先端が細いままで膨らまない姫将軍の失った特徴

こんばんは。

今回は、先端が細いままで膨らまないアウストロキリンドロプンチア属のサボテン「姫将軍」の様子をご紹介します。

姫将軍はこれまでカタチが歪な状態になっていることをご紹介していました。

そしてそれを改善したいと思い、やや日の当たる屋外で育てているのですが、歪なカタチの象徴の先端の細い部分が一向に改善しません。

またそれだけでなく、姫将軍の特徴のトゲ(葉)にまで影響が出てしまいました。

そこで先端の細い部分の改善はいったん忘れて、特徴のトゲ(葉)の改善に向けて簡単なお手入れをしたいと思いますので、そのお手入れと、以前からご紹介している子株の現在の様子も併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの姫将軍
  • 姫将軍のお手入れと子株の様子
  • お手入れをした姫将軍

 

UCHIの姫将軍

UCHIの姫将軍は2019年11月16日に、先端が伸びて歪なカタチになった様子と子株のその後をご紹介しました。

 

このご紹介から5ヶ月程が経ち、置き場所を屋外の軒下に移し、やや日を当てるように育てていますが、未だに伸びた先端に変化を感じることができません。

この様子から、伸びた先端部分の細さの改善は難しいのではないかと思います。

 

しかし問題はそれだけではありません。

冒頭でもご紹介したように、姫将軍の特徴はツノのような太めのトゲ(葉)ですが、この、トゲ(葉)のほとんどが枯れてしまい、残っているトゲ(葉)も赤色系に色づいたようになってしまいました。

このトゲ(葉)が赤くなるのは過去(2019年3月28日)に経験していますが、その時とは様子が違います。

 

このご紹介ではトゲ(葉)と茎の部分までシワシワになり、水不足が直感でわかる状態でしたが、今回は姫将軍の茎は十分に水分を蓄えている様子があります。

そこで枯れたトゲ(葉)はもうどうすることもできませんので、きれいに取り除き、新しいトゲ(葉)が出てくれる準備をしたいと思います。

 

まずはその枯れたトゲ(葉)のお手入れをする前に、現在の姫将軍の様子をご紹介します。

 

 

こちらが先端が細いままで膨らむ様子が感じれない、UCHIの姫将軍です。

以前からご紹介しているように、歪なカタチのままです。

 

 

日当たりを改善すれば、この先端の細い部分に変化があることを期待していたのですが、思いのほか変化がありません。

また姫将軍の特徴のトゲ(葉)が枯れてしまい、そのかわりにわき芽だけが残っています。

 

 

そして残っている先端のトゲ(葉)は赤く色づいています。

これは葉焼けなのか紅葉なのか判断が難しいです。

 

 

しかし以前より生長したといえる様子もあり、それはこの小さなわき芽で、こちらもトゲ(葉)は赤系に色づいていますが、ひと回り程太くなりました。

またその右斜め上の白くなった部分は、以前挿し木にするためにわき芽をカットした断面で、この断面は変化なく以前のままの様子を維持しています。

 

それではそのカットして挿し木にした子株の現在の様子と、また親株には今後のために、枯れたトゲ(葉)を取り除きたいので、簡単なお手入れをしたいと思います。

 

 

姫将軍のお手入れと子株の様子

こちらがわき芽をカットして挿し木にした子株の様子です。

枯れてはいませんが、あまり生長を感じることができません。

しかしもう1株小さなわき芽も挿し木にしましたが、そちらは残念ながら枯れてしまいました。

 

 

次に親株のお手入れをしたいと思います。

ピンクの円で囲った枯れたトゲ(葉)を取り除きます。

 

 

枯れたトゲ(葉)を一枚一枚このように取り除きました。

しかしうまく取り除けないトゲ(葉)があるので、それは自然に取れるのを待ちたいと思います。

 

 

そして最後に霧吹きでたっぷりと水を吹きかけました。

すると、一部の枯れた葉が自然に何枚かは落ちてくれました。

 

これで一応姫将軍のお手入れは完了です。

特に見た目に変化はありませんが、お手入れをした姫将軍をご紹介します。

 

 

お手入れをした姫将軍

こちらがお手入れをした、UCHIの姫将軍です。

枯れたトゲ(葉)を取り除いたのでスッキリとしました。

 

 

しかし姫将軍の特徴はツノのようなトゲ(葉)なので、ツンツンした様子を感じれないのは寂しいです。

トゲ(葉)がなくなったのは葉焼けで枯れたのか、水切れで枯れたのか定かではありません。

 

 

先端が細いままで膨らまないことを気にするばかりに、特徴のトゲ(葉)までなくさせてしまった姫将軍。

数日前にご紹介したキンビフォルミス同様に、ちょうど良い日当たり具合の場所を見つけるのが難しいですが、まずは今より日が当たりにくい屋外の棚の2段目に移して、特徴のツノのようなトゲ(葉)が生えてくるのを待ちたいと思います。

 

しかし日当たりを加減し過ぎると、また先端が伸びてくるような気がするので、キンビフォルミス同様に試行錯誤をしてより良い場所を見つけたいと思います。

また姫将軍に新たな変化がありましたら、その様子をご紹介します。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

175日後の様子をご紹介します。

 

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姫将軍の育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、姫将軍の育て方だけでなく、これまでにご紹介している姫将軍の様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。