おはようございます。
今回は、傍えを失ったアンスリウム属の観葉植物「アンスリウム」の様子をご紹介します。
UCHIのアンスリウムはかなり久しぶりのご紹介となり、これまでなかなか以降の様子をご紹介できなかった理由としては、やはり一向に特徴のピンクの仏炎苞が付かないことです。
しかしアンスリウムは管理の仕方などが適切なら1年中仏炎苞を見ることができるようで、そういった情報を元に置き場所などを変えたりしながら試行錯誤していますが、改善するどころか、これまで長い間一緒に過ごしてきた2株のうちの1株が見るに堪えない姿になってしまいました。
そこでその見るに堪えない姿になってしまった株の対処をして、また特徴の仏炎苞が見ることができるように心新たに改善に取り組みたいと思いますので、その対処した作業の様子と併せ現在のアンスリウムをご紹介したいと思います。
※アンスリウムは種類が多く、品種の区別ができていませんのでアンスリウムとしてご紹介しています。
今回の目次
- UCHIのアンスリウム
- アンスリウムの枯れた株を取り除く
- 傍えを失ったアンスリウム
UCHIのアンスリウム
UCHIのアンスリウムは2019年7月20日に、問題をかかえながらも、それなりに元気な姿と併せ、次の仏炎苞の存在感がない様子をご紹介しました。
そしてその後もなかなか新しい仏炎苞の姿を見ることができずに、置き場所を移したりして変化がないまま過ごしていました。
しかしそんななかでも問題としていた害虫のハダニはベニカXファインスプレーで対処でき、今もハダニの姿を見ることはありません。
その後も仏炎苞は見ることはできないながらもそれなりに何気ない日常を過ごしていたはずのアンスリウムですが、秋に状態を悪くしてしまい、ついには2株ペアで植えられていたうちの1株は手の付けられない状態になってしまいました。
そしてその対処が必要な状態ですので、まずは前回のご紹介から1年と4ヶ月半も経った現在のアンスリウムの様子をご紹介します。
こちらが2株ペアで植えられていたうちの1株の状態が悪くなったUCHIのアンスリウムの様子です。
写真をご覧いただければ状態が一目瞭然で、今は仏炎苞どころでない様子がお分かりいただけると思います。
2株のうちこちらの株は小ぶりながらも新しい葉を増やして変化を始めている気がします。
しかし問題はこちらの株で、見るに堪えない姿にしてしまいました。
もうこういった状態になると改善はできません。
水の与え方には気を付けていましたが、やはりこのような姿になってしまったのは水の量が原因で、おそらく根腐れしてしまっているのではないかと思います。
このままではせっかく対処できた害虫などの発生原因になってしまう可能性もありますので、残念ですが枯れた株は取り除きたいと思います。
またそれに併せて、元気な株の簡単なお手入れもしたいと思います。
アンスリウムの枯れた株を取り除く
まずピンクの円で囲った枯れた株を取り除きたいと思います。
完全に枯れているので簡単に抜き出すことができました。
こちらが枯れたので抜き出したアンスリウムの根元の様子です。
おそらくこういった様子から根腐れして枯れたのだと思います。
次に元気な株にもこのように枯れた葉があるので、茎ごと取り除きたいと思います。
ハサミを使って根元付近でカットしました。
そして作業を終えようとしたところ、以前誤って折ってしまった葉も黄色く変化し始めている様子に気が付きました。
そこで思い切ってこのように折ってしまった葉と枯れている部分が進行している葉を取り除くことにしました。
こういった決断をした背景には理由がありますので、そういった様子と併せ残念なことに傍えを失ったアンスリウムをご紹介します。
傍えを失ったアンスリウム
こちらが2年以上一緒に過ごした傍えを失ったUCHIのアンスリウムの様子です。
枯れた株を取り除いたのでスッキリとした見た目になりましたが、やはり寂しげな様子は隠し切れません。
そして折ってしまった葉などをカットした理由としては、これからUCHIのアンスリウムは見た目も整える必要があります。
そんな中このように新しい葉も出てきており、そこでこういった葉へ栄養をより多くいきわたればと思い決断しました。
またアンスリウムは元々は、多湿な環境に自生する植物で、適切な気温(15度程度)と湿度で管理できれば年中特徴の仏炎苞も見ることができます。
そこでもう一度初心に帰り、日当たりと気温の管理もそうですが、できるだけ毎日葉水するようにして湿度を保つよう心掛けたいと思います。
UCHIのアンスリウムは2年以上一緒に過ごしてきた傍えを失ってしまい、今はその寂しげな様子は隠しきれませんが、仏炎苞もそうですがいずれか株分けで増やせるまでにこの残った株をしっかりと大切に育てたいと思います。
改善のためのアンスリウムへの課題
なるべく室温の高い部屋(最低でも10℃以上)で管理する。
できる限り毎日(少なくとも2、3日に1度)は葉水して湿度を保つ。
今後はこの課題に取り組み、寂しげなアンスリウムに新たな変化が現れましたらその様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したアンスリウムの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のアンスリウムの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。