葉の状態が悪いホヤ・カーティシーの植え替え

こんにちは。

今回は、葉の状態が悪いホヤ属の観葉植物「ホヤ・カーティシー」の植え替えをした様子をご紹介します。

つる性の観葉植物を植える鉢には多少こだわりたいといった思いからなかなかそういった植物の植え替えができずにいるのですが、そんな中、購入してから植え替えなどしていないので土の状態が気になっていたホヤ・カーティシーは、悪い予想が的中したかのようにみるみる葉の状態が悪くなってしまいました。

そこでまだ試作品ですがつる性の観葉植物に使うために開発しているオリジナルの丸型のプラスチックの鉢へホヤ・カーティシーを植え替えることにしましたので、葉の状態などの現在の様子と併せ、その植え替えの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのホヤ・カーティシー
  • ホヤ・カーティシーの植え替え
  • 丸型の鉢へ植え替えたホヤ・カーティシー

 

UCHIのホヤ・カーティシー

UCHIのホヤ・カーティシーは2021年12月29日に、小さな葉の中に入る模様がまるで迷彩柄のような様子や花へ興味があることなどと併せ初めてのご紹介をしました。

 

このご紹介後は室内といえど、時季的なことで生長しているといった様子はなく変化のない日々を過ごしていました。

しかしその後の春も、そして夏の間もそれほど変化はないまま過ごしていたのですが、夏ももう終盤といった先週辺りから突如葉の状態が悪くなり、今ではこのままにしていると遅かれ早かれ枯れてしまうのではないかといった様子にまで状態が悪化しています。

 

それではまずは前回のご紹介から約8ヶ月が経った、現在の葉の状態が悪くなったホヤ・カーティシーの様子をご紹介します。

 

 

こちらが葉の状態が悪くなった、UCHIのホヤ・カーティシーの様子です。

以前の様子と見比べていただくと明らかに葉の様子が違うことがお分かりいただけると思います。

 

こういった葉の様子の場合、病害虫でない場合は水不足かその逆の水の与え過ぎによることによって蒸れてしまっていることが考えられるのではないかと思います。

 

 

ただホヤ・カーティシーは普段は100円ショップのアイテムを使ってこのようにして窓際の棚に吊り下げていますので、底からも比較的空気が入りやすくなっているので蒸れではないと思いますが、状態から断言はできません。

 

 

そして葉の様子をご紹介すると、8月上旬から中旬に差し掛かるまでは特に異変もない写真中央の葉のような葉が広がっている状態でした。

 

 

しかし中旬以降から急にこのように枯れたり、縮れたりする葉が目立つようになりました。

 

 

そして思い返すとそういった兆しのひとつが水を与えても水はけが悪いような気がしていて、土の状態が気になっていましたが冒頭でお伝えしているように、つる性の観葉植物を植える鉢には多少こだわりたいといった思いからなかなかそういった植物の植え替えができずにいて、また夏場で気温が高く外出時はエアコンを止めていたので気温が上がり過ぎて吊り下げているといえどやはり土の状態と蒸れによって葉の状態(株の状態)を悪くしてしまったのではないかと思います。

 

そこでこのままにしておくことはできません。

ただ土を入れ替えるだけもどうかと思いますので、まだ試作段階ではありますがつる性の観葉植物を植えようと考えている鉢がありますので、その鉢へ葉の状態が悪いホヤ・カーティシーを植え替えることにしました。

 

 

ホヤ・カーティシーの植え替え

ホヤ・カーティシーなどのつる性の観葉植物を植えようと考えている鉢ですが、まだ試作品ですがこちらのような丸型のプラスチックの鉢を考えていました。

この写真の鉢は大きさが違いますが、同じサイズのものを棚に並べて飾りたいと考えています。

 

 

そこでこの鉢にはちょっとした工夫があり、それはうまくいくかわかりませんがつるが伸びて垂れ下がる向きをなるべく正面へ向くように反対側をやや高くなるようにしています。

