こんにちは。
今回は、UCHIで初めての冬を過ごしているユーフォルビア属の多肉植物「オンコクラータ」の深いシワの様子をご紹介します。
冬は比較的多くの植物の水を与える量を減らして冬越しするようにしますが、その量やタイミングをうまく掴めていないと、シワが入ったりする症状が現れます。
オンコクラータは増やすため茎をカットして挿し木にした株にシワが入っていることは前回ご紹介しましたが、水を控えめにしていた親株にも深いシワが入ってしまっています。
しかしこのシワが入るといった状態はゴーラムで経験しており、水が不足していることが考えられます。
そこで夏型のオンコクラータにこの時季水をたっぷり与えるのも気が引けますが、シワの状態を考えて水はたっぷり与え、その後のオンコクラータの様子も併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのオンコクラータ
- 挿し木にしたオンコクラータのその後と水を与える
- 水を与えた5日後オンコクラータ
UCHIのオンコクラータ
UCHIのオンコクラータは2019年11月11日に親株の生長と不安要素、そして増やすために挿し木にしたそれぞれの様子をご紹介しました。
このご紹介から3ヶ月以上が経過し、オンコクラータはUCHIで初めての冬を過ごしています。
置き場所は窓際の日当たりのよい場所に置いて冬も過ごしていますが、やはり経験不足から葉は全て枯れてしまい、前回は子株のシワの様子をご紹介しましたが、親株にも同じ症状が現れています。
まずはそのシワの入ったオンコクラータの様子をご紹介します。
こちらが現在のオンコクラータの様子です。
まず全体像としてはあまり変化がないように感じられます。
しかし近くでオンコクラータを見てみると、このように深いシワが入っていることがわかります。
また冒頭でもご紹介したように、葉はほとんど枯れてしまいました。
また深いシワが入っているのは一本の茎だけではなく、ほとんどが同じ状態になっています。
オンコクラータも冬は水を控えめにして管理する必要がありますが、水は断水せずに定期的に控えめに与えることも必要です。
そして定期的に水は控えめに与えるようにしていましたが、ご紹介していうるようにシワが深く入る結果になってしまいました。
しかしこの状態は以前ご紹介したゴーラムに似ていると思います。
おそらく水が不足しているのだと考えられます。
そこでゴーラムにもたっぷりと水を与え、葉水したことでシワが改善できましたので、オンコクラータにも同じように水を与え、葉水をして水分を補ってみたいと思います。
その前に前回、挿し木にしていたシワが入ったオンコクラータの子株の様子をご紹介します。
挿し木にしたオンコクラータのその後と水を与える
こちらが挿し木にしたオンコクラータの現在の様子です。
前回は、水をたっぷり与えシワの改善を試みましたが、今も改善できていません。
むしろ前回よりもシワが深く入っている印象すらあります。
水を与えても改善しないのか、それともこの株はまだ根がしっかりと機能していないのか不安です。
子株の様子から水が不足しているか半信半疑になりましたが、ゴーラムの経験から水を与えて様子を見たいと思います。
そして葉水のように霧吹きで茎にもたっぷり水を吹きかけました。
※ここまでの様子は2月22日の様子です。
それでは水を与え5日後のオンコクラータの様子をご紹介します。
水を与えた5日後オンコクラータ
こちらが水を与えた5日後の昨日のオンコクラータの様子です。
この距離感ではやはり違いはあまりわかりません。
近寄ってオンコクラータの状態を確認すると、明確に違いが表れています。
このようにあの深く入ったシワがほとんど消え、萎んでいた茎に厚みが戻りました。
しかしややシワの跡のような縦に入った線が残っています。
もちろん他の茎でも同じようにシワは消えました。
これで水が不足していたことがシワの原因だとはっきりとわかりました。
しかし挿し木の方にも同じように水をタップリ与え葉水もしましたが改善していません。
子株のオンコクラータは根が生えていることは前回確認しましたが、このようにシワが親株のように改善しないということは根に問題がありそうです。
子株の状態は気になりますが、親株では新しい葉が生長を初めています。
UCHIのオンコクラータは水が不足していたことがわかりましたので、今後は乾かし気味に管理しつつも与える時はもう少したっぷり水を与えるようにしたいと思います。
子株の状態は気になりますが、根の改善は直ぐには出来ないと思いますので、このまま様子を見守ります。
また挿し木にした子株のオンコクラータとシワが改善した親株のオンコクラータに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介します。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
113日後の様子をご紹介します。