替えをしたいと思います。

そこで見た目と併せて冒頭でもお伝えしているように、取り扱いやすさを重視してコンパクトに仕上げたいと考えていたところ、ちょうど良い鉢がありました。

 

それではその鉢へ初めてのアジアンタム属の植え替えを始めたいと思います。

 

 

アジアンタム・フリッツルーシーの植え替え

アジアンタム・フリッツルーシーを植え替える鉢は、ペペロミア・ニパドラにも使った3COINSさんで購入した、円柱型のセメント鉢を使いたいと思います。

 

 

それではこちらの鉢へアジアンタム・フリッツルーシーを植え替えたいと思います。

 

だたこの鉢は3号鉢で、目的通りコンパクトに仕上げることができますが、コンパクトなことにはメリットとデメリットがあります。

メリットとして挙げている扱いやすさとは持ち運びやすいということで、それは置き場所を変えやすいといった意味でなく、キッチンなどに持ち運んで葉水がしやすいといったことです。

これはアジアンタム属はシダ科ということもあり多湿環境を好みますので、株の状態を保つには適度な湿度が必要ですので葉水は欠かせないことからコンパクトなことにはメリットがあります。

しかしデメリットは根詰まりです。

これはアジアンタム属に限ったことではありませんが、鉢が小さいとやはり根詰まりしやすくなりますので、このことが原因で葉が枯れたり、新しい葉が生長しなくなることも考えられ、また土の量も少なくなるので水切れが早くなることも考えられます。

 

しかし今はあまり先のことは考えず、しっかりとした管理方法を習得して状態維持を優先したいと思いますので、取り扱いやすさを重視してコンパクトに仕上げたいと思います。

 

 

まず植え替えるために、ビニールポッドからアジアンタム・フリッツルーシーを抜き出しました。

昨日植え替えしたヘデラ・ホワイトワンダーと同じように、この根鉢を崩さす植え替えしてもよさそうですが、やはりUCHIではなるべく新しい土で植えたいと思います。

 

 

そしてこのようになるべく支障がない程度に、古い土を取り除きました。

あとは根が乾かないよう手早く植え替え作業を進めるだけです。

 

それではこの植え替え作業をした3日後の、今朝のアジアンタム・フリッツルーシーの様子をご紹介します。

 

 

植え替えをしたアジアンタム・フリッツルーシー

こちらが植え替えをした、今朝のUCHIのアジアンタム・フリッツルーシーの様子です。

なかなかいい雰囲気に仕上がったのではないかと思います。

 

 

植え替え後3日程度しか経過していませんが、今朝葉水をしただけで水は与えておらず、まだ判断するのは早いかもしれませんが、一応葉の様子に変化がないので植え替えでの影響はないように思えます。

 

 

ただ先ほどの写真と反対側では葉の向きからアジアンタム属らしい様子でないので、今後なるべくこちらがに向いた葉も増やしていきたいと思います。

 

 

そして根元の様子ですが、枯れた新葉の下にきれいな新芽があり、今は枯れるような様子でないので、しばらくはこういった新芽の様子を見ながら水の量の調節をしていきたいと考えています。

 

 

そして日の当たり具合は前回もお伝えしましたが、引き続きUCHIではこの写真ぐらいの明るさの場所を定位置として育てていきたいと思います。

 

 

お伝えしてきたようにアジアンタム・フリッツルーシーにはやや神経を尖らせ美味であることがお分かりいただけると思いますが、こういった一度ついてしまった苦手意識のようなものは、今後うまく育てることによって克服できると思います。

また植え替えたことによってアジアンタム・フリッツルーシーはいい感じのコンパクトなインテリアグリーンに仕上がっていると思いますので、しばらくは生育期でもあるので今はとにかく注意する必要があることは別として楽しんで育て、理想としているこんもりとした姿を目指したいと思います。

 

そして今後またアジアンタム・フリッツルーシーに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したアジアンタム・フリッツルーシーの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のアジアンタム・フリッツルーシーの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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アジアンタム・フリッツルーシーの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、アジアンタム・フリッツルーシーの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているアジアンタム・フリッツルーシーの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。