こんにちは。
今回は、ややねじれが緩んだように思えたエピプレムヌム属の観葉植物「ポトス・テルノシャングリラ」の植え替えと気になる黒い粒をご紹介します。
生長とともになのか、それとも日当たりや水分、または養分などなんらかのことが影響してなのか、ねじれたような葉が特徴のポトス・テルノシャングリラの葉が、全体的にわずかながら緩んだようにも思えます。
そんなポトス・テルノシャングリラですが、購入当初から気になる黒い粒が付いていて、これは他の植物でもたまに見かけていたので気にしていなかったのですが、しばらく気にかけていない間に増えたような感じがあるので、その対処をするのを期に、植え替えをすることにしましたので、ポトス・テルノシャングリラの植え替えの様子やその気になる黒い粒などをご紹介します。
今回の目次
- UCHIのポトス・テルノシャングリラ
- ポトス・テルノシャングリラの植え替えと黒い粒への対処
- 黒い粒へ対処し植え替えもしたポトス・テルノシャングリラ
UCHIのポトス・テルノシャングリラ
UCHIのポトス・テルノシャングリラは2021年9月23日に、ねじれたようなカタチから生み出される造形美として、特徴の葉の様子を交え初めてのご紹介をしました。
その後は特に変わった様子もなく、環境に慣れ過ごしている感じですが、ふと様子を見てみると、冒頭でもお伝えしたように、生長とともになのか、それとも日当たりや水分、または養分などなんらかのことが影響してなのか、ポトス・テルノシャングリラの特徴のねじれたような葉は、全体的にやや緩んだ(開いた)ように思えます。
ただこのことはあくまでそんな気がしているだけなのかもしれませんが、さらにまじまじと見てみると、そのことより気になることがあることに気が付きました。
またややカビ臭さも感じるので、この気になることへ対処することとも併せ、このまま冬越しまでするつもりでいたポトス・テルノシャングリラを急遽植え替えすることにしました。
それではそういった作業をする前に、まずは前回のご紹介から約1ヶ月半が経った、現在のポトス・テルノシャングリラの様子やその気になる様子をご紹介します。
こちらがややねじれが緩んだように思えた、UCHIのポトス・テルノシャングリラの様子です。
色合いは早い時間に撮影したので明るさなどが影響しているだけで、実際にはあまり変化などはしていません。
そしてなんとなくそれぞれの葉のねじれがやや緩んだような印象がある葉の様子ですが、よく観察して以前の様子と見比べてみると、現実的にはほぼ変わりはなく、もしそうであればねじれが緩んだのでなく、葉がほんの僅かですが大きくなったことなどでそのように感じたのではないかと思いました。
ただこの葉をよく見てみると、実は購入時から気になっていたピンクの円で囲った黒い粒が消えることなく残っています。
このようなものは他の観葉植物を購入した時も付いていた気がしたので、特に対処せずそのままにしていたのですが、この粒のようなものは増えていて、気が付けば近辺の植物にも付いていました。
また植物だけでなく、床やレースカーテンにも所々同じようなものが付いていて、慌てて2、3時間かけて他の植物や部屋中を掃除とアルコールスプレーなどで除菌しました。
ただこの黒い粒、動いたりすることはなく、動物(虫)ではなさげに思え、また付着していた期間から考えると害虫であれば葉が変色したり枯れたりすると思えますので正体は不明です。
そしてポトス・テルノシャングリラもこのままにはできません。
ポトス・テルノシャングリラは植え替えはせず、このまま冬越しまでするつもりでしたが、他にも問題だと感じていることもあり、今できる黒い粒への対処する意味も含め、急遽鉢を購入して植え替えをすることにしました。
それではポトス・テルノシャングリラの植え替えと黒い粒への対処を始めます。
ポトス・テルノシャングリラの植え替えと黒い粒への対処
ポトス・テルノシャングリラを植え替えるために急いで購入してきたのが、他のポトスでも使っているこちらの無印良品さんの白い縦長の素焼きの鉢です。
それではこの鉢へポトス・テルノシャングリラを植え替えます。
