葉姿が清雅なエバーフレッシュ

こんにちは。

今回は、葉姿が清雅なコヨバ属の観葉植物「エバーフレッシュ」(コヨバ・アルボレア・アングスティフォリア)の様子をご紹介します。

エバーフレッシュの特徴は小さくて細長い葉が規則正しく並んでいる葉姿で、それはどこか熟練した職人が作り出す上品な伝統工芸のようにも思えたりもします。

またその葉は涼し気で光の当たり方によっては清らかな様子すら感じられることから爽やかな観葉植物として人気があり、そんな葉姿が魅力のエバーフレッシュの苗がたまたま立ち寄った園芸店で販売されていて、思わず購入してきましたので、小さな株ながらもその葉姿を感じることができますので、そういった様子と併せ現在の様子をご紹介します。

今回の目次

  • エバーフレッシュについて
  • エバーフレッシュの育て方
  • UCHIのエバーフレッシュ

 

エバーフレッシュについて

ネムノキの一種のエバーフレッシュはコヨバ属のアルボレアの中の変種のアングスティフォリアという品種で、夕方に睡眠運動で葉が閉じることから「夜に眠る木」として日中とは違った様子も楽しめる、面白みのある観葉植物です。

また和名でアカサヤネムノキとも呼ばれていて、それは花が咲いた後の特徴からそういった呼び方がされているようですので、そういった様子は説明だけで完結せず、なるべくなら実際の様子としてご紹介できればと考えています。

このように花の後にも特徴があるようですが、やはり最もエバーフレッシュの特徴は葉姿だといえます。

 

 

こちらがそのエバーフレッシュの葉の様子です。

厳密にいうと一枚一枚の葉は小さくて細長い姿をしているのですが、その小さな葉は規則正しく並んでいて、これを例えるなら、やや大げさではありますが熟練した職人が作り出す上品な伝統工芸のような繊細さのようなものが感じられ、またそれを一体として見ると涼し気で、時折そよ風などによって優しく揺れている様子には清らかさを感じずにはいられません。

こういった葉姿がエバーフレッシュの最大の魅力ではないかと思います。

 

そんなエバーフレッシュは育て方次第では大きく育ち、原産地(熱帯アジアや熱帯アメリカなど)では30mを超える大木へと育ち、木材としても利用されるようです。

こういった大木にも育てられることから基本的には育てやすいといえますが、やはり熱帯が原産地ということもあり高温多湿環境を好むのですが、その反面やはり寒さが苦手のようです。

 

それではそんなエバーフレッシュの基本的な育て方をご紹介します。

 

 

エバーフレッシュの育て方

基本的には高温多湿で日当たりを好みますので、窓際などの日当たりの良い場所や、やや遮光された日が当たる場所が最適です。

またこまめに葉水をして湿度を保つようにします。

 

日当たり

基本的には日が当たる場所や、やや遮光された日が当たるような場所を好みます。

耐陰性もあるので明るい室内でも育てられますが、なるべくより明るい場所を選ぶようにします。

 

水やり

春から秋は土の表面が乾いたら与え、冬は乾かし気味に管理します。

多湿環境を好むので、こまめに葉水で湿度を補います。

 

冬越し

寒さが苦手なので、最低でも8℃以上なるべくなら10℃の室内で、土は乾かし気味にして葉水で湿度を補いながら冬越しをするようにします。

 

より詳しいエバーフレッシュの育て方はこちらでご紹介します。

 

それではUCHIのエバーフレッシュをご紹介します。

 

 

UCHIのエバーフレッシュ

こちらがUCHIのエバーフレッシュの様子です。

エバーフレッシュといえば中型から大型の株がよく販売されていますが、この株はご覧いただいているようにまだとても小さな苗で今後に期待が膨らみます。

 

 

そしてこちらが先ほどもご紹介したエバーフレッシュの葉の様子です。

葉は一枚一枚はとても小さくて細長い葉ですが、その葉が無数に規則正しく並んでいて、この葉へ日が当たり木漏れ日となる様子はまた別の魅力があります。

 

 

そしてこちらが今朝のまだ葉が閉じている時の様子です。

エバーフレッシュは夕方以降にこういった様子を見ることができ、季節にもよりますが明るくなり、気温が上がってくるとまた葉が開きます。

 

 

そんなエバーフレッシュはこの付け根付近から花を付ける茎を伸ばして春から夏に黄色系の花を咲かせるようで、その花の後にできる赤いさやの様子から和名でアカサヤネムノキとも呼ばれているようですので、先ほどもお伝えしたように今後育てていくうえで、そういった様子があればご紹介したいと思います。

ただ茎の付け根や葉の付け根にはカイガラムシなどの害虫が付くこともあるので、湿度を補うだけでなく、病害虫予防のためにも葉水が有効となりそうです。

 

 

またエバーフレッシュをよく観察すると、所々にこのような茶系の新芽が出てきています。

これはもう少し伸びてもこのままの色合いですが、その後ある程度生長すれば徐々に緑系の色合いになるようですので、誤って枯れた茎や葉と勘違いして取り除かないように気を付けたいと思います。

 

 

まだUCHIのエバーフレッシュは約15cm程しかありませんが、ここから幹はどのように太くなり、背丈はどのぐらいの高さへと生長し、そしてどのような樹形に育つのかといったことをその時々の様子とともにご紹介していければと考えています。

 

 

エバーフレッシュは葉姿が清雅で魅力いっぱいの観葉植物ですが、やはり白のプラスチックの鉢にいれているとはいえ、ビニールポッドのままでは物足りなさもあります。

そこで5月以降にUCHIのエバーフレッシュの植え替えをしたいと思いますので、今は状態を悪くしないようしっかりとUCHIの窓際の環境に順化させることを意識して育て、植え替えをする際はその作業の様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

145日後の様子をご紹介します。