こんにちは。
今回は、1000日育てたフィカス属の観葉植物「ウンベラータ」と、そのウンベラータの土を入れ替えた様子をご紹介します。
UCHIのウンベラータはこのブログを始めた頃から育てていて、葉に斑点のようなものが出たり、茎を折ってしまったり、葉を全て失ってしまったり、またその後に見違える変化を遂げたりといったような経験しながら、気が付けば1000日(正確には1005日)も経っていました。
そこで1000日育てたウンベラータの現在の様子と、そのウンベラータは植えている鉢が大きなこともあって、土をこれまで一度も入れ替えていませんので、この機会に新しい土へ入れ替えもしたいと思いますので、そういった作業の様子も併せてご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのウンベラータ
- ウンベラータの土の入れ替え
- 1000日育てたウンベラータ
UCHIのウンベラータ
UCHIのウンベラータは2020年4月4日に、最小の被害で冬越しを終えた様子をご紹介しました。
このご紹介後は、特に問題なく過ごしていて、これまでご紹介したことと違う目立つ変化がなかったのでご紹介せずにいると、その後の冬にまた以前のように多くの葉を失ってしまいました。
しかし全ての葉を失ったわけではありませんが、春から新しい葉が出てきては古い葉が落ちてを繰り替えして、今では全ての葉が新しい葉へと入れ替わり、またその葉も大きく生長して、今後に期待が持てそうな状態にまで改善し、そして気が付けば、初めてご紹介した時から数えて1000日(正確には1005日)も経っていることに気が付きました。
そこで1000日育てた現在のウンベラータの様子をご紹介したいと思いますが、冒頭でもお伝えしているように、鉢が大きなこともあって、土をこれまで一度も入れ替えたことがありませんので、この機会に新しい土へ入れ替えをしながらウンベラータの様子をご紹介していきたいと思います。
まずUCHIのウンベラータはこのように、茎が二股に分かれているといった特徴があります。
そしてこちらが二股に分かれている片方の茎の葉の様子で、以前冬に全ての葉を失ってその後の春に新しい葉が出てきた様子をご紹介したことがあますが、今年の春は、全て葉を失ったわけではありませんが、古い葉が新しい葉と入れ替わるような感じで、その時と似た様子になりました。
しかし今ではその春に出てきた新しい葉もこのような大きな葉へと生長して、これからますますより良い姿へ生長するのではと思える状態にまで改善しました。
そしてこちらはもう片方の茎の葉の様子で、葉は小さめですが、2枚の葉を付けるまでになり、今ではこのように開いたばかりの3枚めの葉の姿もあります。
そしてこちらがUCHIのウンベラータの現在の葉の全体的な様子です。
これまでずっとUCHIのウンベラータの葉は薄めの色合いでしたが、去年の夏以降出てくる葉はこのような濃い緑色をしていて、やや厚みも感じる葉が出てくるようになりました。
こういった変化は株の生長と肥料の効果なのかもしれません。
またそんなウンベラータはこのような縦長の鉢に植えていて、こういった鉢に植えているのでリビングの片隅をいい感じの雰囲気に演出してくれています。
そして底石でマルチングもしていますが、この鉢は大きめなので、この鉢に植え替えてから1000日もの間、1度も土の入れ替えをしたことがありません。
そこで1000日育てたウンベラータ土を新しい土に入れ替えたいと思います。
1000日育てたウンベラータの土の入れ替え
まず土を入れ替えるために、マルチングのために使っている底石を取り出しました。
この石は洗って、次は本来の用途の底石として再利用したいと思います。
そしてこちらがUCHIのウンベラータを1000日も育ててくれた土の様子です。
表面はなぜか赤っぽくなっていますが、これはウンベラータの細い根が表面に出ていることが原因だと思います。
土の入れ替えのためにウンベラータを鉢から抜き出したいと思いますが、ただ単に引っ張ってもそう簡単に抜き出すことはできません。
そこでこのような棒を鉢のふちに差し込んだりしながら土をほぐして、ウンベラータを抜き出す準備を進めました。
この作業は根を傷つけたくなかったので、かなりの時間を使って丁寧に作業をしました。
そしてようやくこういった抜き出せそうな状態になりましたが、この状態でも抜き出すことができません。
それは中心部がうまくほぐれていないことが原因で、何らかの虫がいないかヒヤヒヤしながら手を突っ込んで抜き出す準備を進めました。
幸いにも虫などはおらず、作業を進めると、ようやくこのようにウンベラータを縦長の鉢から抜き出すことができました。
これが縦長の鉢へ植えていたウンベラータを抜き出した根鉢の様子で、この鉢に植えた時と、そう違いがないように思えます。
それは結局なかなか抜き出せず、やさしく慎重に引っ張って抜き出していましたが、中心部の根が結構切れてしまったのでこういった状態になったことに原因があるのではないかと思います。
そしてこのように古い土をなるべく取り除き、新しい観葉植物用の土で植え替える準備を進めました。
また鉢の中もこれを機に洗ってなるべくキレイな状態にしましたが、上の方の赤っぽいシミのようになったものはキレイに取り除くことができませんでした。
そしてたっぷり底石を入れて、底から生長には欠かせない空気を取り込めるようにしてから新しい観葉植物用の土をある程度の高さまで入れました。
次に古い土や、土の表面に出ていたような傷んだ根を取り除いたウンベラータを入れ、上から観葉植物用の土を足しました。
そして最後にもう一度新しい底石でマルチングして、水を与えれば土の入れ替え作業は完了です。
それでは見た目に大きな変化はありませんが、新しい土に入れ替えご紹介する準備が整いましたので、1000日育てたUCHIのウンベラータの様子をご紹介します。
1000日育てたウンベラータ
こちらが1000日育てたUCHIのウンベラータの様子です。
正確には1005日ですが、その間、様々な経験をさせてもらい、そして見事にその様々なトラブルを乗り越え、枯れることなく今でも元気にリビングを演出してくれています。
1000日を超えたからといって、特別な変化があったわけではありませんが、こういった姿をいつまでも見ることができるように、これからもUCHIのリビングで過ごしてくれればそれで十分です。
そしてできれば冬に葉を失わないように管理したいと思います。
そんなウンベラータは約1000日振りに土を入れ替えましたので、しばらくしてから肥料も与え、機会を見て変化の様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したウンベラータの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のウンベラータの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。