こんにちは。
今回は、スカスカになってしまったパルテノシッサス属の観葉植物「シュガーバイン」の様子をご紹介します。
シュガーバインは窓枠に吊り下げ夏の間はまずまずの状態を保てていましたが、晩夏辺りから徐々に葉が枯れたりして減ってしまい、そして気が付けば、スカスカでつるが目立つといったような、これまでご紹介してきた葉が詰まる様子とは違う、ボリューム感を失った姿になってしまいました。
こういった様子から、このまま冬を迎えてしまうとより状態が悪化してしまうのではないかといった不安に駆られ、改善するために植え替えをすることにしました。
そこでその作業の様子と併せ、植え替えてから26日が経ったシュガーバインは期待していたような変化があったのかなど、現在の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのシュガーバイン
- シュガーバインの植え替え
- 植え替えて26日が経ったシュガーバイン
UCHIのシュガーバイン
UCHIのシュガーバインは2021年5月25日に、つるが伸び続ける様子と併せ、そのつるをカットして挿し木にし、その後の様子などもご紹介しました。
そしてこのご紹介後は、冒頭でもお伝えしているように夏の間はまずまずの状態を保てていましたが、晩夏辺りから徐々に葉が枯れたりして減ってしまいました。
ただ状態が悪いというよりは水の管理方法(与え方)などに問題があるのかと思い、夏よりは水の与える量(頻度)を減らすようにしていましたが、それでも葉が枯れたりすることは食い止めることができず、気が付けば、スカスカでつるが目立つといったようなボリューム感を失った姿になってしまいました。
それではその時のシュガーバインの様子をご紹介します。
こちらが前回のご紹介から4ヶ月が経った、UCHIのシュガーバインの様子です。
つるをカットしていることも原因のひとつですが、前回のご紹介時と比べると、全体的にボリューム感を失ってしまったことがお分かりいただけると思います。
※多くの葉が反対側を向いているのは、日が差す向きに向いてしまったからです。
そしてこの時のつるの様子をご紹介すると、葉の多くが枯れたことで葉と葉の間隔が広くなり、スカスカでつるが目立つようになってしまっていることが印象的で、これがボリューム感を失っている原因です。
また色合いの悪い葉もちらほらあります。
こちらは挿し木で増やして唯一残っていた子株の様子で、先ほどの変色している葉はもう改善することはできず、やがてこのように葉の色合いがより悪くなり、そして残念ながら枯れてしまいます。
しかし子株のように株自体の状態が悪く、どうすることもできない状態ではありません。
それはこのようにきれいな新しい葉が開く様子もあるからです。
けれどもこのまま何もせずに冬を迎えてしまうと、こういった葉もまた枯れてしまいそうで、去年のように冬越しできないのではないかといった不安に駆られます。
そこでまだ購入時のビニールポッドのままだということもあり、この状態を改善するために、時期的に最適とはいえませんがシュガーバインの植え替えをすることにしました。
シュガーバインの植え替え
シュガーバインを植え替えするのに新たに鉢を用意しようと考えていましたが、まとめ買いしていたこの鉢があることに気が付きました。
この鉢はアーモンドネックレスやグリーンネックレスなどの植え替えに使っていて、それぞれ良い成果が出ています。
だからといってシュガーバインでも同じような結果になるとはいえませんが、吊り下げられるので一般的な鉢に植え替え置いて育てるより、これまで同様につるをカットせずに伸ばして育てられるといったメリットがあるので、この鉢にシュガーバインを植え替えしたいと思います。
まずシュガーバインをビニールポッドから抜き出しました。
見た感じだと、それほど土の状態が悪いようではない気もします。
しかしなるべくこのように古い土を取り除き、植え替えの準備を進めました。
そしてこちらがシュガーバインの根の様子です。
土が絡んでいるので、根の状態が見にくいですが、比較的細い根なので、春から秋の間はなるべく土を完全に乾かないように維持したほうがよさげな気がしました。
そして赤玉土7とピートモス3のブレンドの新しい土で植えて、水をたっぷりと与えました。
そしてこちらが植え替えた時のシュガーバインの様子です。
水をかなり上からかけたこともあり、これでよかったのかとも思いましたが、今後徐々にでも改善することを期待してしばらく様子を見ることにしました。
そうこうしていると、植え替えてから26日が経った今朝、シュガーバインに僅かながら改善し始めた様子があることに気が付きましたので、そういった様子をご紹介したいと思います。
植え替えて26日が経ったシュガーバイン
こちらが植え替えて26日が経った、今朝のUCHIのシュガーバインの様子です。
相変わらず変色している葉もありますが、以前より次々と枯れていくといった様子でなく、状態は安定しています。
そしてそんなシュガーバインの様子をよく見てみると、このように新しい葉が開く様子や、つるも伸びている様子がありました。
こういった様子から、間違いなく状態は改善し始めていると思います。
あとはこのような、シュガーバインの特徴のふんわりと優しげに広がる5枚葉を枯らすことなく増やすことができれば、失ってしまったボリューム感の改善に繋がります。
そしてこちらが日の当たる向きから見た全体的な葉の様子です。
吊り下げられる部品は取り外すことができるので、今後はなるべく定期的に向きを変えてバランス良く調節して育てていこうと思います。
今はまだ失ってしまったボリューム感の改善まではできていませんが、UCHIのシュガーバインは植え替え後無事に根付いて、スカスカな見た目の時より今後に期待できる良い変化もありました。
しかしこれから寒くなると生長が鈍り、挿し木にした子株の経験から状態が良くても一気に悪化することもあるので、日中の気温がまだ上がる間は窓際付近で日にしっかりと当てて生長を促しつつ育てていきたいと考えています。
シュガーバインは状態が悪くない場合は室内であれば冬越しは無難にできると思いますので、水の与え過ぎと水切れに注意が必要ですが、しっかり管理して冬越ししたいと思います。
そして無事に冬越しができれば次の春から夏の間でつるも伸び、全体的なボリューム感も改善できると思いますので、また機会を見てシュガーバインの様子をご紹介し、その時に増やすことにも再チャレンジしたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
203日後の様子をご紹介します。