これは棚などに置いた場合場所によっては壁側となることがあるので、そういった場合は反対側への生長は避けたいので反対側へ延びることへ制限(負荷)をかけるためにこのような形状にしました。

しかし勢いよく伸びる植物に対してはあまり効果が期待できない可能性も高く、また風通しも悪くなるので丸型の鉢としては欠点にもなりかねません。

 

 

そこでこの鉢も内側に「UCHI de GREEN」とロゴを窪ませて刻印していますが、この部分などに風通しをよくする改善するための策もあるのですが、なかなか思い通りにできていません。

そしてそういったことや傾斜角度などもテストしつつ調節しながら開発してからつる性の観葉植物を植え替え、並べて飾る(置く)といったことを考えていたのですが、ホヤ・カーティシーの様子から思い切って試作品ではありますがこの鉢を導入していこうと思います。

 

 

それではこちらのプラスチックの丸型の鉢(小さな方)へホヤ・カーティシーを植え替えたいと思います。

 

 

まずホヤ・カーティシーをビニールポッドから抜き出しました。

すると表面の土の様子とは違いまだ土もそれほど悪いような気もしませんが、水はけの悪さからこのままではなく新しい土を使って植え替える準備をしたいと思います。

 

 

初めは軽くほぐし、揺さぶるようにして土を古い落とすとそれなりに取り除くことができますが、さすがに先日植え替えの様子をご紹介したピンクザラゴーサのように土が乾いているわけではないのでただ揺さぶるだけではきれいには取り除けませんでした。

 

 

しかしゆっくりと丁寧に古い土を取り除き、そして枯れた株だけをこのように取り除きました。

 

あとは赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1のブレンドの土を使って植えて、水が鉢からあふれ出るまでタップリと与えました。

 

それでは作業をして1日置いた、丸型の鉢へ植え替えたホヤ・カーティシーをご紹介します。

 

 

丸型の鉢へ植え替えたホヤ・カーティシー

こちらがオリジナルの丸型の鉢へ植え替えた、UCHIのホヤ・カーティシーの様子です。

撮影のため撮影台の中央に置いているのであまり理想的な見栄えではありませんが、つるの垂れ下がり方(向き方)としては一応理想の方へ向いてくれているといった感じです。

 

 

ただ実際に植え替えてみると、やはり傾斜が足りない気がするのですがあまり傾斜を付けすぎると前方がかなり浅くなるので、そのバランスが難しいので結果次第ではさらなる形状の改善が必要です。

そしてもちろん日が当たる向きなどもあると思いますが、この写真でいうとこのままなるべく左側へ伸びてくれるか観察したいと思います。

 

 

ただ今はそういった問題よりもホヤ・カーティシーの状態です。

このようになった葉が改善するのは難しいと思います。

 

 

しかし少ないですがまだこのようなハリと硬さのある葉もあるので、ここからこういった株だけでも増えて、見た目が改善してくれることに期待したいと思います。

 

 

UCHIのホヤ・カーティシーは葉の状態が悪いというよりは株の状態に問題がありそうですが、植え替えにはまだ試作品ですがオリジナルの丸型の鉢を使い植え替えを決行しました。

そして新しい土を使っているので水を与えてもべちゃっとなることはなく、さっとしみ込んで引いていく感じにはなりましたが、土を入れ替えたからといって必ずしも改善するわけではありませんが、まだ状態が悪くない葉(株)もあるので少なくともまだまだ可能性はあると思います。

 

ホヤ・カーティシーも鉢もどちらも改善が必要ですが、植え替えたホヤ・カーティシーに今後より良い改善が見られることに期待して様子を見守りたいと思います。

 

今回ご紹介したホヤ・カーティシーの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のホヤ・カーティシーの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

ホヤ・カーティシーの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、ホヤ・カーティシーの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているホヤ・カーティシーの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。

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