葉の変色が気になるマッサンゲアナ

こんにちは。

今回は、人気のドラセナ属の観葉植物「マッサンゲアナ」の葉が変色してしまったので、その様子と原因に対処した様子をご紹介します。

マッサンゲアナは「幸福の木」と呼ばれ、観葉植物としては代表的な品種の一種で、比較的に丈夫で育てやすいのですが、やはり様々な要因で葉が変色したり枯れたりします。

UCHIのマッサンゲアナも時季的なことが原因なのか、葉が枯れたり変色したりしているので、その原因を調べ、できることなら対処したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのマッサンゲアナ
  • マッサンゲアナのお手入れ
  • マッサンゲアナの育て方
  • お手入れしたマッサンゲアナ

 

UCHIのマッサンゲアナ

UCHIのマッサンゲアナは 2018年10月1日に、購入した直後の元気な様子をご紹介しました。

 

またこのご紹介では、IKEAで購入した木製の質感がいい鉢カバーに入れ、意気揚々とリビングに飾った様子をご紹介しました。

しかしこのご紹介から約3ヶ月半が経ち、冬ということもあるのか、一部の葉が変色してしまいました。

 

それではまず、マッサンゲアナの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのマッサンゲアナの現在の様子です。

全体的には健康的で、きれいな葉が多いのですが、すでにお分かりになると思いますが、葉先が茶色や黄色に変色している葉がちらほらと目に付きます。

 

 

変色した部分を拡大すると、葉先が茶色く変色して枯れ、そこから徐々に黄色系の色へ変色していることがわかります。

 

 

そして奥の方では葉が全体的に黄色く変色し、先端は枯れて折れ曲がるようになっています。

このような症状には、様々な原因が考えられるようです。

 

葉が変色したり枯れたりする基本的な原因は、いくつかありますのでご紹介をします。

  1. 寒さ(室温)
  2. 日照不足
  3. 水を与える量(多過ぎる・少な過ぎる)
  4. 害虫や病気
  5. 風通しが悪い
  6. 栄養不足
  7. 根腐れ

などが主な考えられる原因です。

 

そこで今回は少しでも今の状態を改善するため、UCHIのマッサンゲアナの状態を調べ、可能なら枯れた葉の除去を含めた簡単なお手入れをしたいと思います。

それではマッサンゲアナのお手入れを始めます。

 

 

マッサンゲアナのお手入れ

まずこのように完全に茶色く変色して、枯れた葉から除去しました。

ここまで茶色く変色した葉はもう機能していないので、除去しても問題はありません。

 

 

次に葉をかき分け、わき芽の枯れた部分を除去しようと思ったのですが、この場所は日に当たらず、葉が入り組んでいるので風通しも悪そうです。

そこでこのわき芽は挿し木にすればいいかと考え、思い切って付け根付近でカットしました。

 

すると何やら米粒のような固形の物体があります。

 

 

明らかに害虫と認識できる白い虫がいます。

調べてみると植物などによく発生する「カイガラムシ」という害虫のようです。

 

この場合早急な対策が必要のようです。

 

今回はこの一匹を見つけたので、他の葉を一枚一枚調べ、見つけては駆除を繰り返しました。

結果的に数匹生息していたことを確認しました。

 

卵などを産みつけている可能性もあるので、今後の対策はUCHIでもお世話になっている市販の薬剤(ベニカXファインスプレー)などを使うのが確実です。

 

カイガラムシは葉の養分を吸汁して成長するので、このままにしておくと最悪の場合、株自体まで枯らしてしまうこともあるようです。

またカイガラムシが一度発生してしまうと、きっちりと駆除や今後の対策をしないと翌年もまた発生してしまう可能性があるようです。

 

因みにこのカイガラムシの発生条件としては、室内で育てていて風通しが悪い場所や、日当たりが悪く薄暗い場所などが発生しやすい環境になるようです。

またこのような場所以外でもカイガラムシは発生してしまうこともあるようですので、予防にはこまめな葉水などをして状態の確認を定期的にするのがおすすめです。

 

またこの状況は以前ご紹介しました、ユッカにも同じような対策が有効です。

 

 

残念ながらこのような状態だったので、挿し木にしようとカットしたわき芽は今回諦めました。

 

ここで一旦、マッサンゲアナの育て方をおさらいしたいと思います。

 

 

マッサンゲアナの育て方

日当たりがよく風通しの良い場所を好みます。

寒さが苦手のようですので冬は室内で葉水などして水分を補い管理します。

 

日当たり

基本的には窓際などの日当たりのある場所が最適ですが、耐陰性もあるので明るい室内でも育てることができます。

 

水やり

春から秋は土が乾いたらたっぷり水を与え、冬はしっかり土が乾いてから適度に与えます。

また、マッサンゲアナは葉水を好むので、葉水をこまめにすることで病害虫の予防になります。

 

基本的なマッサンゲアナの育て方はこちらでご紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

それではお手入れをしたマッサンゲアナをご紹介します。

 

 

お手入れしたマッサンゲアナ

こちらがお手入れをしたマッサンゲアナです。

今回は変色していてもそのまま残した葉もありますが、一応害虫などの被害や残骸らしきものがある葉などは取り除きました。

 

 

このように若干黄ばみがあり、白い小さな斑点のようなものができた葉もあるので、これからもしばらくは気が抜けません。

 

 

UCHIではマッサンゲアナに葉水をよくしているのですが、加湿気味になるとバーグチップがカビてくることが悩みです。

 

今後はこの対策も考える必要があります。

 

今回は完全に変色した葉などは取り除き、変色する原因となった害虫も一応駆除できました。

これで変色の原因をすべて解決できたわけではないと思いますが、今後またマッサンゲアナに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

196日後の様子をご紹介します。

 

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マッサンゲアナの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、マッサンゲアナの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているマッサンゲアナの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。