こんもりふわふわなシュガーバインに足りないもの

こんにちは。

今回は、こんもりふわふわになったパルテノシッサス属の観葉植物「シュガーバイン」に足りないものを現在の様子と併せご紹介します。

どの植物でもそうですが、特にシュガーバインは水の管理が見た目の様子に直結するので、少しでもタイミングが遅れるとすぐに特徴のふわっと広がったかわいい5枚葉は無残にも傷み、枯れてしまいます。

ただその水やりのコツ(時季と置き場所でのタイミング)さえ掴むことができれば、つるをグングンと伸ばして葉も増え、そのつるがそよ風になびくと心地よく揺れる、感じの良いインテリアグリーンへと育てられます。

そういった様子へ育てたいとUCHIのシュガーバインは吊り下げられる鉢へ植え替えると、なかなか期待通りのこんもりふわふわな様子へと仕上がってきているのですがより理想的な姿を思い描くと足りないものがあります。

そこでそのこんもりふわふわな様子へと仕上がってきているといえる現在の様子と併せ、そんなシュガーバインに何が足りていないのかをご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのシュガーバイン
  • シュガーバインの水やりと足りないもの
  • こんもりふわふわなシュガーバインとつる

 

UCHIのシュガーバイン

UCHIのシュガーバインは2022年10月30日に、スカスカになってしまった様子と合わせ、全体的なボリューム感の改善を目的にして植え替えをした様子をご紹介しました。

 

このご紹介後は植え替えの影響はなく冬も落ち着いた感じで生長しながら過ごしていて、春前からより活発に生長を初め、今では一番の目的だった全体的なボリューム感の改善には成功して、冒頭でもお伝えしているように、なかなか期待通りのこんもりふわふわな様子へと仕上がってきていると思います。

ただこのように順調に目的通りに育てられているシュガーバインですが、より理想的な姿を思い描くと足りないものがあります。

 

それでは順調に育てられているのに、何が足りていないのか前回のご紹介から約6ヶ月半が経った、現在のこんもりふわふわなシュガーバインの様子と併せご紹介したいと思います。

 

 

こちらが植え替え全体的なボリューム感が改善した、UCHIのシュガーバインの様子です。

特徴の優しげに広がる5枚葉が鉢の表面をほぼ全面に覆うまでに増え、上からみた姿はこのようにこんもりふわふわな様子になりました。

 

 

前回の植え替え後の様子と見比べていただくと、上からの様子だけでも全体的なボリューム感の改善には成功したといえそうで、これは植え替えたことも影響があると思いますが、植え替え後の置き場所とこの株と鉢に合った水の与え方のコツ(タイミング)が掴めたことが大きな要因となったと思います。

しかし暖かくなりそのタイミングから少しでも遅れたり(忘れたり)すると、このようにシュガーバインの葉は結構すぐに傷み、枯れたりもしますので水の与え方や湿度の管理はより注意が必要だと感じています。

 

それでは全体的な様子をご紹介する前に、こんもりふわふわな様子を感じられるようになったのは2週間前で、ちょうどその頃からこのままではより良い姿にするには足りていないと気が付き始めた頃でもあります。

その足りていないことへ直接なにかできるわけでもありませんが、意識し始めたころでもあるので、その時の様子と合わせ、葉を枯らさず維持するための水の与え方の変更点をご紹介します。

 

 

シュガーバインの水やりと足りないもの

こちらが冬越しを無事に終え、春前からより活発に生長を始めてしばらくが経った頃の2022年5月7日のシュガーバインの様子です。

この頃辺りから、ご紹介しているような鉢の表面を葉で覆うようなこんもりとした様子へ生長してくれたと感じるようになりました。

 

 

このようなこんもりとした様子へ葉を増やすことができたのは植え替えの影響もあると思いますが、水やりのやり方を変えたことが大きな要因でないかと思います。

水は与え過ぎるともちろん根腐れへと繋がりますので、以前は特に冬は水切れするかしないかの際どいラインまで待つようにしていましたが、これは根腐れは防げても葉が枯れてしまう場合もあるので、葉の量(ボリューム感)を維持できないことに気がつきました。

 

そこで土がやや湿った状態でも冬でもなるべく気が付けばこのように葉水で水分を補うようにしていると、葉が傷むことが減り、そうなると枯れたりすることがグッと減って、その間も徐々に葉が増えるので全体的なボリューム感の改善が期待通りに進みました。

 

 

ただ改善が期待通りに進む一方で、この頃から足りないものと感じ始めたのが、このように鉢から垂れ下がるまでに伸びたつるの本数です。

葉を等間隔に付けながら順調に生長し始めているつるもあるのですが、この様子からお分かりいただけると思いますが、より理想的な姿として葉で鉢を覆うには全体的につるの本数が足りません。

そこでとにかく水切れで葉を弱らせない(枯らさない)ことを意識するしかできませんが、それでも株の状態が維持できればこういったつるをもっと伸ばしてくれるのでないかと考え、注意しながらつるの変化の様子を見守ることにしていました。

 

それではお待たせしましたが、この2週間後の今朝のこんもりふわふわな様子へ生長したシュガーバインの全体的な様子と併せ、つるの変化の様子をご紹介します。

 

 

こんもりふわふわなシュガーバインとつる

こちらが今朝のこんもりふわふわな様子へと生長した、UCHIのシュガーバインの様子です。

鉢の表面の葉の量(ボリューム感)は変わらず維持できていますが、元から伸びていたつるはかなり伸びたものの、そのような勢いで新たに垂れ下がるまでに伸びそうなつるが増えた様子はそれほど感じられませんでした。

 

 

鉢の表面の葉がこんもりとふわふわな様子へと変化したことは満足していますが、鉢まで葉で覆うような様子へ仕上げるためには、この見た目からもお分かりいただけるようにつるの本数が足りていません。

 

 

ただつるは伸び、その伸びたつるには葉が均等に付いています。

これは付いた葉が枯れなかったことと、鉢の表面の葉の量、そして日当たりがいい感じだったことが影響していると思いますので、水の与え方の変更は正しかったのでないかと思いますので、今後も続けたいと思います。

 

 

吊り下げられる鉢へ植え替え、鉢の表面はこんもりふわふわな様子へと育てられたUCHIのシュガーバイン。

そよ風になびくと心地よく揺れる様子は感じられますが、より良いシュガーバインの姿として鉢全体を葉で覆いたいという思いがあり、やはりそういった姿に仕上げるにはつるの本数が足りておらず、増えてくれなければその思い描く魅力的な姿へと仕上げることはできません。

 

どのようにすれば四方八方に垂れ下がるつるを伸ばすことができるのかわかりませんが、まだこれからはより活発に生長が期待できる時季でもありますので、日が当たる向きなどはこまめに調節しつつ、とにかく水切れ(湿度不足)で今付いている葉を枯らさないように気を付け、なるべく足りていないと感じているつるを増やすことを意識して育て、秋までに思い描いている鉢全体を葉で覆う、ふわふわでなくふわっふわのシュガーバインへ育てられたか、その時の様子と併せご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したシュガーバインの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のシュガーバインの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。