つるが伸び続けるシュガーバインの挿し木とその後

おはようございます。

今回は、つるが伸び続けるパルテノシッサス属の観葉植物「シュガーバイン」の、そのつるをカットして挿し木にした様子と併せ、1ヶ月後の様子もご紹介します。

UCHIのシュガーバインは植え替えはせず、以前のまま窓枠に吊り下げ冬越しをして、その冬から今まですっと特徴のつるが伸び続けています。

しかしあまりにもつるが長く伸びているので、下に置いている別の植物と干渉してしまうこともあり、そろそろ長さの調節が必要です。

そこでこの機会にその伸びたつるを使ってシュガーバインを挿し木で増やすことに挑戦しましたので、その作業の様子と併せ、その挿し木は無事に根付いているのかといった、1ヶ月後の様子もご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのシュガーバイン
  • シュガーバインの伸びたつるの長さの調節と挿し木
  • 伸びたつるをカットして1ヶ月が経ったシュガーバインと挿し木の様子

 

UCHIのシュガーバイン

UCHIのシュガーバインは2021年1月17日に、冬はどういったタイミングで水を与えるのかなどのと併せ、その時の様子をご紹介しました。

 

このご紹介後も、とにかく水の与え過ぎによる根腐れだけはさせないように、際どいライン手前ぐらいで水を与え無事に冬越しができたので、春を迎えた今では徐々に水の与える量を増やしています。

そして冒頭でもお伝えしているように、以前と同じ場所の窓枠に吊り下げ育てていますが、特徴のつるがずっと伸び続けていて、4月の中旬頃にはシュガーバインの下に置いている別の植物と干渉し始め、今ではその植物に絡みつくまでに伸びているので、そろそろ長さを整える意味でも剪定が必要です。

そこでこの機会にそのカットしたつるを使って、挿し木でシュガーバインを増やすことに挑戦したいと思います。

 

それではその作業を始める前に、まずは特徴のつるが伸びたシュガーバインの様子をご紹介します。

 

 

こちらは前回のご紹介から約3ヶ月が経った、2021年4月23日のUCHIのシュガーバインの様子で、冬からつるはずっと伸び続けていたので、もうこの時には随分とつるが伸びていることがお分かりいただけると思います。

 

 

水は前回ご紹介したギリギリのライン手前(ややぐったりとした様子)辺りまで与えないようにして管理し、春あたりから与えるタイミングを少し早めていますが、これまで葉は1枚も枯れることなく、ふんわりと優しげに広がる様子のまま濃い緑色へと生長しました。

 

 

そして伸びたつるに付いている葉も同じように生長していて、つるはどこまで伸びるのかといった様子を感じるぐらい活発に生長しています。

しかし先ほどもお伝えしたように、シュガーバインの下に置いている植物に、伸びたつるが絡まってしまうほどにまで伸びているので、カットして長さを整え、そのカットしたつるは挿し木にして増やすことにも挑戦してみたいと思います。

 

それではつるの長さの調節と併せ、カットしたつるは挿し木にして増やすことに挑戦したいと思います。

 

 

シュガーバインの伸びたつるの長さの調節と挿し木

まずシュガーバインを挿し木するために、ビニールポッドに観葉植物用の土を入れ事前にこのように挿し床を準備をしました。

 

 

次に伸びたつるをカットしますが、シュガーバインを増やすことを考えればこういった気根が出ているつるがおすすめで、この気根を土へ埋めやすいようにカットします。

 

 

しかしほとんどの伸びたシュガーバインのつるにはそういった様子があるので、特にそういったことは気にせず長さを整えることに重点を置いてカットしました。

 

 

因みにシュガーバインはつるをカットせず、このようなイメージで取り木で簡単に増やすことができます。

そしてこのやり方の方が無難です。

 

 

しかしつるはカットしたので、このように先ほどご紹介した土を入れたビニールポッドと、同じように土を入れて用意してあった小さめのビニールポッド3っつに、つるを無造作に入れて挿し木しました。

 

あとはしばらく日が直接当たらない明るい場所に置いて様子を見守ります。

 

 

そしてこちらは今日(2021年5月25日)のシュガーバインのカットしたつるの様子で、カットしたつるの一部(気根が伸び始めている位置から次の気根が伸びている間までの茎)はこのように変色して枯れ始めています。

しかしそのカットした上の気根から、また新たに茎が伸びて生長を初めています。

 

変色した茎は見た目が悪く、おそらくもう伸びたり、新しい葉が出たりすることはないので、ピンクの線あたり(もう少し上)でカットして見た目を整えてから、今朝のシュガーバインの様子をご紹介したいと思います。

 

それでは伸びたつるをカットして1ヶ月が経った、UCHIのシュガーバインの様子と併せ、挿し木は無事に根付いているのかもご紹介したいと思います。

 

 

伸びたつるをカットして1ヶ月が経ったシュガーバインと挿し木の様子

こちらが伸びたつるをカットして1ヶ月が経った、UCHIのシュガーバインの様子です。

実は2本だけ他の伸びたつるより短かったつるを残していましたが、その残していたつるは当然カットしたつるより長く伸びました。

 

 

そしてカットしたシュガーバインの状態は変わりなく、むしろカット以前よりイキイキとした様子で過ごしています。

 

 

そしてこちらがカットしたつるを挿し木にした、子株になるシュガーバインの様子です。

大きなビニールポッドの株1株と、小さなビニールポッドの株3っつありましたが、不注意で小さなビニールポッド2つを転倒させてしまい、慌てて元にもどしましたが1株は少し枯れたものの根付いてくれたようですが、もう1つは残念ながら枯らしてしまいました。

そして大きなビニールポッドの株と転倒せずに済んだ小さなビニールポッドの株は、トラブルがなかったこともあって元気に根付いているようです。

 

 

やはり転倒させた株とトラブルがなかった株ではかなりの差が出てしまいました。

しかし転倒させた株も1株だけは何とか全て枯れず、根付いてくれたのは不幸中の幸いです。

 

 

そして気になるのがこの部分的に葉が枯れてしまっていることで、こういった様子が出てしまったのは残念です。

 

 

しかし無事に根付いてくれているので、また新しい葉が出れば問題ありません。

このまま水の与え過ぎには気を付け育てていき、親株と同じようなサイズへと育てたいと思います。

 

 

そして伸びた茎をカットして長さを調節したUCHIのシュガーバインは以前にもまして活発に生長を初めていて、カットして長さを調節しましたが、先ほどご紹介したようにカットしたその上の気根から新しい茎が伸びて生長していますので、おそらくこのままだとまた近いうちに剪定が必要になりそうです。

 

また植え替えをするかも検討していますが、今の100円ショップのグッズを使って窓枠に吊り下げている場所が最適な様子なので、もうしばらくはこのまま育て、またもう一度剪定する時や、もし植え替えする際はその作業の様子と併せ、子株のその時の生長した姿もご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

158日後の様子をご紹介します。