こんにちは。
今回は、とにかく水切れが早いフィカス属の観葉植物「フィカス・シャングリラ」の様子をご紹介します。
つる性ガジュマルと呼ばれているフィカス・シャングリラを育てていると、真っ先に感じることがとにかく水切れが早いということです。
これは使っている土や、植えている鉢にも原因がある可能性もありますが、とにかく水切れが早いです。
しかしそれだけに育て甲斐があり、しっかりと水の管理ができれば、フィカス・シャングリラの特徴のつるに葉が詰まり、そういった様子を見ていると、ことばにはできない満足感というか小さな幸福感が感じられます。
こういったご紹介の仕方では管理が難しそうな印象がありますが、フィカス・シャングリラは初期段階の失敗なら改善ができます。
そこで水の管理のコツをつかむ前に葉を枯らしてしまいましたが、今ではその部分に新葉が出てきていますので、これからフィカス・シャングリラをより良い姿へ育てる準備をしたいと思いますので、そういった様子と併せ、この成果以外のものも感じましたので、そういったことも紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのフィカス・シャングリラ
- フィカス・シャングリラのより良い姿へ向けた改善への準備
- 育てていて楽しいフィカス・シャングリラ
UCHIのフィカス・シャングリラ
UCHIのフィカス・シャングリラは2021年3月21日に、伸び始めたつるを活かしたいと、縦長のモスポットに植え替えた様子をご紹介しました。
なかなかいい感じの雰囲気に仕上がり満足していましたが、土の量は以前より増えましたが、モスポットはビニールポッドより通気性がよいことも影響してか、これまでより水切れが早くなったような印象を感じるようになりました。
そして春になり生育が活発になり始めてからそういった印象が強くなり、3日水を与えるのを怠ると、何枚かの葉が枯れてしまい、特徴のつるの葉の間隔が開いてしまいます。
こういった経験から、それ以降(春から)ほぼ毎日、遅くても2日以内に水を与えていると葉は枯れることなく維持ができていて、ゆっくりとつるを伸ばしながら、今ではその枯らしてしまった葉が付いていた部分から、新たに葉が出てきてくれました。
これならまた葉が詰まった様子へと改善ができるのではないかと思い、また今はちょうど生育期でもあるのでより良い姿への改善を目指して育てる準備をしたいと思います。
それでは葉を失った部分から、新葉が出てきた様子をご紹介して、その後により良い姿へと改善に向けた準備をしたいと思います。
まずこちらが、2021年7月6日の葉を枯らして失った部分から新葉が出てきた、UCHIのフィカス・シャングリラの様子です。
上の方はなかなか葉が詰まった様子でいい感じに状態を保てていますが、これは先にお伝えしたように水の与え方のコツがわかったので、枯らさないように維持できるようになったからです。
そしてこちらがより良い姿にするための課題としているつるで、以前は葉を枯らしてしまい、つるの部分が丸見え状態でしたが、おそらく同じ部分からこのように新葉が出てきてくれました。
こういった様子から、フィカス・シャングリラは一度葉を失っても、初期段階の失敗程度なら、その後しっかりと管理ができれば改善ができるのだと気が付きました。
そしてこういったことがわかったので、あとはこの葉を大きく育てられればより良い姿へと改善できると思いますので、ちょうど生育期といった恩恵を活かして改善に向けて準備をしたいと思います。
フィカス・シャングリラのより良い姿へ向けた改善への準備
まず鉢の中を確認すると、このようにスペースがしっかりとあり、これなら液体肥料はもちろん、固形の肥料も使えそうです。
そこでフィカス・シャングリラには、少し前にご紹介した緩効性肥料 IBのチカラ グリーンそだちEXを使ってみたいと思います。
先ほどご紹介したスペースにこのように肥料を置き、少し押し込めば完了です。
肥料を与えなくても今の時季なら水の管理をしっかりとしていればある程度改善できると思いますが、より良く、そしてしっかりとした株へとフィカス・シャングリラを育てたいので、緩効性肥料を使うことにしました。
あとは毎日葉水しながら水を与えて様子を見守りたいと思います。
それではわずかな期間しか経っていませんが、こういった対処をして変化があったのか、この作業の11日後の今朝のフィカス・シャングリラの様子をご紹介します。
育てていて楽しいフィカス・シャングリラ
こちらが肥料を与えてから11日後、前回のご紹介から約4ヶ月が経った、UCHIのフィカス・シャングリラの様子です。
もちろん葉の状態は維持できていますが、思いのほか変化はありません。
そしてこちらがアノ新葉の現在の様子で、こちらは多少生長しているといえそうです。
しかしこれぐらいの成果ではご紹介するにはやや不十分な様子ですが、これで満足しています。
それは、新葉は上手に水の管理ができていないとすぐに枯れてしまうので、このようにゆっくり確実に生長してくれれば問題ありません。
また与えた肥料は緩効性肥料なので、すぐさま目立つような変化がある即効性より、ゆっくりと時間をかけて効果が表れてくれることを期待しているからです。
またこういった様子をデスクの片隅に置いて感じられるのがフィカス・シャングリラの魅力で、それは耐陰性が比較的強いからだと思います。
まだUCHIのフィカス・シャングリラはご紹介するほどの変化はありませんでしたが、では何故ご紹介したかというと、それは純粋に育てていて楽しいと感じたからです。
ずっと室内に置いているので、葉が詰まったといえるような明らかな変化の様子をご紹介するためだけに、無理に日当たりの良い場所に置いたり、肥料を必要以上に与えたりしても、自然の摂理を逸脱した急速な変化をするわけはありません。
むしろ状態を悪くしてしまうだけです。
しかしフィカス・シャングリラには何故か状態が維持できているだけでとても満足感があり、小さな幸福感が感じられますので、そういった魅力があることをお伝えしたくて現在の様子をご紹介することにしました。
そして期待しているような、より良い変化を遂げていると考えられるのはやはり8月中旬から下旬頃だと思いますので、その頃はまた肥料を新しいものへ交換する時期でもありますので、また改めてその時のフィカス・シャングリラの様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
295日後の様子をご紹介します。