まずトス・テルノシャングリラをビニールポッドから抜き出しました。
するとやはりよりカビ臭さを感じます。
そしてこちらがポトス・テルノシャングリラの根鉢の様子です。
その根鉢の一部が白っぽくなっている部分があることがお分かりいただけると思いますが、この辺りがややカビているような様子でしたので、ビニール袋に包んで菌が飛び散らないようにして土をなるべく取り除きました。
そしてこのような状態にまで土を取り除きました。
すると何となくカビ臭さはかなり消えたように思えましたが、問題は黒い粒で、もし害虫なら卵、なんらかの菌などでもある可能性もあるので、全体をさらに洗い流します。
ただ洗い流したたけでは黒い粒は取れず、ティッシュペーパーで取り除きました。
しかしこれだけではまだ安心できませんので、この黒い粒のようなもに有効かわかりませんが、より確実に対処するため害虫対策で使っているベニカXファインスプレーを散布しました。
その後薬剤を散布したので屋外で一晩おき、今朝撮影前に気になったので、ねじれた葉を開いてみると、まだしっかりと浸透していないことはわかっていましたが、所々に黒い粒が残っていたので、結局一枚づづ開いてはティッシュペーパーで拭きとってを繰り返し、また一部の葉は仕方なく切り取り、目視する限りでは全ての黒い粒を取り除きました。
それでは黒い粒へ対処し植え替えもしたポトス・テルノシャングリラをご紹介します。
黒い粒へ対処し植え替えもしたポトス・テルノシャングリラ
こちらが植え替えた、UCHIのポトス・テルノシャングリラの様子です。
いい感じに仕上がりました。
土は一般的な観葉植物用の土でなく、赤玉土7とピートモス3のブレンドの土を使いました。
また他のポトスの生育状態を参考にして、縦長の鉢ならではの深さをやや軽減するため底石を多めに使って底上げするような対処もしました。
そしてこちらが黒い粒のようなものへ対処したポトス・テルノシャングリラの葉の様子です。
黒い粒を除去するのに、一枚一枚葉を開きましたので、仕方はありませんが結果的に自分でねじれをやや緩めてしまうことになってしまいました。
けれどもやはりこのポトス・テルノシャングリラの葉のカタチは魅力的で、綺麗な薔薇(花)には棘があるといったような言葉があるように、トゲとまではなりませんが、やはり筒状になる形状がゆえに、どうしてもこのあたりの手入れがやり難くサボりがちになってしまうので、こうった形状の植物を楽しむ際はやはり丁寧なお手入れが必要だと改めて気が付きました。
白い縦長の素焼きの鉢へ植え替えたUCHIのポトス・テルノシャングリラは、いい感じに仕上がり雰囲気には満足していて、より葉の魅力が引き立つのでインテリアグリーンとして楽しむことができると思いますが、やはり気になるのは今後また黒い粒のようなものが再発しないかといったことです。
この黒い粒は先ほどもお伝えしましたが、動いてはいないと思うのですが、他の植物でも見て取れたので移っている可能性があり、一番影響があるのが夏から秋の間でかなり見た目がよくなったベンジャミン・バロックです。
ベンジャミン・バロックは10月中旬辺りから、室内に取り込み育てていましたが、葉がカールしているので対処が難しいこともあり、また一旦屋外へ移し、薬剤を散布して様子を見ながら、徐々に取り除きながら早めにまた室内へ移したいと思います。
そしてポトス・テルノシャングリラもまだ安心できませんので、せっかく植え替えましたが、もうしばらく屋外の日陰気味の場所に置いて様子を見たいと思います。
結果的には思いもよらないことで特徴のねじれをやや緩めてしまいましたが、ポトス・テルノシャングリラに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したポトス・テルノシャングリラの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のポトス・テルノシャングリラの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。