やっぱり一緒がいいねユッカ・エレファンティペス

こんにちは。

今回は、ユッカ属の観葉植物「ユッカ・エレファンティペス」はやっぱり一緒がいいねといった様子をご紹介します。

ユッカ・エレファンティペスは一般的にユッカと周知されている品種で、葉先が尖っていることもあり、ややツンツンとした少し強めの雰囲気がありますが、またそれが良かったりもする人気の観葉植物です。

ただ園芸店などでよく販売されているユッカといえば大小2株一緒に植えられているものや、3株一緒に植えられているものなども見かけると思いますが、UCHIでも元々は2株一緒に植えられていたものを育てていましたがひと株だけ枯らしてしまったこともあり、ひと株だけで育てていました。

しかしたまたま小さな株を頂くことになり、またそろそろUCHIのユッカ・エレファンティペスも土の入れ替え時だといった偶然にもこういった機会に恵まれましたので、そこで大小2株をひとつの鉢に一緒に植えることにしましたので、それがどういった感じに仕上がったかなどと併せ、その作業の様子などをご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのユッカ・エレファンティペス
  • 小さめのユッカ・エレファンティペス
  • 大小のユッカ・エレファンティペスを一緒に植える
  • ひとつの鉢に一緒に植えたユッカ・エレファンティペス

 

UCHIのユッカ・エレファンティペス

UCHIのユッカ・エレファンティペスは2020年9月13日に、夏の日差しを味方につけたイキイキとした様子と併せ簡単なお手入れをした様子をご紹介しました。

 

このご紹介後の秋以降は室内で育てていて、それなりに日当たりの良い場所に置いているので置き場所を移した影響は比較的なく、まずまずな様子でずっと過ごしてくれています。

そして気が付けば植え替えをしてから1000日以上(約2年10ヶ月)が経っていて、またアノちょっとした癖のようなことも起こっていますので、そこでちょうどユッカ属の植え替えや土の入れ替えをするのに適期だということもあり、土の入れ替えをしようと考えました。

 

それでは作業を始める前に、まずは前回のご紹介から約1年10ヶ月が経った、ユッカ・エレファンティペスの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのユッカ・エレファンティペスの葉の様子です。

室内なのでやはりまた葉が長めになってしまっていますが、それなりの日当たりを確保できているので垂れ下がるというよりは長めながらも特に新しい葉などは上向きで、まずまずな様子で過ごしてくれています。

 

 

ただ根元付近の幹を見ていただくと、置き場所の影響なのでしょうか、癖が再発したかのように以前のように傾いてしまっています。

 

 

そしてこちらがUCHIのユッカ・エレファンティペスの全体的な様子です。

傾いていること以外ではそれなりな様子ですが、何故このように傾くのかと考えると、なんとなくですが植え方に何らかの問題があるのではとも思いますが、今のところ原因がわかりません。

しかしこのような傾きは土の入れ替え時などに調節すればとそのことはあまり気に留めず育てていましたが、植え替えてから2年以上が経つこともありそろそろ土の入れ替え時で、時季的にも適期だということで少し前にホームセンターで観葉植物用の土を購入していました。

そしてタイミングを見計らって土の入れ替えを考えていたのですが、たまたまそんな時に小さめのユッカ・エレファンティペスを頂けることになりました。

 

 

小さめのユッカ・エレファンティペス

こちらが知人から頂くことになった小さめのユッカ・エレファンティペスです。

 

どうやらこのユッカ・エレファンティペスはよく転倒してしまうようで、仕事が忙しくて管理がおろそかになっていることもあり、もし転倒していることに気が付かず枯らしてしまっては可哀そうだということでした。

 

 

そこで少し様子を見せてもらうと害虫などの気配もなく、このように新芽が出てきているので、下葉が枯れているのはやや水切れが原因でないかと推測しました。

 

 

そしてこのように枯れてしまっている下葉はこれぐらいなら対処が可能ですので、取り除いて見た目を整え育てようと思いました。

 

 

そこで手始めに簡単に取り除けられるぐらい枯れている葉は手で、黄色系のやや水分が残っている感じの葉はハサミでカットしてこのように取り除きました。

 

そこでふと思いついてしまいました。

 

 

