理想でないけど輪郭は見え始めたフィカス・アルテシーマ

こんにちは。

今回は、理想でないけど輪郭は見え始めたフィカス属の観葉植物「フィカス・アルテシーマ」の様子をご紹介します。

2年半前に120cmを越え、その後の育て方をどうするか読者の皆様にご意見をいただいて育てていたUCHIのフィカス・アルテシーマ。

これまでその後が気になるも100を優に超え、160まで頂いていたのですが、なかなかアンケート結果を元にした理想へ仕上げることができていないこともあり、ご紹介できずにいました。

しかし当初考えていた理想を現実にはできていませんが、そんな中でもこの株の将来像ともいえる輪郭は見え始めたのでないかと思います。

またその間、新たにわき芽が出てきて葉も付き、枝と呼べるぐらいになったものをカットして増やすことに挑戦しましたので、その子株の様子と併せ、この機会に現在のなかなか紹介できずにいた現在のフィカス・アルテシーマの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのフィカス・アルテシーマ
  • 子株のフィカス・アルテシーマの鉢上げ
  • 鉢上げしたフィカス・アルテシーマと親株の現在

 

UCHIのフィカス・アルテシーマ

UCHIのフィカス・アルテシーマは2023年2月28日に、120cmを超えるまでに生長した様子と併せ、もうひとつの期待としてわき芽が出てきて生長し始めている様子もご紹介しました。

120cmを超えるまでに生長したフィカス・アルテシーマともうひとつの期待
こんにちは。今回は、120cmを超えるまでに生長したフィカス属の観葉植物「フィカス・アルテシーマ」の様子と併せ、新たにもうひとつの期待が持てる様子があることをご紹...

 

そしてこのご紹介では今後のアルテシーマの育て方についてを読者の皆様におうかがいし、合計: 91票もの回答をいただけています。

その結果として、

  • 高さは諦めリビングに移し幹を曲げ葉の色合いなども含めてデザインした様子が見たい (65 票)
  • 天井の高い場所でどこまで高くなるのか見たい(支柱は要検討) (10 票)
  • どちらともいえないけど楽しみ (8 票)
  • 高さは諦めリビングに移し曲げたりせずに葉の色合いだけにこだわった様子が見たい (7 票)
  • その他 (1 票)

 

と上記のような結果となっています。ご協力ありがとうございました。

 

そして特に早い段階で「高さは諦めリビングに移し幹を曲げ葉の色合いなども含めてデザインした様子が見たい」という回答が多くいただいていたことから、そちらの方向へと仕込んで育てているのですが、2年以上という時間から考えると想像以上に思うように育てられていません。

 

また何度か置き場所の移動などもあり、その際先端を折ってしまったり、また環境の変化などから葉が減ったりと、様々な事情もありなかなかご紹介するタイミングを失っていました。

 

ただそんな中、冒頭でお伝えしているように、前回のご紹介時に、ひとつの期待とご紹介していたわき芽が他にも何本か出てきており、そのひとつを新たな株として育てようと増やすことにもチャレンジしていて、カットして水挿しにし、発根させるまでを成功させていますので、そろそろ鉢上げのタイミングともいえる状態ですので、これを機会に現在のUCHIのフィカス・アルテシーマの様子もご紹介したいと思います。

 

それではまずは、その子株のフィカス・アルテシーマの様子からご紹介したいと思います。

 

 

こちらがこれから鉢上げする、子株のフィカス・アルテシーマの様子です。

 

 

発根しているので子株としていますが、この株は2025年4月29日に、ピンクの線(もう少し付け根付近)でカットしたものです。

 

 

それを水挿しにした時の様子がこちらです。

その後毎日水を変えて、無事に発根した様子は2025年6月21日に、下のYoutubeショートでご紹介しています。

 

 

 

ただ、このご紹介時の根の様子だと時季は悪くないのですが、まだまだ根の様子が不安なこともあり、もっとしっかりとした根へと生長するまで、そのまま待つことにしていました。

 

そしてこちらがさらに約1ヶ月半(正確には49日間)育てた根の様子です。

 

 

 

 

改めてこちらが写真でご紹介する根の様子で、結構しっかりとした根へと生長してくれました。

 

 

あとはいつ鉢上げするかタイミングを見計らっていたのですが、この写真のように斑が入ったフィカス・アルテシーマらしい葉が出てきたこともあって鉢上げを決行することにしました。

 

 

子株のフィカス・アルテシーマの鉢上げ

まずどういった鉢に鉢上げするかですが、今回はこの黒のプラスチックの鉢にしたいと思います。

 

 

そしてこちらが改めてご紹介する子株のフィカス・アルテシーマの根の様子で、結構しっかりとした根に生長しているといえそうですが、それでもさすがに鉢が深過ぎるのでないかと思われたと思います。

 

 

ちょっと土を入れてから撮影したので鉢の内側が汚れていますが、実はこの鉢には内側にもう一つ鉢が合ってその鉢へ子株を鉢上げするのでこの鉢を選びました。

 

そして土はオリジナルブレンドでなく、今回は以前、別の観葉植物で使っていた一般的な観葉植物用の土や、オリジナルブレンドなどの使い古しの土を再利用するため天気干しさせた土を混ぜて使いました。

 

それではこの作業からさらに5日が経った今朝の子株と、お待たせしましたが約2年半ぶり、気になるも160も集めた、UCHIのフィカス・アルテシーマの現在の様子をご紹介したいと思います。

 

 

鉢上げしたフィカス・アルテシーマと親株の現在

まずこちらが鉢上げして5日が経った、子株のフィカス・アルテシーマの様子です。

まだ無事に根付いているとはいいがたいですが、ご存じのようにフィロデンドロン・バーキンの失敗からかなり根を育て鉢上げしました。

 

まだまだ気は抜けませんが、なるべく土の状態を見て早めに水を与え、しっかり根付くまで様子を見守りたいと思います。

 

 

そしてお待たせしました。

こちらがUCHIのフィカス・アルテシーマの現在の様子です。

 

前回のご紹介から898日と、約2年半かけて置き場所、日当たりの高さや角度など、トータルで環境にあうようデザインした姿へ仕込んでいますが、想像以上に生長が鈍く、また置き場所を変えたりしてその際に先端付近を折ってしまったことなどが影響して、ワイヤーがまだついていることからもお分かりいただけると思いますが、イメージしている姿にまだもっていけていません。

 

しかし結構大胆に曲げることができ、また一旦葉を減らしてしまいましたが、今ではこちらも子株同様にフィカス・アルテシーマらしい斑が入った葉が増えてきていますので、理想でないけど輪郭は見え始めたと思っています。

また以前、ひとつの期待としていたわき芽もしっかりとした様子へ生長していて、こちらも遊び心をもって曲げることができています。

 

ただ、まだまだ幹は細く、全体的にも先端はもう少し横へ伸ばしたいと考えていて、その為にはとにかく時間が必要となりますので、より良い理想を求め育て、そしてまたタイミングを見て、今回鉢上げした子株の様子と併せそれぞれのその時のフィカス・アルテシーマの様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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