こんにちは。
今回は、誤って転倒させてしまった冬のユッカ属の観葉植物「ユッカ・エレファンティペス」通称ユッカの様子をご紹介します。
植え替え後は、それなりの状態を維持できていたのですが、今月の上旬に誤ってユッカ・エレファンティペスを転倒させてしまいました。
直ぐに植えなおししばらくは問題なかったのですが、転倒させたことが原因なのか、また冬ということも影響してか、葉が変色して状態がかなり悪そうです。
また幹の状態にも不安があります。
そこでユッカ・エレファンティペスに思い切った決断をして作業をしましたので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのユッカ・エレファンティペス
- ユッカ・エレファンティペスのこれまでの様子
- 誤って転倒させてしまった冬のユッカ・エレファンティペス
- 思い切った決断をしたユッカ・エレファンティペス
- わき芽をカットしたユッカ・エレファンティペス
UCHIのユッカ・エレファンティペス
UCHIのユッカ・エレファンティペスは2019年12月7日に植え替え後の様子をご紹介しました。

植え替え後はそれなりの状態を維持できていましがた、今月の上旬に誤ってユッカ・エレファンティペスを転倒させてしまいました。
しかしすぐに元に状態へと戻したのですが、転倒させてしまったことが原因なのか背の低い株の葉がどんどん弱った感じになってしまいました。
そして先日気が付いたのですが、とても不安な様子があります。
それは以前マッサンゲアナで経験した、幹にハリがなく少しブニョブニョした感触になっていることです。

このような状態になったのは転倒させたことが主な原因ですが、時季が冬だったということがより拍車をかけてしまっていると思います。
思い切った対応をする前に、これまでのユッカ・エレファンティペスの様子を簡単にご紹介したいと思います。
ユッカ・エレファンティペスのこれまでの様子
UCHIのユッカ・エレファンティペスは2018年11月27日に初めてのご紹介をしました。

その後2019年5月24日に初めてお手入れをした様子をご紹介しました。

今振り返ると、この時のユッカ・エレファンティペスが状態的に(葉が太く青々として)元気な様子だったのではないかと思います。
そして2019年8月12日に期待に応えてくれたとしてその時のユッカ・エレファンティペスの様子をご紹介しています。

この時は新しい葉などがピンと上向きになって状態もよさそうですが、やや葉が長く伸びて細くなった印象もあります。
その後2019年9月16日にユッカ・エレファンティペスを植え替え後の様子をご紹介しました。

それから2019年12月7日に植え替え後の様子をご紹介しました。

まずまずの状態を維持できていたのですが、誤って転倒させてしまった冬のユッカ・エレファンティペスをご紹介します。
誤って転倒させてしまった冬のユッカ・エレファンティペス
こちらが転倒させてしまったUCHIのユッカことユッカ・エレファンティペスです。
一見しただけでは異変に気がつきにくいかと思います。
まず大き目の株の方ですが、葉も折れ曲がるように下向きになってしまっています。
しかしこの状態ならまだ大きな問題とするまでには至っていないと思います。
そして問題はこちらの小さ目の株の方です。
葉が変色して垂れ下がるようになってしまっています。
近くでみるとより鮮明に状態が悪いことがうかがえます。
大き目の株と比べる歴然とした差があります。
そして問題は葉だけではありません。
そこで悩みましたが、思い切った決断をしたいと思います。
思い切った決断をしたユッカ・エレファンティペス
葉だけの異変ならこのままにして次に春に新しい葉(わき芽)が出るのを待てば問題なさそうですが、小さな株のピンクの円で囲んだ幹がややブニョブニョした感触です。
先ほどお伝えしたようにマッサンゲアナの根腐れした時の感触と似たものがあります。
このままにしておくかかなり悩みましたが、根腐れしてしまってはもうどうすることもできません。
そこで、この決断がいい結果になるかどうかはわかりませんが、ピンクの線の芽をカットして挿し木にしたいと思います。
また大き目の株の方にも同じように枯れた様な葉があるので、この際一緒にカットしておきたいと思います。
このように傷んだ葉はカットしておいきました。
そして清潔なハサミでわき芽を根元付近かカットしました。
そして変色した葉などを取り除きたいと思います。
きれいに枯れた葉を取り除きました。
ピンクの丸で囲んだ部分に気根のようなものがあるので、ここまで土に植え挿し木にしたいと思います。
経験もなくやり方や時季的に条件としてはかなり難しいと思います。
しかしこのまま根腐れしてしまっては何もしなかった事を悔やみますので、正しい決断とも言い切れませんが、今回は思い切って作業しました。
※ユッカ・エレファンティペスは幹をカット(同切り)して挿し木にするほうが成功率は高そうです。
それではわき芽をカットしたユッカ・エレファンティペスをご紹介します。
わき芽をカットしたユッカ・エレファンティペス
余っていたココヤシフィバーでマルチングをしました。
このようにスパッと切断しました。
この断面を見る限りこの位置はまだ根腐れのような状態ではなさそうです。
しかし根元付近はややブニョブニョした感触なので、今後の状況を見守りたいと思います。
それなりの状態は維持できていたのですが、転倒させてしまったことで状態を悪化させてしまったことがとても残念です。
また傾きを修正するとも目的だったのですが、転倒させて慌てて植えなおしたことが原因で、また大き目の株は傾いてしまっています。
しかしこのまま状態を維持して生育期を迎えることができたなら、また少し修正したいと思います。
ですが今は何とかユッカ・エレファンティペスを枯らさないように、状態を維持してくれることを期待したいと思います。
そして一番気がかりなのは小さな株の方です。
何事もなければいいのですが、さすがに状況的に難しいと感じているので、小さ目の株だけではなく挿し木にしたわき芽などにも変化がありましたら、その様子をご紹介します。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
228日後の様子をご紹介します。