以前からこのブログをご存じの方は知っておられると思いますが、UCHIのユッカ・エレファンティペスは元々、2株一緒に植えられていたもので、ひと株は転倒などの影響で枯らしてしまい、先にご紹介しているようにそれ以降はずっとひと株だけで育てていました。

 

そこで頂いた小さなユッカ・エレファンティペスの土の状態も良いとはいえない状態なので、園芸店などで販売されているユッカ・エレファンティペスのように、この機会にまた以前のようにピンクの円で囲った辺に植えるイメージで大小2株一緒に植えてみようと考えました。

 

 

大小のユッカ・エレファンティペスを一緒に植える

それではひとつの鉢にこの大小2株のユッカ・エレファンティペスを一緒に植えたいと思います。

因みにちょっと小さめの株の背丈が低くすぎる気もしますが、それはなるべくいい感じのバランスになるよう調節するつもりです。

 

 

まずUCHIのユッカ・エレファンティペスをこのように鉢から抜き出しました。

側面を叩いたり、側面に沿って割りばしのようなモノなどを突っ込んだり(慎重に)するとこのようにきれいに抜き出すことができました。

 

室内での作業なので飛び散った土の掃除のことを考えると嫌になります。

 

 

そして気を取り直してこちらがユッカ・エレファンティペスの根鉢の様子です。

前回の植え替え前より根は増えてしっかりと太く長く生長していますので、株としては順調に生長しているといえそうです。

 

 

また土は再利用したいので、ビニール袋の中で揺さぶっているとこのようにきれいに土だけを取り除くことができました。

 

 

そして細くて枯れているような根などを中心にある程度根の整理もしました。

 

またこの株を植えていた鉢を使うため、この間にさっと鉢も洗いました。

 

 

次に小さめのユッカ・エレファンティペスでも同じように鉢から抜き出し、古い土を振り落としました。

 

するとやや根の生長具合に物足りなさを感じます。

またこの様子は以前植え替えをした時の小さめの株の根の様子に近い感じで少し不安に感じました。

 

 

しかし作業は進めるしかありませんので、根があまりに乾いてもいけませんのでこの先は素早く作業を進めました。

 

 

そして購入していた観葉植物用の土を使って、このような距離感でそれぞれの株を植えました。

また小さめのユッカ・エレファンティペスは背丈が低めなのでそれなりの見栄えになるよう高さを調節もしています。

 

あとは水を鉢の底からしみ出るぐらい与え、風通しの良い場所に置くようにしました。

 

それではまだ作業をして1日しか経っていませんが、どういった雰囲気に仕上がったのか、ひとつの鉢に一緒に植えたユッカ・エレファンティペスをご紹介します。

 

 

ひとつの鉢に一緒に植えたユッカ・エレファンティペス

こちらがひとつの鉢に一緒に植えた、UCHIのユッカ・エレファンティペスの様子です。

なかなかいい感じに仕上がったのではないかと思います。

 

 

大小の株の高さのバランスですが、このような感じに仕上げました。

また植え方としては以前の経験からそれぞれの葉がなるべく干渉しない向きで、少しでも風通しが確保できることを意識しました。

 

 

長く伸びて下向きに垂れ下がるようになってしまっている葉は仕方がありませんが、今ピンと上向きの(中間部より上)の葉はなるべく今の様子を保つようにしたいと考えています。

 

 

UCHIのユッカ・エレファンティペスはたまたまな偶然が重なったこともあり、ひとつの鉢に大小2株を一緒に植えることにしました。

そしてこうして作業を終えた様子を見てみると、ひと株だけで植えているよりも持ち前のツンツンとした少し強めの雰囲気が、大小並ぶことで、個人的にその刺々しさの中に少し優しさというかどこか可愛らしさも感じることができるようになった気がして、率直にやっぱり一緒がいいねといった感じを受けました。

何故園芸店などで販売されているユッカ・エレファンティペス(ユッカ)は2株(またはそれ以上)を一緒に植えられているのかと思っていましたが、他に意味があるとも思いますが、こういった雰囲気が感じられるようになることも一つの要因かもしれないと感じました。

 

ただまだしっかりと根付いているとはいえず、以前の失敗もありますので、もうしばらくはなるべく風通しの良い場所に置いて様子を見て、また今後ユッカ・エレファンティペスに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したユッカ・エレファンティペスの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のユッカ・エレファンティペスの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。