こんにちは。
今回は、環境に順化したコヨバ属の観葉植物「エバーフレッシュ」(コヨバ・アルボレア・アングスティフォリア)の植え替えをした様子をご紹介します。
エバーフレッシュは春(5月頃)に植え替えを予定していましたが、想像以上に葉がパラパラと落ちてしまい、気が付けば茎だけ残った状態となり、そして茎までもが枯れて落ちてしまうほどの状態でした。
しかし僅かに残っていた葉の様子から気長に改善を待っていると、6月中旬辺りから茶系の新芽から新しい葉へ開いて生長し、その葉が落ちることなく今では購入時よりいい感じの姿へと変化をしています。
そこで予定より遅れましたが、時季的にはより適期といえますので、UCHIの環境に順化してくれたエバーフレッシュの植え替えをしたいと思いますので、その作業の様子などをご紹介します。
今回の目次
- UCHIのエバーフレッシュ
- エバーフレッシュの植え替え
- 植え替えたエバーフレッシュ
UCHIのエバーフレッシュ
UCHIのエバーフレッシュは2022年3月21日に、細長い葉が規則正しく並んでいる清雅な様子と併せ、初めてのご紹介をしました。
このご紹介後はというと、春に植え替えを予定していましたが冒頭でもお伝えしているように購入してからUCHIへと環境が変わったことが影響してか、日に日に葉がパラパラと落ちてしまい、そして葉がわずかで茎だけ残った状態となり、さらにはその茎までもが枯れて落ちてしまうほどの状態でこのままかれるのではないかといった様子でした。
しかしそのまま全ての葉を失ってしまうのではないかといった時に茶系の新芽が開き、生長してはまた新芽が出て開くといったことを繰り返し、今では購入時よりいい感じの見た目へと変化を遂げてくれました。
どうやらこういった様子から一旦は環境の変化で葉を失ったものの、そこからUCHIの環境に合った(順化した)葉が出てくれたのだと思います。
そこで5月よりむしろ今の時季の方がエバーフレッシュの植え替えの適期といえますので、この機会に植え替えをしたいと思います。
それでは植え替えを始める前に、まずは前回のご紹介から約5ヵ月が経った、UCHIの環境に順化したエバーフレッシュの現在の様子をご紹介します。
こちらが環境に順化した、UCHIのエバーフレッシュの様子です。
呆然としてしまったときもありましたが、今では以前よりいい感じの株姿へと変化を遂げました。
まだこのように若葉といった色合いの葉もありますが、購入時に付いていた葉のようにパラパラと落ちることがないので、表現が正しいかわかりませんが葉がUCHIの環境に適したものへと入れ替わった(生え変わった)のだと考えられます。
今はエバーフレッシュの生育期ですので、このようにまた茶系の枯れた茎のような見た目の新芽が出てきています。
そしてその新芽はやがてこのように開き、先にご紹介したような大きさまで開くことが考えられます。
今はもうパラパラと葉が落ちることはなく、先ほどの新芽の様子などからも間違いなく環境に順化していると考えられますので、予定より遅れましたが植え替えをしたいと思います。
エバーフレッシュの植え替え
エバーフレッシュを植え替える鉢ですが、こちらの白のプラスチックの鉢へ植え替えたいと思います。
因みにですがこのなんでもないプラスチックの鉢はまだ試作品ですがオリジナルの鉢で、鉢の内側(ウォータースペースに)にUCHI de GREENと窪ませて刻印しています。
他にも水はけなどに工夫を凝らしていたり別のデザインのものなどの制作もしていますが、それはまたの機会にご紹介します。
それではこの鉢へエバーフレッシュを植え替えたいと思います。
まずは今植えているビニールポッドからエバーフレッシュを抜き出しました。
そしてこちらが鉢から抜き出したばかりのエバーフレッシュの根鉢の様子です。
考えていた程根が張っている様子はありませんでした。
そしてこちらがエバーフレッシュの根の様子です。
エバーフレッシュの状態から植え替えすることを計画していたので、事前にいつもの水やりのタイミングで水を与えず土を乾かしていたのでこのように揺さぶるだけである程度古い土が落ち、多少手を加えると簡単にほとんどの古い土を取り除くことができました。
このようにエバーフレッシュの植え替えの作業に関してはスムーズに進めることができましたが、そこでふと思ったのですが植物の植え替え前に水を控えて土を乾かすといったやり方は正しいのかということです。
これはあくまで自己流のやり方ですので、そこで読者の皆様は植え替え前の植物にこのような対処(水を控える)などしているのかをおうかがいしたいと思います。
植物の植え替え時の土の水分について
- 植え替え時には土がなるべく乾燥した状態にしている (58%, 21 票)
- わからないので興味がある (14%, 5 票)
- 植え替え時には土が乾燥した状態にしている (11%, 4 票)
- 植え替え時にだからといって特に水分の調節はしない(普段どおり) (11%, 4 票)
- 品種によって植え替え時の土の状態を調節している (6%, 2 票)
- その他 (0%, 0 票)
合計投票数: 36
貴重なご意見をいただきありがとうございました。
※今後の植え替えの参考にさせていただきます。
そしてこのあとはプラスチックの鉢に赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1といったブレンドの土で植え、水が鉢からあふれ出るまでタップリと与えました。
それではこの作業から3日が経った、今朝の植え替えたUCHIのエバーフレッシュの様子をご紹介します。
植え替えたエバーフレッシュ
こちらが植え替えて3日が経った、UCHIのエバーフレッシュの様子です。
まず全体的な見た感じですが、無難な仕上がりとなりました。
そして開き始めていた新葉ですが植え替えの作業やその影響もなく、むしろ生長してやや開いたようにも思えます。
もちろん新芽もこのようになんら異変がありません。
そして土も表面の状態での印象ですが、3日でここまで乾いているので水はけなども問題ありません。
あとはもうしばらく様子を見て、問題がなければ液体肥料を与え、開き始めている新葉や新芽がこの生長した葉の大きさや色合いにまで無事に育ってくれることを期待するだけです。
環境の変化から一旦はほとんどの葉を失ったものの、環境に順化し、そして新たに環境に適した葉を付けたUCHIのエバーフレッシュ。
またたまたまですがそのことで植え替えが遅れたことで、まだ試作品ではありますが進めていた企画のひとつのオリジナルの鉢に植え替えることができたので、エバーフレッシュの様子と含め満足できる結果となりました。
あとは先ほどもお伝えしているように葉が立派に生長してくれればと思っていますが、エバーフレッシュは比較的生長が早いようですのでそういった様子は遠くないと思います。
ただ一応もうしばらくは様子を見るために水は控え、そしてこれから植え替えたことでどのような変化をするのか楽しみにし、晩秋辺りにエバーフレッシュはどういった変化があったのかなどをご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
659日後の様子をご紹介します。